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新聞・テレビが報じない新型インフルエンザの恐ろしい話!! [社会情勢]

「タミフルは逆効果、副作用が恐ろしいワクチン、周知不徹底の予防策

新聞・テレビが報じない新型インフル 「本当は恐ろしい話」=油井香代子

(SAPIO 2009年10月14・21日号掲載) 2009年10月29日(木)配信

文=油井香代子(医療ジャーナリスト)

 白い防護服に身を包んだ検疫官らが成田空港内を走り回っていた5月の光景がはるか昔のようだ。水際検疫をかいくぐって上陸した新型インフルエンザはこの秋、大流行の兆しを見せている。厚労省の〝大本営発表〟も、新聞・テレビ報道も教えてくれない新型インフルエンザの真実をレポートする。

<現役医師が警告する「解熱剤とタミフル服用で健康な患者も死ぬ」という疑惑>

 新型インフルエンザの勢いが止まらない。最近1か月の患者数は全国で推定60万人超、死者はすでに19人(9月23日現在)。多くは肺や心臓、腎臓などに疾患があるハイリスク患者だが、基礎疾患のない人が死亡したり重症化するケースも報告されている。

 8月29日には兵庫県の30代女性が死亡した。持病にてんかんがあるものの、基礎疾患はない。女性は8月27日、39℃の高熱と咳が出て、翌日、近くの医療機関を受診。新型インフルと診断されて自宅療養していたが、タミフルを服用したその夜に容体が急変した。病院に運ばれたが、明け方に死亡した。

 また、9月9日に死亡した大阪府の45歳の男性も基礎疾患がなかった。発熱で7日に医療機関を受診しタミフルを服用、自宅療養し、いったんは平熱に下がったが、9日、意識不明で倒れ病院に搬送されて死亡した。

 死亡しないまでも重症化した例もある。基礎疾患のない沖縄県の50代女性は高熱で入院、タミフルで治療したが、重症化し人工呼吸器を装着した。

 厚労省などの治療指針では、重症化や死亡を防ぐために、治療にはタミフルやリレンザといった抗ウイルス薬を使うことになっている。ところが、この3人だけでなく、死亡者の半数以上、重症者のほとんどがタミフルやリレンザを処方されているのだ。

 新型インフルは弱毒性で大部分の人は軽症で回復する。致死率は0・4%程度(WHOなどの研究)、日本では約7万人に1人といわれる。季節性インフルでも平均して年間1000~2000人程度が死亡しており、新型をことさら恐れる必要はない。しかし、いわゆるハイリスク患者ではない人が死亡する例が目立つのはなぜなのか。海外でも同様の傾向がある。全世界の死亡者の約4分の1を占めている米国では、入院者数は8843名、死亡者数556名(8月22日現在)、ニューヨーク市では重症化した人のうち、ハイリスク患者でない人は21%もいたと報告されている。

 果たして、タミフルに頼る今の治療指針で万全と言えるのだろうか?

「タミフルが重症化や死亡を減らすという科学的な証拠はありません。むしろ、厚労省の報告を検討した結果、タミフルは死亡者や重症者を増やす可能性も考えられます」

 こう話すのは、浜六郎医師(NPO法人医薬ビジランスセンター理事長)だ。

「死亡した30代女性は、てんかんの治療のために抗けいれん剤を服用していたと思われます。この薬には呼吸抑制作用があり、タミフルと一緒に服用すると、より呼吸抑制を起こしやすくなる。季節性インフルでもタミフル服用後、睡眠中に突然死した人がいます」

 通常、医療機関を受診すると解熱剤とタミフルを処方されることが多い。この併用が危険だと指摘する声がある。米国で基礎疾患のない人が死亡しているのも、非ステロイド解熱剤やタミフルを使用していることと無縁ではないと浜医師は推測する。

「メキシコではタミフルを服用した重症入院患者の半数が死亡しましたが、服用しなかった重症入院患者は1人も死亡しませんでした。また、確認できた情報では、米国の妊婦で死亡した6人は全員タミフルを服用していましたが、服用しなかった妊婦には死亡者は出ませんでした。タミフルには重大な危険がある可能性を認めざるを得ません」

 もちろん、重症化や死亡との因果関係を否定する医師も多い。しかし、浜医師が問題視している米国や日本の症例などについて、早急な調査が求められることは当然だろう。

<小児に多い「インフル脳症」は解熱剤とタミフルが重症化させる?>

 新型インフルには10代の患者が多い。これまで乳幼児の患者は比較的少なかったのだが、8月には10歳未満の小児の感染も次々と報告され、うち7名の子供が脳症になり、2名が重症となった。

 小児が罹るインフルエンザで最も警戒しなければいけないといわれるのが、この脳症だ。これには非ステロイド解熱剤などの薬剤が関係しているという。発熱後にけいれんや意識障害が起こり、重症化すると最悪の場合には死に至る。季節性インフルでも、子供の主な死亡原因として問題視されてきた。しかし、この脳症についても、解熱剤や鎮痛剤などの治療薬が原因となって引き起こされていた事例が多いのである。

 小児科医でインフルエンザ脳症と解熱剤の関係に詳しい林敬次医師(はやし小児科院長)はこう話す。

「脳症のひとつに致死率が高いライ症候群があります。約20年前までに、解熱のために使用されていたアスピリンに問題があるとわかり、米国では使用を止めた。そのとたんに死亡が激減し、以来、小児の解熱にはアスピリンは禁忌となりました。さらに、日本でよく使われていた非ステロイド解熱剤も脳症を誘発、重症化させることがわかり、今ではこれらの薬剤は小児には使用しないのが一般的です」

 そして、林医師はこれらの過去の例と同様に、タミフルにも危険性を感じている。

「01年にタミフルが発売されてからタミフルを処方した患者で突然死も含めて、脳症が重症化した例が数多く報告されています。ところが、今回の新型インフルエンザでは、小児にタミフルを使う例が増えているのです。これは大変危険なことです」(林医師)

 タミフルやリレンザには重症化を防ぐという医学的証拠はなく、小児には使うべきではないと、林医師は強調する。前出の浜医師も言う。

「死亡者が多い米国では、小児にも大人にもアスピリン以外の非ステロイド解熱剤の使用を推奨しているうえ、重症化した場合にはタミフルを常用量の2倍まで増量してよいとしています。米国で死者が多いのはこれらの薬の乱用が影響している可能性があります。日本でも大人には非ステロイド解熱剤がかなり用いられています」

 日本はタミフルの使用量が最も多く、世界の7割を消費する。日本で大流行が始まり、手当たり次第にタミフルと非ステロイド解熱剤が処方されれば、どのような事態を招くかわからない。

<ワクチン大量輸入で囁かれる「予防効果疑問」と「恐ろしい副作用」!?>

 インフルエンザワクチンの接種が10月下旬から開始される。厚労省は約6000万人分が必要としているが、国内供給量は約1800万~2000万人分。優先順位が高い医療従事者、妊婦、心臓などに病気があるハイリスク患者から順次接種し、不足分は輸入することになった。しかし、輸入ワクチンの安全性に疑問を呈する専門家は多い。

 田代眞人・国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター長は言う。

「国産ワクチンは長年の実績もあり、副作用や効果などもある程度予想できます。しかし、現在検討中の輸入ワクチンは使用実績がほとんどなく、未知の部分が多いのです。国産ワクチンでは使用されていないアジュバントという免疫補助剤が入っており、これは同じワクチン量でより多くの人への接種が可能となる一方、副作用の発生する確率が高いと指摘されています。さらに、輸入ワクチンの中には従来の鶏卵を使って培養したものではなく、組織細胞培養による製造方法で作られたものがあり、これも安全性が確認されていません。国産ワクチンの不足に対応するための緊急輸入は必要でしょうが、その際にはどのようなワクチンを輸入するのかを国民に明らかにすべきです」

 やっと確保したワクチンも、予防効果は国民が期待するほど高くはないとする声もある。

「前橋市による季節性インフルワクチンの統計データを示した『前橋レポート』という有名な報告があります。これによると、ワクチンを打っても打たなくても、インフルエンザの発症率は変わらなかったというのです。新型ワクチンも基本的には同じことが言えます。厚労省は『集団感染の予防という点では効果はないが、感染者を重症化させない効果がある』と言っていますが、これも医学的根拠はありません」

 こう話すのは三好基晴医師(ホスメック・クリニック院長)だ。

 前述の通り、副作用の心配もある。WHOでは、「パンデミックワクチン(新型インフルワクチン)の製造には新規技術(組織細胞培養)が用いられているものがあり、特定の集団に対する安全性が十分評価されていない」と勧告している。つまり、安全性が不十分だとWHO自らが言っているのだ。具体的な副作用について三好医師はこう続ける。

「季節性のワクチンには脳脊髄炎、ギラン・バレー症候群、けいれん、肝機能障害等の副作用の可能性があると添付文書に明示されています。新型も製造法が共通するため、同様の副作用が出る可能性があります」 

 また、従来の技術を使ったワクチンにも問題がないわけではない。

「ワクチン製造には鶏卵が使われるため、卵アレルギーが強い子供は、アナフィラキシーショック(全身性の強いアレルギー反応)の危険もあります」(林医師)

 ワクチン接種には1人分2回接種で6000~8000円の自己負担が必要だ。季節性のワクチンの3000~4000円(1回接種)と比べると約2倍の負担だ。WHOが発表した1回分の価格は2・5~20ドル(約230~1800円)程度。日本は英国の薬品メーカー、グラクソ・スミスクラインなどから、2000円程度で輸入することになる。WHOの担当者によると、ワクチンは世界的に不足しているという。ワクチン製造能力のある先進国は自国で賄うのが基本だ。先進国が金にあかせてワクチンを輸入すれば、価格が高騰し、製造能力のない途上国に低価格でワクチンを供給できないし、中には買えない国も出てくる恐れがある。

 WHO緊急委員会の委員でもある前出の田代氏は言う。

「これまで日本は国内産でワクチンをまかない、タミフルなどは国際備蓄をして途上国に渡していたほどです。途上国には日本に対してワクチンを提供してほしいとの期待があった。多くの国から感謝されてきた日本ですが、手のひらを返したように世界の市場からワクチンを買い漁る姿に『しょせん欧米と同じなのか』と落胆する途上国も出てくるはずです」

 輸入すればすべて事足れり、とした政府の安易な姿勢が問われている。

<「タミフル耐性ウイルス」と強毒性「新・新型」発生で5億人が死ぬ!?>

 米国CDC(疾病予防管理センター)は9月8日に次のような指針を発表した。

「健康な人は新型インフルエンザに感染しても、タミフルなど抗ウイルス薬による治療は原則として必要ない」というものだ。その理由として、過剰投与でタミフルが効かない耐性ウイルスが出現する恐れが高まる危険を挙げている。

 タミフル耐性がある新型ウイルスが初めて発見されたのは、6月末、デンマークでのこと。7月には大阪、さらには香港、カナダなどでも見つかり、9月9日には滋賀県で日本では5例目になる耐性ウイルスが確認されている。その後、米国で人から人へ感染する耐性ウイルスも出現した。

 実は、季節性のソ連A型ではすでに2年前にタミフル耐性ウイルスが出現し、ノルウェーやロシアなどヨーロッパ各地、日本、米国で見つかっており、WHOも警戒を強めていた。新型インフルのタミフル耐性ウイルスはそれほど広がってはいないが、健康な患者でも当たり前のようにタミフルが処方されている日本では、耐性ウイルス拡大のリスクが諸外国より高いとも指摘されている。

 いったん流行が収まっても、確実に第2の流行期がやってくる。スペイン風邪のように、第2波では規模や被害がより甚大になるケースもある。そしてその時には、第1波を経て耐性を獲得したウイルスが蔓延している恐れが十分ある。

 さらに怖いのは、強毒性の「新・新型」インフルの出現だ。世界に蔓延している強毒性の鳥インフルエンザが突然変異して、人から人への感染能力を持つことだ。致死率が極めて高いウイルスの登場で、世界的大流行になったら、国内で64万人、全世界で1億~5億人が死亡するという試算さえある。もしこれにタミフル耐性を持つウイルスが出現すれば、治療現場がパニックになるのは必至だろう。約500億円かけて備蓄していたタミフルも無駄になるわけだ。

 これまで予防といえば「マスク、手洗い、うがい」と言われてきた。しかし、一時は薬局からなくなるほどだったマスクの予防効果には専門家の間にも異論がある。口腔内感染に詳しい鴨井久一・日本歯科大学名誉教授は言う。

「マスクやうがいよりも予防効果が高いのは口腔ケアです。歯科の分野ではよく知られていて、多くの実績があります」

 たとえば、奈良県の介護施設で、歯科衛生士がブラッシング指導や舌みがきを実施したところ、インフルエンザ発症率が例年の10分の1に激減したという報告もある。

「口腔ケアが不十分だと、口腔内に繁殖した細菌が出す酵素で粘膜が弱くなり、インフルエンザウイルスが侵入しやすくなります。予防には口腔内細菌を減らすことが重要です。タミフルやワクチン任せではなく、安上がりな口腔ケアの重要性を周知させるべきです」(鴨井名誉教授)

 費用の割には不備が目立つインフルエンザ対策。本格的流行期にさしかかった今、正すべき点は一刻も早く対策を講じることが肝要だ。」


今や日本中に流行している新型インフルエンザは甘く見ているとトンデモないことになりそうです。予防接種のワクチンを注射したから大丈夫とか、医者の処方した薬を飲んだから大丈夫とか、事はそんなに安易な状況ではないようです。「マスク、手洗い、うがい」も予防効果は低いとのことです。出来れば新型インフルエンザに罹らないに越したことはありません。皆さん、ご注意を。
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タグ:社会情勢
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今そこにある危機(130) [国際・政治情勢]

「【正論】拓殖大学学長・渡辺利夫 国益を見据え「普天間」決断の秋

2009.10.29 02:52 産経新聞



 ≪問題解決の条件がそろう≫

 「知恵の輪」という遊びがある。2つの金属の輪をあれやこれやといじくりまわしているのだが、どうしても抜けない。これがあっと思うほどすんなりと抜ける痛快な瞬間がある。なんだこんなことかともう一度やってみても、果たしてこれがどうにもうまくいかないのである。

 外交にだってそんな偶然のような好条件が生まれて、難題中の難題がすんなりと解決するといったことがあるような気がする。沖縄問題の解決にとって現在ほどいい条件が整った時期はかつてなかったのではないか。10月の中旬、沖縄で日本青年会議所主催のシンポジウムにパネリストの一人として招かれた私は、仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事としばらく歓談する機会に恵まれた。氏は“沖縄の意向はもう決まっているのだから、政府が方針をいちはやく決めてくれなければ、沖縄は動くに動けない”といった趣旨の困惑を吐露していた。困惑ではあるが、開けっぴろげな仲井真さんらしい率直な語りに私の方も“本当にそうですよねえ”と深くうなずいていた。

 沖縄県も名護市も、沖合移動という条件は付しながらも、現行の日米合意の基本計画を支持するにいたった。米海兵隊普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への移設は、在沖縄米海兵隊8000人とその家族のグアム移転、空母艦載機の厚木から岩国への移駐、沖縄本島南部の6施設の全面返還などを含む「パッケージ」として、2006年5月に日米両国政府によって合意された。日本は合意実現のために最大28億ドルの負担を米国に約している。

 ≪複雑な沖縄世論にも悪影響≫

 沖縄の世論が複雑をきわめていることを私とて知らないはずもない。しかし沖縄県と名護市の世論が、沖縄の負担の大幅軽減を求めて日米合意の方向に現在ほど大きく傾いた時期はない。北朝鮮の2度にわたる地下核実験や、大規模な軍拡により中国の東シナ海制海権の掌握が現実味を増している状況下で、これ以上問題をこじらせては日本の安全保障が危ういとする意識が沖縄県民の中にも高まってきたことの反映であろう。

 訪日したゲーツ国防長官は、鳩山新政権の要人との会談において普天間の代替施設のキャンプ・シュワブ沿岸への移設が実現しなければ海兵隊のグアム移転はなく、それなくして人口の密集する沖縄南部6施設の全面返還も不可能だという主張を繰り返した。ゲーツ氏は、極東での軍事力抑止と沖縄の負担軽減の2つを両立させようという戦略をもって日本の新政権に臨んだのである。

 沖縄と米国の「合意」を阻止しているのが日本の新政権である。これほどの皮肉もあるまい。11月のオバマ大統領の訪日の条件整備のためにやってきたゲーツ氏の訪日に際してもなお、首相は“来年の名護市長選、沖縄知事選などの様子をみて県民の総意を確かめたい”といい、外相は“日米合意の正当性を検証してからだ”といった趣旨のことを述べ、片や防衛相は“そんなに時間を浪費するいとまはない”といったりで、新政権の本意がどこにあるのかまるで不鮮明である。

 複雑な世論の沖縄である。市長選や知事選で県内移転派が勝利する保証はない。敗北ともなれば沖縄問題解決の「千載一遇」は消え去る。日米合意の検証といったところで、合意はその時々の政治的ベクトルの合成の帰結であって、条件の異なる現時点で正当性など検証できるものか。検証にどれほどの意味があるのか。仮に日米合意が不合理だとの結論が導かれたとて、米側がその結論をよしとして受け入れるとは思われない。

 ≪信頼なくせば同盟も空洞化≫

 外相のいう普天間基地の嘉手納基地への統合もすでに検証ずみのものだというのが米側の見解である。キャンプ・シュワブ基地の沖合移動は“県と政府の問題だ”との含みをもたせたゲーツ発言にさえ無反応であってみれば、待っているのは日米同盟「空洞化」の危機である。米国が信頼に値するアジアのパートナーとして選ぶのは、ひょっとして日本ではなく中国となる可能性がある。民主党のブレーン、ブレジンスキー氏などに根強い米中2極体制(G2)もあながち空想ともいえなくなる。集団的自衛権行使に踏み切れない片務的な日米同盟は、このポスト冷戦期にあってはそもそもが脆弱(ぜいじゃく)な存在なのである。

 脆弱な日米同盟をさらに脆弱なものにしようというのが民主党の本意ではあるまい。日米同盟は現在では日本と米国の2国関係を律する同盟というにとどまらない。北朝鮮問題、台湾海峡問題、何より中国の外洋進出を牽制(けんせい)して極東アジア全域の安定性を確保するための唯一の同盟なのである。日米同盟が崩れれば「極東のドミノ現象」が起こる危険性がある。

 どうしても抜けなかった「知恵の輪」が、あれと思うほど簡単に抜けてしまう希有(けう)な条件が整備されているのが現在である。民主党の諸兄よ、国益を見据えよ。ここは決断の秋(とき)である。(わたなべ としお)」


このまま外交を民主党に任せていたら、本当に『日米同盟の破棄』になりそうですね。米中2極体制(G2)も有り得そうです。脆弱な日米同盟をさらに脆弱なものにしようというのが民主党の本意なのかも。日本の安全保障より、中共支那や半島人との『友愛』関係の方が大事なようですから。

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観「菅」式とちゃうんやで!! [国際・政治情勢]

「【40×40】宮嶋茂樹 観「菅」式とちゃうんやで

2009.10.29 08:00 産経新聞

 不肖・宮嶋にとって3年ぶりの海上自衛隊観艦式である。五輪ほどではないが3年に1度の大イベントや。どれほどこの日を待ちわびたであろう。わが艦隊の雄姿、士気、練度を目の当たりにできるのである。前回は当時の自衛隊最高指揮官・安倍晋三首相が観閲された。前回だけやない。平成になってからは歴代の最高指揮官(首相)は全員、観閲艦に座乗し、参加艦艇から敬礼を受けてきたのである。あの村山富市(元首相)ですら、乗艦したんや。

 せやのに、鳩山由紀夫首相は来んのである。東アジアサミット出席でタイやからやて。東アジア各国首脳が一堂に会し「友愛」の精神、理解してもらう重要な会議やて? アホぬかせ。日米首脳会談からの帰国当日、あれほど忙しいのにあの“ケバケバ夫人”伴って、相撲見に行く根性あったら、日程を数時間ずらすなりしたら出席できたんとちゃうんか?

 臨時代理は菅直人副総理というか、戦略何とか担当相である。その臨時代理が、訓示で何をコイたか。アデン湾沖派遣、水上艦艇部隊と航空部隊には触れたものの、いま現在も灼熱(しゃくねつ)のインド洋上の補給部隊にはたったひと言触れただけや。おのれらが勝手に政争の具にし、何の根拠もなしに勝手に「評価されてない」と決めつけときながらも、黙々と任務を続ける自衛官に対し、ねぎらいの言葉もない。最高指揮官の無神経、無配慮。インド洋上での将兵の失望感は察するに余りある。

 あっそうか…「友愛の精神」とやらは、朝鮮半島や中国らアジアの民に対して発揮するのであって、われら日本人や同盟国アメリカ、ましてや24万自衛官には必要ない、ちゅうことかい…。インド洋派遣部隊が帰国したら、「税金ドロボー」呼ばわりしかねんわ。

 ちなみに例年、訓練展示で披露される洋上補給は今回はなぜか公開されなかった。まあ…臨時代理に見てもろたって、どんなインネンつけられるか分かったもんやないからのう。(カメラマン)」


3年ぶりの海上自衛隊観艦式に首相が参加しないなど今まではなかったことです。日本を守る自衛隊よりも、日本を侵略しようと虎視眈々と狙っている中共支那や半島人の方が大切なんでしょう。それで、管直人の出番となった訳ですが、まあ、護衛艦「くらま」に管直人など乗艦させたが故に「くらま」は事故に遭ったようなものです。あれでツキが落ちたんですな。管直人の『呪い』でしょうか!?

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名探偵コナン「毛利小五郎」後任は小山力也さん!! [アニメ]

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「「毛利小五郎」後任は小山力也 「文句の言いづらい人選だ」

2009年10月28日(水)19時59分配信 J-CASTニュース

声優の神谷明さん(62)が人気アニメ「名探偵コナン」の毛利小五郎役を突然降板、後任に舞台俳優としても活躍している小山力也さん(45)が決まった。神谷さんが降板する理由ははっきりせず、ネットで大騒動になったが、後任が小山さんだとわかると、歓迎ムードが広がっている。

神谷さんの降板は自身のブログで突然明かされた。09年9月18日に書かれたブログには「ファンの皆様にご報告いたします」とし、13年間勤めた毛利役を「解かれた」理由を、

「契約上の問題と、信・義・仁の問題」「ひとえに私の不徳の致すところであります」
とだけ説明した。

<ジャック・バウアーの吹き替えで有名になった>

「小五郎の声はほかの人ではダメです、台無しです」など、降板は納得いかないとのコメントが、半日で1400以上も殺到。あまりの反響の大きさに神谷さんは20日にブログで、降板の理由を記した。ネットでは神谷さんは声優のギャラなどの待遇向上に尽力しているが、それを「個人的な利益」だけが目的だと言いふらされたことが原因ではないか、という憶測が流れていた。

後任に決まった小山さんは劇団俳優座に所属する役者だが、今や、声優界の重鎮的な存在として人気が高い。最近ではアメリカのテレビドラマ「24 -TWENTY FOUR-」の主演・ジャック・バウアーの吹き替えで一躍有名になった。アニメは攻殻機動隊「S.A.C. 2nd GIG」「はじめの一歩」「うみねこのなく頃に」など多数出演。「コナン」にも何度かゲストで出演している。

「コナン」を制作している読売テレビは小山さんの起用について、オーディションを行った後、

「プロデューサー陣と原作者の青山剛昌先生とが話し合い、満場一致で決定した」
としている。読売テレビの北田修一プロデューサーは小山さんの起用理由について、渋い演技もコミカルな演技も格別であり、毛利というキャラクターは演技の振り幅が広く難しいが、「小山さんは見事に演じられる」とコメントしている。

<「神谷明さんの作り上げた小五郎を大切にしたい」>

「コナン」の原作が連載されている「週刊少年サンデー」09年11月11日号には声優交代の発表がされていて、小山さんは、

「大先輩の神谷明さんの後任に決まった知らせを受けた時は、ただ驚き慌てふためくばかりでした」
と心情を打ち明けている。それでも役を演じる以上は

「神谷明さんの作り上げた小五郎を大切に、そして失礼のないよう、心をこめてやっていきます」
と決意している。

声優が交代する時、ネットではいつも騒動になるのだが、小山さんの名前を聞いたファン達からは「納得」の書き込み多く出ている。

「神谷明以外あり得ないと思ってたけど小山ならありと思ってしまった」
「び、微妙…でもまぁ、叩かれにくい人を連れてきたなと思う」
「これは不幸中の幸い、いや、不幸中のサプライズだ」
小山さんの出演は09年10月31日放送からになる。」



名探偵コナンの毛利小五郎役の神谷明氏の降板は世間に波紋を呼びましたが、ようやく後任の方が、決まりました。後任の毛利小五郎役には、テレビドラマ「24 -TWENTY FOUR-」の主演・ジャック・バウアーの吹き替えで一躍有名になったベテラン声優小山力也さんが決まりました。結構渋い毛利小五郎になりそうです。楽しみです。

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