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今そこにある危機(122) [国際・政治情勢]

「民主党こそ“官僚丸投げ”

山形浩生(評論家兼業サラリーマン)

(VOICE 2009年10月20日掲載) 2009年10月24日(土)配信

<詰めの甘さが露呈>

 民主党が政権の座に就くことになってから、執筆時点で1カ月弱が経過している。いまのところ、あらゆる点で迷走している、といわざるをえない状態だ。

 二酸化炭素排出を1990年比で25%減らすという(絶対にできるわけがない)旗印だけ掲げて、それをどうやって実現するかという中身については見せられるものがないという惨状で、それなのに首相は国連に出掛けて、目処もついていない数字を国際的に約束してしまう。

 高速道路無料化は、じつは選挙のための方便で、やっぱり有料のところは残すという豹変ぶり。補正予算の執行中止もどんどん尻すぼみになる一方だ。

 八ツ場ダムも、建設中止するほうがお金が掛かることがわかり、何のための建設中止だかわからない状態だ。

 子ども手当も所得制限で揉めており、その他各種政策も政府内のあちこちで内紛状態で、詰めの甘さが次々に露呈している。そして調整なんか何も要らずに、すぐにできるはずの記者会見開放も、一向に進まないようだ。

 そしてぼくが最もダメだと思うのは、官僚主導から政府主導へ、というお題目を掲げつつ、そもそもそれがどういう意味かわかっていないらしいという点だ。

 いまの進め方を見ていると、基本的には官僚たちの話を聞かない、というのが基本線らしい。そして大臣さんなどが、思い付きで何の裏付けも根拠もない個別の政策をメディアに向かって華々しく宣言してみせる。でも、その具体化方策は官僚に丸投げする、ということらしい。高校無償化、という政策を大臣と側近が官僚たちとの事前の打ち合わせもなくぶち上げて、なぜそれが必要かという説明も一切なしに、その財源ややり方は官僚が勝手に考えろ、ということのようだ。

 さてぼくが官僚なら、そんなバカな話にまともに対応したりはしないだろう。官僚だってない袖はふれない。

 それにいまだと、できませんといっておけば民主党はすぐにへっぴり腰になるようだから、ぼくなら徹夜したふりして、いまは無理だけど5年後ならできるかもしれませんとかいう結果を出してお茶を濁しておく。大臣さんは何もわかってないから、いうこと聞くしかないでしょ。

 もし政府主導にしたいなら、できないわけじゃない。でもそのためには、それぞれの大臣さんが、自分の担当する省庁の政策バランスをどう考えるのか、という全体像をまず提示しなくてはならない。

 どの分野を増やし、どの分野を削るのか。それをどういう考え方に基づいて行なうのか。友愛だの生活重視だのというお題目じゃない、価値観とその優先順位を示してもらわないと。

<「無駄」など出てこない>

 それを行なったうえでなら、その具体的なかたちとして個別の政策を推進してもいいだろう。そして、その全体像があれば、どこに力点を入れてどこを薄くするか、という指針があるので、官僚だってあれこれ動く余地がある。

 もちろんそのためには、大臣さんたちがかなり勉強しないとダメだ。その担当分野で何が大きな課題であり、いまはどういう考え方でそれに対応しているのか。ほんとは政権取る前にそれをやっておいてほしいんだけど、民主党は明らかにそれをサボっていたようだから。

 で、財源の話になると必ず出てくるのが「無駄をなくす」というバカの1つ覚えだ。でもどう考えてもぼくは、いまの政府予算で「無駄」なるものがそんなには出てこないと思う。

 いまだって、部局間、省庁間で予算の取り合いは熾烈だ。財務省だって予算を厳しくチェックする。その網の目をかいくぐって明らかな「無駄」を残すのは、そんなに楽じゃないんだから。

 いまいろいろ無駄があるように見えるのは、結果としての無駄だ。道路建設でも空港建設でも、実際につくってみたら全然使われませんでしたというケースは多々あって、それを見てみんな無駄が多いという。でも後知恵なら何とでもいえる。八ツ場ダムの1件で、民主党政権はすでに実施中のプロジェクトの費用計算さえまともにできないことを露呈してしまった。

 事前の無駄を見つけることなんて、できるわけがない。まして、いまの様子だと、予算の「無駄」を見つける仕事は、そもそもその予算をまとめた官僚たちがやるらしい。あほくさ。官僚たちが自分の間違いを積極的に探すと思う?

 そんなこんなで、このままだと民主党政権はおそらくほとんど何も実現できないだろう。それを彼らは「官僚の妨害に遭った」と責任転嫁するだろうけれど、でもそれはひとえに、民主党の政権担当能力不足のせいでしかない。

今後、それが急速に改善されることをぼくは本当に願っているけれど、でもまったく期待はしていない。」


上記の記事の如く、私も民主党にはな~んにも期待していません。自分勝手な机上の空論で、実行不可能な民主党の政策には、もうウンザリです。そもそもこの政党には政権担当能力が明らかに欠如していると言わざるを得ません。自民党が早期に再生して、『政権交代』してくれることをひたすら望むばかりです。

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月面に地下への謎の縦穴 [社会情勢]

「月面に地下への謎の縦穴

2009年10月24日(土)18時27分配信 共同通信


 月周回衛星かぐやのカメラが撮影した、直径60~70メートルの縦穴(宇宙航空研究開発機構提供)

 月の表面に地下深くに通じる直径60~70mの縦穴が開いているのを宇宙航空研究開発機構のチームが月周回衛星かぐやの探査データから24日までに発見。こうした縦穴発見は初めてで、穴の底に横長空洞がある可能性が高いとみている。空洞が確認されれば、将来の有人月探査基地の有力な候補になるという。かぐやの地形カメラや近赤外線カメラがとらえた月面画像を分析。「嵐の大洋」と呼ばれる平らな地形に縦穴を発見した。」


かなり大きな穴ですね。何か人工的なもののようにも見えますね。内部に空洞があれば、将来、日本が有人月探査基地を作るのに適しているそうですが、日本が月面に基地を置くようになるのは、まだまだ先の話でしょう。米国は経済破綻で、宇宙開発どころではないようですし、日本もそんな余裕はないでしょうから・・・。

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犬夜叉 -完結編- 第4話「竜鱗の鉄砕牙」 [アニメ]

<犬夜叉 -完結編- 第4話「竜鱗の鉄砕牙」>


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犬夜叉 -完結編- 第4話「竜鱗の鉄砕牙」

<動画リンク>犬夜叉 -完結編- 第4話「竜鱗の鉄砕牙」↓
http://say-move.org/comeplay.php?comeid=32203

脚本:隅沢克之
絵コンテ:青木康直
演出:いわもとやすお
作画監督:小田多恵子、しまだひであき

刀鍛冶の刀秋が竜人の鱗で打った妖刀・奪鬼が完成。交えるたびに邪気で蝕み、鉄砕牙の妖気を奪おうする奪鬼に犬夜叉は勝てるのか!? 一方、毒蛾に掠われた妖狼族の子供を助けようとした鋼牙は、魍魎丸と対決するが…。

妖刀・奪鬼と魍魎丸に犬夜叉と鋼牙は大苦戦しましたが、鉄砕牙は龍鱗の鉄砕牙へと進化し、魍魎丸も何とか撃退しました。相変わらず奈落とその分身は高見の見物ですけど。

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<中国人が見た日本>中国人が思う「日本の良さ」 [国際・政治情勢]

「<中国人が見た日本>日本に来て味わった「生まれて初めての自由」

2009年10月24日(土)22時17分配信 Record China


22日、中国のブログサイトに「日本に来てどんな良いことがあったか」と題したブログ記事が掲載された。筆者は中国での安定した生活を捨て、40歳で来日。生まれて初めて法治国家の自由な生活を味わった。写真は豊かな自然が残る沖縄のビーチ。

2009年10月22日、中国のブログサイト・新浪博客に「日本に来てどんな良いことがあったか」と題した記事が掲載された。筆者は中国での安定した生活を捨て、40歳で来日。生まれて初めて法治国家の自由な生活を味わった。

筆者が日本に来て味わった「良いこと」の1つは、「汚染の少ない綺麗な空気」。晴れた日は青く澄んだ空が広がり、新鮮な空気が胸にしみわたる。中国にいた時のように窓をしっかり閉めたり、マスクやスカーフを巻いて外出したりする必要もない。水道水を直接飲んでもお腹を壊さないし、夏になってもハエが大量発生しない。

2つ目の「良いこと」は「一流のサービス」。レストランやデパートはもちろんのこと、市役所や入国管理局、ハローワークなどの公的機関でも「神様」のような扱いが受けられる。中国の役所は受け付けてもらうだけでも大変な労力を要するが、日本ではこちらが困った様子を見せるだけで積極的に声を掛けてもらえる。周到な気配りがすごい。

そして、3つ目は「自由」。法治社会とはどんなものかを身を持って体験した。法治社会に生きる国民は個人の自由と権利が保障されており、国民1人1人の個人情報も法律で守られている。国民は法律の許す範囲で自らの意のままに生活することができ、いかなる侵害や妨害も受けない。(翻訳・編集/NN)」

「<中国人が見た日本>我慢強い日本の子ども、教育の素晴らしさ実感

2009年10月23日(金)12時42分配信 Record China


子どもをどのように教育するかは永遠の悩み。特に一人っ子政策がある中国では子どもが甘えん坊になってしまうと困っている親も多い。そうした中、ある中国人はブログで「日本の子育ては我慢強い子どもを育てている」と驚きを持って語っている。写真は遼寧省の小学生。

子どもをどのように教育するか、どこの国の親であろうとも永遠の悩みとも言える。特に一人っ子政策がある中国では子どもが甘えん坊になってしまうと困っている親も多い。そうした中、ある中国人は「日本の子育ては我慢強い子どもを育てている」と驚きを持って語っている。2009年10月20日、新浪ブログが掲載した。以下はその抄訳。

以前、広場で遊ぶ日本人の女の子を見たことがある。中国人の子ども同様、元気いっぱいで遊んでいたが、そのうちつまづいて転んでしまった。したたかに顔を打ったようだが、黙って起き上がりまた遊び始めた。

その女の子の我慢強さがなんとなく印象に残っていたが、本当の意味でその素晴らしさを理解したのは自分の子どもが生まれてからだった。ある時、日本で生まれ育ったという兄妹と自分の子どもが一緒に遊ぶ機会があった。草でケーキを作っていたところうまくできない子どもはかんしゃくを起こして兄妹のケーキまで壊してしまった。

子ども同士のこと、絶対にけんかになると思ってみていると、兄はにこりと笑ってまた一緒に遊び始めたという。こうした我慢強さは日本の教育が生み出したもの。子どもとは教育によって作り上げられていくのだということを改めて感じさせられた。(翻訳・編集/KT)」



上記の記事の如く、我々日本人が普段、常識だと思っていることが支那人にはとても素晴らしいことだったりします。日本人は日本の素晴らしさを再認識して、失った誇りを取り戻して欲しいです。日本という国を守るのに右とか左とか関係ないと思います。どんなに日本の現実社会でひどい目に遭っても、日本人の誰もが自分達の住んでいるこの日本という国を本気で亡くそうとは考えてはいないはずですから。

私はなぜ「中国」を捨てたのか (WAC BUNKO)

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私は「毛主席の小戦士」だった―ある中国人哲学者の告白

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今そこにある危機(121) [国際・政治情勢]

NHK偏向報道 「客観的判断」 台湾人は怒る

2009年10月6日(火)8時0分配信 産経新聞

 NHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー アジアの“一等国”」の番組内容に偏向・歪曲(わいきょく)があったと批判が相次いでいる問題は、国内だけでなく台湾人社会でも批判が広がっている。彼らは何に怒り、なぜ怒りが収まらないのか。

                   ◇


 ■要人も批判


 番組への批判は台湾要人からも相次いでいる。


 「制作者に問題がある。NHK全体の問題か、制作者本人の曲がった考えに根ざすのか。いずれにしても彼らの手にかかると曲解された形で放送されてしまう。報道に携わる人間のあるべき態度ではない」


 訪日した台湾の李登輝元総統は離日直前の9月9日、記者会見で番組をこう批判した。


 駐日大使館にあたる台北駐日経済文化代表処の元代表、許世楷(きょせいかい)氏もTV局「チャンネル桜」のインタビューで「営々と築きあげた両国の関係を壊す番組。台湾統治に限らず、歴史事象には一様に明暗があり、取り上げ方が重要。この番組はネガティブな要素ばかりをクローズアップしている」と指摘。「番組制作者が一体どこまで作為的だったのか。とても気になった」と憂慮する。


 「出演者の発言は普段の言動と全く違う発言だった」。こんな違和感も台湾人から多く聞かれる。


 さらに台湾人の怒りを増幅させているのがNHK側の対応だ。


 《パイワン族の人たち自身が当時どう受け止め、感じたかということは、「人間動物園」の事実を左右するものではありません。こうしたことは台湾の方々にとっても心地よいことでないことはもちろんですが、番組は当時の状況の中でおきた事実としてあくまでも客観的に伝えたものです》(NHKのHPより)


 ■「人間動物園」


 NHKは、1910(明治43)年の日英博覧会のパイワン族の写真に、「人間動物園」の文字をかぶせ、ナレーションで《イギリスやフランスは博覧会などで植民地の人々を盛んに見せ物にしていました。人を展示する「人間動物園」と呼ばれました》と放送した。


 英仏の動物園では植民地の人間を見せ物にすることがあり平成になって仏人学者が「人間動物園」と称した。NHKはこの学説などを根拠に、パイワン族の展示も「人間動物園」にあたるとした。しかし、自分たちを世界に知らしめた栄誉な機会と今でも考え、美しい記憶として伝えてきた台湾南部の高士村の多くの人は収まらない。パイワン族からは「NHKに聞きたい。日本政府が当時、『人間動物園』などという言い方をしていたのか。あの展示が『人間動物園』と呼ばれること自体、パイワン族の尊厳を傷つける番組で、私たちには理解できない」と怒る。


 ■「民族差別的だ」


 日本李登輝友の会の柚原正敬事務局長は「NHKは学者に依拠して客観的というが、それが紛れもない客観的事実だと判断したのは他ならぬNHKなのです」と指摘。「パイワン族が当時、どう思ったかは事実認定を左右するものではない、というのも民族差別的な意識をNHKに感じ、人権侵害と感じている」と現地の思いを代弁する。」

「NHK台湾偏向報道問題 1900人が2次提訴 「自尊心傷付けられた」

2009年10月7日(水)8時0分配信 産経新聞

 NHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー アジアの“一等国”」の番組内容に偏向・歪曲(わいきょく)があったなどとして、視聴者がNHKに損害賠償を求めた訴訟で、新たに出演者や台湾人ら約1900人が6日、約2600万円を求めて東京地裁に提訴した。1次提訴とあわせた原告は計約1万300人、請求総額は約1億1千万円になった。

 訴状によると原告側は、番組について、「取材に応じた台湾人の話を、一方的に都合良く使っている」などと指摘。1910年にロンドンで開かれた「日英博覧会」で台湾の先住民族・パイワン族の生活状況を実演紹介した企画を、番組内で「人間動物園」と表現したことが事実の歪曲にあたるなどとしている。2次提訴には、コメントが放映された女性らパイワン族37人も加わった。


 提訴のため来日したパイワン族の原告4人らが東京・霞が関の司法記者クラブで会見。原告男性の1人、華阿財さんは「なぜ事実に合わないことを発表して世界に伝えるのか。当時、日本人はわれわれに敬意を持って接してくれた。民族の自尊心が傷付けられた」と怒りをあらわにした。


 NHKは「訴状が届いていないので申し上げることはない」としている。」


台湾の人たちの怒りはよく分かります。私も日本人として、先人たちが台湾で善政を敷いたことを誇りに思っており、それを捏造によって事実を歪曲することで貶めるような報道を全世界に向けてしておきながら、全く謝罪しようともしない不遜な態度には正直、もう頭に来まくっています。父がNHKをよく見ているので、NHKとの契約を破棄も出来ず、仕方なくNHKを絶対視聴しない方針を取っています。

NHKの正体―情報統制で国民に銃を向ける、報道テロリズム(OAK MOOK 293 撃論ムック)

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今そこにある危機(120) [国際・政治情勢]

「「お言葉、コメントすべきでなかった」首相の懇談要旨

2009年10月24日(土)22時53分配信 読売新聞

 【ホアヒン(タイ中部)=円入哲也】鳩山首相が24日行った同行記者団との懇談要旨は次の通り。

 【普天間飛行場移設問題】閣僚が自分のいろんな思いを述べることはあってもいい。ただ、最後は私が決める。日米合意も大事だ。選挙で我々が訴えたことも大事だ。沖縄県民の心は一番尊重しなければならない。それを勘案しながら、しかるべきところで私が判断する。(岡田外相の発言は)ひとつの大臣の考え方だと理解してほしい。(結論を出す時期は)選択肢を様々に、新たに調査している段階だから、当然それなりに時間はかかる。オバマ米大統領が来るまでにということで、急がなければならないとは思っていない。

 【外相「お言葉発言」】

 天皇陛下のお気持ちを推し量ることはできない。(外相は)コメントをあまりすべきではなかった。

 【東アジア共同体構想】 米国を排除するつもりはない。私の頭の中にどの国が入って、どの国が入らないとは考えていない。

 【個人事務所問題】

 個人として事務所を借りる中で、様々な原稿を書いたり、接客などの活動をしている。(家賃を)政治資金収支報告書に記載する義務はないと理解しており、法的に問題はない。」

「首相「東アジア共同体」構想、ASEAN賛同の声

2009年10月25日(日)2時49分配信 読売新聞


ASEANプラス3首脳会議の冒頭、記念写真に納まる鳩山首相(中央)=24日、タイ・フアヒン(共同)

 【ホアヒン(タイ中部)=佐藤昌宏、円入哲也】鳩山首相は24日、日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)、ASEAN・日中韓(ASEANプラス3)の第12回首脳会議に相次いで出席した。

 日・ASEAN首脳会議で、首相は持論の「東アジア共同体」構想を説明。「日本の外交政策として、日米同盟を基軸に位置づけている」と前置きした上で、「共同体構築という長期的ビジョンを掲げ、開かれた地域協力の原則に立って、協力を着実に進めたい」と述べた。アジア重視とともに、米国の関与を求める立場を強調したものだ。

 ASEAN側からは「長期的なゴール」として賛同する声が出た。首相は2015年を目標とするASEAN共同体構築を積極的に支援するため、メコン川流域開発や感染症対策などの協力強化を表明した。」

「ASEAN諸国、「東アジア共同体」に期待と不安

2009年10月25日(日)0時14分配信 読売新聞

 【ホアヒン=佐藤昌宏】鳩山首相と24日に初の顔合わせをしたASEAN10か国首脳は、半数が首相の「東アジア共同体」構想に日・ASEAN首脳会議で言及するなど、大きな期待感を表明した。ただ、日中韓が先行する形となりつつあることには、「地域統合の中核」の座を奪われかねない、と危機感も示している。

 ASEAN側は、鳩山政権のアジア重視により、政府開発援助(ODA)や民間投資の増加、技術移転の増進に期待する。域内で影響力を増す中国に対する「重し」の役割も求めている。

 ASEANはこれまで、ASEAN・日中韓(プラス3)首脳会議、ASEAN地域フォーラム(ARF)などを通じ、歴史認識などで関係がぎくしゃくする日中韓に代わって指導力を発揮してきた。孤立する北朝鮮に対しても対話の場を提供、アジアの「結節点」を自任しており、2015年の共同体化をテコにさらにその役割強化を狙っている。

 こうした中、鳩山首相が今月10日、訪問先の北京で、「東アジア共同体の核となるのは日中韓3か国」と発言したことに、ASEAN側は一気に警戒感を募らせた。

 24日のASEAN首脳会議の議長声明は、「ASEANを中核とする将来の地域構造」という語句を盛り込み、今後もASEANが地域統合の中心となる決意を示した。」

「首相、米への配慮で「日米同盟が基軸」と強調

2009年10月24日(土)23時30分配信 読売新聞

 【ホアヒン(タイ中部)=円入哲也】鳩山首相が24日、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳らとの一連の会議で、「東アジア共同体」構想にからみ、日米同盟の重要性に言及したのは、沖縄の米海兵隊普天間飛行場の移設問題をめぐって日米関係が緊迫する中、自らが提唱する共同体構想が「米国外し」でないことを明確にする必要に迫られたためだ。

 「日本の新しい外交政策として、日米同盟を外交の基軸に位置づけている。同時に、東アジア共同体という長期的ビジョン(構想)を掲げている」

 首相は24日、ASEAN10か国の首脳や中韓両首脳を前に、東アジア共同体の説明よりも先に、日米同盟の重要性にわざわざ言及した。今月10日、北京で行った同じ中韓両首脳との会談で、「今まで米国に依存しすぎていた」と語った姿勢からは、様変わりだ。

 米国がいない首脳会議の場で、首相が真っ先に日米同盟の重要性を強調するのは異例ともいえ、日本外交の「基軸」が、足元で大きく揺らいでいることを逆に印象づけた。

 普天間移設問題で、日米合意の見直しにこだわる鳩山政権に対し、米側は現行計画の履行を強く求め、日米間はきしんでいる。首相が「米国外し」の構えを続ければ、11月のオバマ大統領来日前に、両国の亀裂は決定的になりかねない。首相は24日夜、同行記者団との懇談で、「米国を排除するつもりはない」と改めて強調し、「日米と東アジアが両方とも重要だというメッセージを出すことが大事だ。一方に偏らないようにしている」と述べた。

 日・ASEAN首脳は24日夜、議長声明案をまとめ、東アジア共同体について、「開放性、透明性、包括的な原則に基づく東アジア共同体構築に向けた努力を活性化させる日本の構想を評価する」と言及した。」

「中国首相、ASEANへの経済支援強化を表明

2009年10月24日(土)21時20分配信 読売新聞

 【ホアヒン(タイ中部)=若山樹一郎】中国の温家宝首相は24日、ASEAN首脳と会談し、今後、ASEANに対する経済協力を拡大させ、関係強化を図ると方針を表明した。新華社通信が伝えた。中国は「東アジア共同体」構想を掲げる鳩山新政権の動きが、この地域での日本の影響力拡大につながるとして神経をとがらせており、経済支援攻勢を加速させている。

 温首相は会談で、中国政府は〈1〉総額100億ドルの「中国ASEAN投資協力基金」の設置〈2〉150億ドルの融資――などを決め、すでにASEAN域内の交通網整備などのために10億ドルの資金が準備できつつあることなどを説明した。

 これに対し、ASEAN側は懸案の域内の物流・通信インフラなどの整備につながるとして、歓迎の意を表明した。

 中国とASEANは今年8月、相手国の投資家を平等に扱うことなどを定めた投資協定に署名。協定は来年1月に発効する予定で、温首相は今回の会談で「双方の関係にとって、重要な里程標となる」と強調した。

 「東アジア共同体」の基礎となる自由貿易圏の範囲を巡っては、中国はASEANプラス3(日中韓)を主張。日本などは、インド、豪州、ニュージーランドを加えた計16か国を想定しており、対立がある。」

「東アジア共同体構想 同床異夢…中国“横取り”

2009年10月25日(日)8時0分配信 産経新聞

 【フアヒン(タイ中部)=宮野弘之】タイで開かれている東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の首脳会合で日本と中国は24日、「東アジア共同体」構想に向けた姿勢をそれぞれ表明。共同体をめぐる地域での主導権を競う形となった。これに対し、ASEAN首脳は将来の統合の形としての共同体構想は歓迎しながら、あくまで「ASEAN統合が第一歩」(アピシット・タイ首相)として日中の綱引き合いに警戒感を隠さない。インドやオーストラリアの思惑も交錯し、東アジア共同体構想は、まさに同床異夢といえそうだ。

 「東アジア共同体構想について伺いたい」。ASEAN首脳会合の議長を務めるアピシット首相は24日、鳩山由紀夫首相との会談の冒頭、こう切り出し、説明を迫った。


 「われわれはこれまで成し遂げたことを誇りを持って振り返ることができる」と、一連の首脳会合の開会宣言で強調したアピシット首相はじめASEAN各国首脳にとっては、日本の提案はこれまでの取り組みを、まるで評価していないように映ったようだ。


 日本に対するASEAN側からの小さな疑念のすき間を縫うように、中国の温家宝首相は24日のASEAN首脳との会談で、ASEAN統合への協力推進とともに将来の共同体実現に向け協力していく考えを示し、中国主導での共同体実現に意欲を示した。


 先の日中首脳会談で日本側が東アジア共同体について説明した際の反応は冷ややかだったにもかかわらず、今回のASEAN首脳会合の直前、中国外務省幹部は、記者会見で中国が同構想を会合で取り上げる方針であることを表明した。


 中国はASEAN首脳との会合でASEAN向けに創設する100億ドルの投資協力基金などを活用しASEAN加盟国間の格差を是正し統合を促すことなどを表明。さらに知財保護を含めた情報交換を行うASEAN・中国センターの創設などを盛り込んだ覚書をかわした。来年1月には中国・ASEAN自由貿易協定(FTA)に基づきASEAN中国自由貿易圏(ACFTA)が事実上スタートする。中国を中心とする経済圏構想は着々と形作られている。


 いまのところ中国は「東アジア共同体」にどの国が含まれるのか言及していない。日本はこれまで中国を牽制(けんせい)する意味で、インドやオーストラリアがASEANとの連携を強化することを支援してきた。もっとも、オーストラリアのラッド首相は昨年来、米国も含むアジア太平洋共同体の2020年までの創設を提唱。25日の東アジア首脳会議で各国に同構想を改めて説明し、賛同を求めていく考えだ。」


鳩山首相の自画自賛の日本主導による『東アジア共同体』をASEANでも脳天気にも大々的に宣伝した訳だが、ASEAN、中共支那ともに表面的に批判はなかったもののそれぞれが東アジアでの主導的な役割を自任している以上、それぞれの思惑が交錯して、本音では賛同などしていない。国際社会はそう甘くはないのだ。また、鳩山首相は、あれだけ国連でのオバマ米大統領との首脳会談で『日米同盟の重要性』を確認しながら、ジャスコ岡田外相の『東アジア共同体からの米国外し』に大した批判もせず、その後の日中韓首脳会談の際は、『今まで米国に依存しすぎていた』などとほざいていたくせに、今度はコロリと態度を急変し、米国がいないASEAN首脳会議の場で、真っ先に日米同盟の重要性を強調するなど、ブレてブレてブレまくり、日米関係が悪化していることを海外に更に印象付けてしまった。米国とも日米同盟に亀裂が入り、中共支那からは舐められつつも警戒され、ASEAN諸国には、ASEAN諸国の今までの『アジアの結節点』・『アジア地域統合の中核』としての役割を評価せず、『東アジア共同体の中核は日中韓三か国』と唱え、ASEANという既存の『アジア地域統合の中核』を無視するような発言で、いらぬ警戒心を生じさせてしまった鳩山首相の責任は重大である。

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