SSブログ

今そこにある危機(57) [国際・政治情勢]

「東アジア共同体構想に“疑問” シンガポール首相 あすから訪日

2009年10月4日(日)08:05

 ■「米国との強い関係維持必要」

 【シンガポール=宮野弘之】シンガポールのリー・シェンロン首相は5日からの訪日を前に報道各社の書面インタビューに答え、鳩山由紀夫首相の提唱する「東アジア共同体」構想について、米国との関係を含め、本音を聞きたいとの考えを示した。東南アジア主要国の首脳からこうした意見が出るのは初めて。


 リー首相は、すでにある東南アジア諸国連合(ASEAN)+3(日中韓)やASEAN地域フォーラム(ARF)、東アジア首脳会議(EAS)、アジア太平洋経済協力会議(APEC)などの枠組みを維持することは日本や各国の利益になると指摘。同時にアジアは経済だけでなく、安全保障でも米国との強い関係を維持しなければならないと強調した。


 そのうえで、「東アジア共同体の提案について詳しい説明がほとんどない。(会談では)鳩山首相の本心をよく理解できることを期待している」と述べ、首脳会談では米国との関係を含め、首相に同構想について詳しい説明を求める考えを示した。また、域内での日本の役割について、米国との関係を進めつつ、ASEAN各国とも連携を強化し、経済だけでなく政治的な役割を果たすべきだと語った。


 シンガポールでは11月、APEC首脳会議が開かれる。アジア・太平洋域内では、中国の経済進出に警戒感が根強い。東アジア共同体構想を進めるうえで鳩山首相が今後、各国首脳の理解をどう得るかが課題となる。」


本来、華僑の国で、親中共支那であり、支那人からも、一番好きな国とされているシンガポールの首相の方が、日米同盟を結び、米国の同盟国である日本より、中共支那を警戒し、『アジアは経済だけでなく、安全保障でも米国との強い関係を維持しなければならない』と米国重視の発言をしたのには、驚かされました。そして、日本の鳩山政権が、いかに中共支那寄りで、脳天気で、売国政権であるのか、よく分かりました。

新世紀のビッグブラザーへ

新世紀のビッグブラザーへ

  • 作者: 三橋 貴明
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2009/06/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



亡国の「東アジア共同体」―中国のアジア覇権を許してよいのか

亡国の「東アジア共同体」―中国のアジア覇権を許してよいのか

  • 作者: 中川 八洋
  • 出版社/メーカー: 北星堂書店
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: 単行本



民主党の正体−矛盾と欺瞞と疑惑に満ちた、日本人への恐怖の罠(OAK MOOK 305 撃論ムック)

民主党の正体−矛盾と欺瞞と疑惑に満ちた、日本人への恐怖の罠(OAK MOOK 305 撃論ムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: オークラ出版
  • 発売日: 2009/08/31
  • メディア: 単行本



民主党解剖 (産經新聞社の本)

民主党解剖 (産經新聞社の本)

  • 作者: 産経新聞政治部
  • 出版社/メーカー: 産経新聞出版
  • 発売日: 2009/07/18
  • メディア: 単行本



民主党―野望と野合のメカニズム (新潮新書)

民主党―野望と野合のメカニズム (新潮新書)

  • 作者: 伊藤 惇夫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/11
  • メディア: 新書



民主党の闇 理念なき批判政党、その疑惑と金と政策の研究

民主党の闇 理念なき批判政党、その疑惑と金と政策の研究

  • 作者: 宇田川 敬介
  • 出版社/メーカー: 成甲書房
  • 発売日: 2009/07/04
  • メディア: 単行本


人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:日記・雑感

今そこにある危機(56) [国際・政治情勢]

日の丸隊、不眠不休「一人でも救出したい」

2009年10月3日(土)09:09 読売新聞


行方不明者の捜索をはじめた国際緊急援助隊の隊員たち=竹田津敦史撮影 【読売新聞社】

 【パダン(インドネシア・スマトラ島)=門間順平】スマトラ島沖地震の被災地・パダンに2日、日本の国際緊急援助隊が到着し、被災者の救助活動に乗り出した。

 日の丸を胸に付けた作業着姿の隊員たちは「一人でも多く救い出す」と誓い、がれきの山に入っていった。隊員の活動に同行した。

 隊員ら約80人がチャーター機でパダン空港に到着したのは同日午前9時40分(日本時間午前11時40分)頃。「小学校が押しつぶされ、親たちは泣き叫んでいる」。先遣隊として現地調査に入っていた隊員から、報告が次々と上がってくる。

 午後3時40分過ぎ、まず13人がインドネシア軍のトラックで現地に向かった。記者も荷台に乗り込んだ。

 荷台から見る街は、地震の爪跡を色濃く残していた。1階部分が押しつぶされ、大きな三角屋根しか見えない建物、大きく傾いた商店。道路と橋の境目に大きな段差ができ、トラックで通過するたび荷台が揺れる。

 警視庁から派遣された同隊の梅本光巡査部長(35)は「思ったより、ひどい。捜索は難航するのではないか」と息をのんだ。

 急にトラックがブレーキをかけた。沿道のガソリンスタンドで給油を待つ車やバイクの長い列が、片側2車線の道路の1本をふさいでいる。停電が続くパダンでは、明かりをとるために一晩中、車やバイクのエンジンを付けっぱなしにしており、ガソリンが必需品になっているからだ。暴動寸前の混乱状態に、警察官もスタンドに駆けつけていた。

 小学生ぐらいの少年を追い越した際、荷台の最後部にいた福岡市消防局の花田嘉城さん(34)のキャップを目にしたのか、少年が「ジャパン」と叫んだ。“声援”を背に受け、隊員たちの表情が引き締まった。

 午後5時前。鉄骨造5階建てホテルの倒壊現場に到着すると、現地軍の担当者は、「中に5人の死者がいる」と協力を求めた。警視庁の災害救助犬の「グラント」「ダッロ」「ガルム」の3頭も「JAPAN」と書かれた防護服を着けて活動を開始した。

 援助隊は2008年の四川大地震で、被災者の生存率が著しく低下する72時間を過ぎてから現地入りした。今回は、まだ24時間残っている。花田さんはがれきの山を見て、「何のために早く来たのか。それは、一人でも多くを救い出すため」と決意を新たにしていた。

 

 ◆715人死亡確認◆

 【パダン=伊藤彰浩】インドネシア保健省当局者は2日、715人の死亡が確認されたと明らかにした。一方、パダンで連絡がとれなくなっていた日本人の男女3人は、在メダン総領事館が2日午後、無事を確認した。


現地の様子はかなりひどいようですが、日本の国際緊急援助隊には、頑張って貰いたいです。現地の少年が『「ジャパン」と叫んだ』のにも現地の人々が、親日的で、日本に期待しているのが分かるエピソードで、何か日本人としてとても嬉しいです。
人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

今そこにある危機(55) [国際・政治情勢]

「「訪日よりも娘の試験」 95年、APEC欠席後にクリントン米元大統領

2009年10月2日(金)15:35 産経新聞

 【ワシントン=山本秀也】1995(平成7)年11月に大阪で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)非公式首脳会合を欠席したクリントン米大統領(当時)が、埋め合わせの訪日について「学校の試験があるチェルシー(大統領の長女)を残して日本には行けない」として、ゴア副大統領(同)を絶句させていたことが、クリントン氏へのインタビュー記録で分かった。

 クリントン氏は、予算審議の難航でAPECにゴア氏を代理で派遣した。これに対し、ホスト役の村山富市首相(同)ら各国首脳から「誰だって政治問題を抱えている」として、米大統領の欠席に非難が集中。ゴア氏は帰国後、対日関係修復のため、早期の訪日を大統領に進言した。


 ゴア氏は年明け早々の1月訪日を提案したが、訪日にはヒラリー夫人(現国務長官)を同伴する必要があるとして、長女の中間試験を理由にゴア氏の提案を退けたという。結局、クリントン氏は自ら言い出した96年4月の訪日を押し通した。」


私はこの記事を読んで呆れてしまいました。大統領の職務より、娘の中間試験を重視する大統領って一体何!?これを世間では『公私混同』というのでは!?いかにクリントン夫妻が、日本を軽視しているかよ~く分かるエピソードですよね。これだから中共支那に当時のクリントン大統領が、ロケット・ミサイル技術の情報を漏洩するという米国とその同盟国を売る様なマネをした訳です。

クリントンの時代―1990年代の米国政治

クリントンの時代―1990年代の米国政治

  • 作者: 藤本 一美
  • 出版社/メーカー: 専修大学出版局
  • 発売日: 2001/08
  • メディア: 単行本



誰がテポドン開発を許したか―クリントンのもう一つの“失敗”

誰がテポドン開発を許したか―クリントンのもう一つの“失敗”

  • 作者: ビル ガーツ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1999/11
  • メディア: 単行本



クリントンの対日戦略―日本を標的としたアメリカの反撃

クリントンの対日戦略―日本を標的としたアメリカの反撃

  • 作者: 小尾 敏夫
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 1993/04
  • メディア: 単行本



義憤の終焉―ビル・クリントンと踏みにじられたアメリカの理念

義憤の終焉―ビル・クリントンと踏みにじられたアメリカの理念

  • 作者: ウイリアム・J. ベネット
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 1999/08
  • メディア: 単行本


人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。