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今そこにある危機(61) [国際・政治情勢]

「道徳教育に危機 補助教材「心のノート」 日教組意向で廃止公算

2009年10月5日(月)08:05 産経新聞

 文部科学省が小中学生に配布している道徳教育補助教材「心のノート」が、廃止になる方向だ。道徳心育成を重視した新教育基本法を踏まえた新学習指導要領実施に備えて今年3月に改訂されたものの、日教組の意向を受けた民主党が廃止を求めているためだ。子供の規範意識低下が指摘され、道徳心養育の重要性が増す中、民主党政権で教育は時代の要請に逆行する懸念がある。(小田博士)

                   ◇


 「心のノート」は、平成12年5月の西鉄高速バス乗っ取りなど、少年による重大事件が相次いだことを受けて、道徳教育を充実させるために文科省が作成。全国の小中学生全員を対象に、約500万部を無償配布している。子供の発達段階を踏まえ、小学校低、中、高学年用と中学校用の4種類がある。


 新学習指導要領の内容を反映した改訂版は、ページ数や記述欄を拡充した。小学1、2年向けでは、うそや悪口など「してはならないこと」をイラストで説明。中学では「日本人としての自覚」を見出しに掲げて、世界貢献の重要性を説いている。全学年で決まりを守る大切さを強調するなど、規範意識を自然に身につけさせる内容だ。


 一方、民主党は今年4月、文科省予算を検証した際に「全国配布は乱暴だ」などと問題視。7月に無駄撲滅のための政府全体の予算事業検証の中で、「廃止」と分類した。鳩山政権では、この予算検証を担当した国会議員がそれぞれ副大臣、政務官に就任した。


 民主党が「心のノート」廃止を求める背景には、日教組が「道徳反対闘争」を繰り広げてきた歴史的経緯がある。日教組は3月にまとめた政策要求書でも「規範意識を重視した道徳など課題が多い」と批判している。「日教組の教研集会には人権教育や平和教育の分科会はあっても、道徳関係は一つもない。今でも『内心の自由を侵す』と反対している」(文科省関係者)というのが実態だ。


 道徳教育をめぐっては、安倍晋三内閣が設置した政府の教育再生会議が、教科書作成を含めた「教科化」を提言。文科省の中央教育審議会が教科化は見送ったものの、道徳推進教師の創設など道徳教育を強化することで決着した。


 日教組が反対している学力テスト、教員免許更新制度も新政権で見直される公算が大きくなっており、近年の教育改革路線が一気に後退する懸念が出ている。」


上記の記事の如く、日本の道徳教育の柱になるはずだった文部科学省が小中学生に配布している道徳教育補助教材「心のノート」が、廃止になるらしい。昨今、ただでさえ『犯罪の低年齢化』、『犯罪の残虐さ』、『いじめの増加』、『親殺し・子殺し』、『子供達の自殺の増加』、『衝動的殺傷事件』などが、社会問題化し、悪化の一途を辿っているのに、道徳教育を全くしなくなれば、この国は、崩壊するでしょう。もちろん『日教組』はそれが狙いかもしれませんが。学力テスト、教員免許更新制度の廃止とも相俟って、この国の教育はダメになっていくでしょう。

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今そこにある危機(60) [社会情勢]

「【エンタがビタミン♪】サンジャポ青木裕子。中川氏死亡の速報に「注目しないでください」

2009年10月4日 16:12

酩酊会見やバチカン美術館でのトラブルなどで世間を騒がせた、元財務相 中川昭一氏死亡のニュースが流れた4日朝。TBS系列の情報バラエティー番組『サンデージャポン』で、中川氏死亡のニュース速報に「速報は注目しないでください」という冷たい一言が放たれた。

この日、中川氏死亡のニュース速報は、サンジャポの放送開始後すぐに流れた。このとき同番組は、爆笑問題の田中さんの離婚についての話題で盛り上がり中。
画面に流れた中川氏死亡のニュース速報に田中さんが反応すると、「速報は注目しないでください」と進行役の青木裕子アナがピシャリ。確かに今年8月に行われた第45回衆議院議員総選挙に落選したとはいえ、元は農林水産大臣や財務大臣、金融担当大臣など歴任した人物。そこまで冷たく言い放たなくても・・・と感じたのは記者だけではなかったはずだ。

この発言に関しては既にネット上でもスレッドが立っており、「馬鹿だなあ言い方があるだろ 」「注目しないでなんのための速報だよ 」「こんな重大なニュースよりタレントの離婚のほうが大事なのか?」と厳しいコメントが書き込まれている。

この中川氏の死亡についてはwikiも即座に修正・加筆が行われており、4日の10時5分時点で「自宅2階のベッドでうつ伏せになって死亡している」という情報が掲載されている。
(TechinsightJapan編集部 北島要子)」


この青木アナの発言は許せませんね。何の為の速報なのか。重大ニュースだからに決まっているでしょう。元財務相 中川昭一氏死亡のニュースより爆笑問題の田中の離婚問題の方が、重要なのでしょうか!?つまり、日本の明日を背負って立つはずだった人間の死よりも芸能人の離婚騒動の方が、大事なのか!?人間の死より大切な芸能ニュースとかアリなのでしょうか!?こんな青木アナのような国民ばかりだから今の日本はダメなのですよ。中川氏のご遺族や中川氏を悼む人々に対し、私はTBSと青木アナの速やかなる謝罪を要求します!!

マスゴミ崩壊~さらばレガシーメディア~

マスゴミ崩壊~さらばレガシーメディア~

  • 作者: 三橋 貴明
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
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中川元財務相の著書 「アマゾン」ランキング1位に!! [社会情勢]

「中川元財務相の著書 「アマゾン」ランキング1位に

2009年10月5日(月)14時7分配信 J-CASTニュース

2009年10月4日に死去した中川昭一元財務・金融相の著書「飛翔する日本」が、09年10月5日現在、ネット通販最大手「アマゾン (amazon.)」の書籍ベストセラーランキングで1位になっている。

同書籍は、08年9月に講談社インターナショナルから発売された。全229ページで、日本再生に向けて政治家は何をすべきかなどが綴られている。

なお、09年3月には、当時2年前に出版されていた麻生太郎前首相の著書「とてつもない日本」(新潮新書)が、ネット掲示板などでの呼びかけによって、同サイトの書籍ランキングで1位に急上昇するという現象が起こった。」


私も故中川昭一元財務・金融相の著書「飛翔する日本」は持っています。みんなで故中川昭一氏の追悼も兼ねて、彼の意志を継ぐ為に購入しましょう。

飛翔する日本

飛翔する日本

  • 作者: 中川 昭一
  • 出版社/メーカー: 講談社インターナショナル
  • 発売日: 2008/09
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今そこにある危機(59) [国際・政治情勢]

「【正論】平和・安全保障研究所理事長 西原正 新政権の国防軽視を憂慮する

2009.10.5 02:22 産経新聞


 ≪落とし穴ある共同体構想≫

 鳩山首相、岡田外相の日本外交がスタートした。ニューヨークでの日中、日米首脳会談などを通して、首相、外相が積極的な姿勢で自らの立場を述べたのは大いに評価したい。インド洋での給油活動や米軍再編問題などを先送りしたのも賢明であった。しかし、この対米、対中外交からは、新政権の国防軽視の姿勢が垣間見え、国の安全を憂えざるを得ない。

 鳩山首相らは米側とは日米同盟強化の原則で一致した。一方、中国側には、「東アジア地域をわが国の基本的生活空間ととらえ、経済協力と安全保障の枠組みを作り」「相違を乗り越えて協力し合う東アジア共同体を創(つく)る」ことを提唱した。これは一見、対米・対中関係のバランスをとり、自主性を示す外交に見える。だが、東アジア共同体構想には日本の安全保障にとって隠れた落とし穴があることに留意すべきである。

 例えば、中国側も(そして韓国も)東アジア地域を自国の基本的生活空間ととらえているのであるから、「安全保障の枠組み」を巡(めぐ)って日本と中国とは対立しそうである。中国は東シナ海や南シナ海を自国の勢力範囲内に収めようとしている。この動きをどのようにして食い止めるのか。中国は国防費を過去20年間、前年比二ケタ増とする軍備増強を続けている。鳩山政権が日本の防衛費を増額するのならばいざ知らず、前年比同額か削減するであろう状態では、この動きを抑えることはできない。

 ≪欧州連合と比較する危険≫

 そこで日本に可能な唯一の道は日米同盟の強化だが、一方で「対等な日米同盟」を説きながら、実際には米国依存を深める矛盾を生む。そこに「東アジア共同体」が実現すれば、日米同盟の希薄化が進むと中国は考え、共同体の進展は自国にとって戦略的に有利と捉(とら)えているであろう。東アジア共同体構想の落とし穴である。

 鳩山首相は、ヨーロッパで第二次大戦後、ドイツとフランスが共同で石炭鉄鋼共同体を作ったことが欧州の共同体構築の基礎となったと説く。しかし東アジアの状況は異なる。独仏は同じ民主主義国として協力できた。なによりも戦後の両国は勢力圏拡大を極力自制した。しかし現在の中国は権威主義体制であり、「富国強兵」を唱える国である。中国の海洋進出は勢力拡大を意図したものだ。

 独仏は北大西洋条約機構(NATO)メンバーであり、米国が西ヨーロッパ加盟国全体に防衛の傘をさしていた。東アジアでは、米国は日本(および韓国)には防衛の傘をさしているが、中国にはそうしていない。将来、米国が東アジア共同体の加盟国全体に防衛の傘をさすことにでもなれば、共同体は前進するかもしれない。その意味でも、共同体に米国が入っていることが、日本にとって成功の不可欠の条件になる。しかし米国が中国を加盟国とした同盟体制を作ることは考えられないし、中国も入ることはしない。要するに、東アジア共同体を欧州共同体ないし現在の欧州連合(EU)と比較するのは危険なのである。

 ≪「脱官僚」吹き飛ぶ有事≫

 加えるに、より基本的な問題として、鳩山首相の国防に対する考え方にも疑問を抱く。これまでの印象では、鳩山首相は国防への関心が薄い。これは極めて深刻な問題である。当初、鳩山首相は防衛相を自らの党から出さず、連立のミニ政党の代表に押し付ける無責任さを示した。さすがに党内からの反対で方針を転換したが、首相が民主党から北沢防衛相を指名したのは文字通り最後になった。通常の国では国防を預かる大臣は、外相に次ぐ重要ポストである。

 国の存立の基本は国の安全であり、その担当大臣および担当省に十分な敬意を表するのでなければ、外国からも日本に対する尊敬の念を勝ちとることはできまい。

 国家戦略室が新設されたが、これにも国防戦略の視点が抜けている。国の限られた人的、物質的資源をどのように総合的に国の安全と防衛に結びつけるかは、国の基本戦略であるはずである。

 鳩山政権は、これから発生するかもしれない日本の有事ないしは日本周辺の有事に適切に対応できるだろうか。鳩山首相は就任の記者会見で、「多分、いろんな試行錯誤の中で失敗することもあるだろう。ぜひ国民にご寛容を願いたい」といった。しかし、有事への対処にあたっての失敗は許されない。朝鮮半島有事に代表される大規模テロ、ミサイル攻撃、核の脅しなどに対する危機管理の失敗は人命の犠牲を伴うのである。

 有事になれば、北沢防衛相は大規模の官僚組織(背広組および制服組)を動かさねばならない。自衛隊ばかりでなく、警察組織や海上保安庁などとの連携も必要になってくる。その際、防衛相は幹部自衛官の全幅の信頼を得てこそ、命を賭けて任務に就く自衛官を指揮できるのである。危機管理において「脱官僚依存」などとは言っていられないはずである。

 鳩山首相は自衛隊の最高指揮官としての自覚を持って国政に当たられることを切に期待したい。(にしはら まさし)」


上記の記事の如く、鳩山政権には、国防・安全保障の重要性が、敢えて軽視されている。というより、ほとんど『無視』である。鳩山民主党は、衆院選の際にも国防・安全保障問題は、全く争点にしなかった。対馬や与那国島のような離島防衛問題も『周辺諸国への配慮』とやらで、自衛隊の配備・増強をしようとしない。それどころか『日米同盟』を脅かすような『東アジア共同体構想』を打ち出すなど、正気の沙汰ではない。鳩山政権は、日本を中共支那に売り渡すつもりなのか?国防・安全保障問題、特に離島防衛問題にも積極的に取り組んでいた中川昭一氏をも失った日本は今後どうなるのだろうか!?不安は尽きない。

民主党の正体−矛盾と欺瞞と疑惑に満ちた、日本人への恐怖の罠(OAK MOOK 305 撃論ムック)

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今そこにある危機(58) [国際・政治情勢]

「中川昭一氏死去 保守伸長、シャイな推進役

2009年10月5日(月)08:05 産経新聞


4日に死去した中川昭一氏(2008年7月、酒巻俊介撮影)

 【評伝】 シャイな人だった。何より、繊細な人だった。衆院当選8回、農水相、経済産業相、財務相、自民党政調会長…と要職を歴任した大物政治家であるにもかかわらず、はにかんだ笑顔のよく似合う、子供のような純真さを持ち合わせていた。

 「おれは子供には『おれがいつか襲われて殺されても驚くな』と言い聞かせてあるんだ」


 中川昭一氏は拉致議連会長を務めていた当時、政治家としてのこんな覚悟を語っていた。だが、死はもっと皮肉な回り合わせであっけなく訪れた。56歳という若すぎる最期には、ただ言葉を失うしかない。


 「あの件さえなければ、今ごろ昭ちゃん(昭一氏)が自民党総裁だった」


 盟友の安倍晋三元首相は故人を悼む。「あの件」とは中川氏が財務・金融相時代の今年2月、先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)後の記者会見で「酩酊(めいてい)」したかのような姿を見せて、引責辞任したことを指す。


 この一度の失敗で、中川氏が長年積み上げてきた実績も名声もはかなく吹き飛んでしまった。先の衆院選で落選し、議席も失った。


 確かに中川氏は酒席で、ときにはめを外し深酒することもあった。それも、強すぎる感受性をまひさせたかったからだろうと思う。素顔は、少し人見知りのまじめな勉強家だった。


 平成9年、中学歴史教科書のすべてに慰安婦記述が載ったのをきっかけに、安倍氏らと自民党「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」を結成した。左派イデオロギー色満載だった教科書が是正されていく第一歩だった。


 14年には超党派の拉致議連会長に就任したほか、永住外国人への地方参政権付与や民間の言論抑圧につながる人権擁護法案に反対した。一方、靖国神社参拝を推進するなど、常に保守系議員活動の前面に立った。


 今や保守系の諸運動は衰退期にあるようなありさまだ。その中で忘れられるか過小評価されているが、10年代の保守勢力の勃興(ぼっこう)と伸長は、中川氏が安倍氏らとともに推進役を担ったのは間違いない。


 一方で、現実を見据えたリアリストでもあった。20年6月、日中両国が東シナ海のガス田共同開発で合意した際には、表向き「日本のものを向こうにあげて資本参加するのでは互恵にならない」と厳しいコメントを発表した。だが、その裏では担当外交官らを集め「よくここまでこぎ着けたな」と慰労もしていた。


 対中強硬派と目されてきた自分が、仮に交渉結果を評価しても、甘い顔を見せると中国側に「日本側では、あの中川氏まで喜んでいる」というメッセージが伝わる。それは今後の交渉、駆け引きのハードルを上げ、足を引っ張ることと理解していたからだ。


 対中姿勢では、こんなことも語っていた。


 「中国批判はたやすいが、むしろ『誠意を持って話せば分かる』と言うばかりで行動しない日本側の方が問題だ。私が中国の政治家なら、やはり今の中国のようなやり方をする」


 本当に惜しい人が亡くなった。せめて自民党の中では、中川氏の志が受け継がれていくことを願ってやまない。(阿比留瑠比)」

「中川昭一氏死去 拉致解決へ「強い力失った」

2009年10月5日(月)08:05 産経新聞

 保守再生の担い手であった中川昭一元財務相が56歳で突如、生涯を閉じた。死因は「不明」。8月の総選挙で初の落選を経験し、最近は「眠れない」と睡眠薬を服用するなど体調を崩していたようだ。突然の訃報(ふほう)に東京・世田谷の自宅周辺は4日昼から騒然とした雰囲気に包まれた。中川氏の活動に厚い信頼を寄せていた拉致被害者家族らにも動揺が走った。

 拉致議連会長を務めるなど拉致問題に熱心に取り組んできた中川昭一氏。拉致被害者家族らの信頼がとりわけ厚かった。家族らからは「強い力を失った」と落胆の声が漏れた。


 横田めぐみさん=拉致当時(13)=の父、滋さん(76)は、9月中旬に中川氏から総選挙落選について「力及ばず申し訳ない」とわびる手紙を受け取っていた。


 直筆で便箋(びんせん)1ページ半。「拉致問題は引き続きやっていきたい。またお目にかかれることを楽しみにしています」と書かれていた。「非常に活動に貢献してくれた。『励ます会』をしようと話していたのですが…」と滋さん。


 増元るみ子さん=拉致当時(24)=の弟で家族会事務局長の増元照明さん(53)は「涙を流す政治家に初めて会った。情の深い方だった」と振り返る。平成14年10月に拉致議連会長に就任したばかりの中川氏と会食した際、「『議連に何をしてほしいか』と熱心に聞いてくれた姿が印象的だった」と話す。


 中川氏の自宅に招かれた際には、父、一郎さんの位牌(いはい)の前で涙を流しながら拉致問題解決を誓った姿を目にしたという。


 田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄で家族会会長の飯塚繁雄さん(71)は「議員として一番早く拉致問題に取り組んでいただいた。強い力を失ったという感じで、非常に悔やまれる」と悼んだ。家族会は4日、支援組織「救う会」と運動方針などを決める会議で全国から集まっていたため、冒頭で中川氏に黙祷(もくとう)をささげた。


 ジャーナリストの櫻井よしこさんは「中川氏の原点には『国民を守れずに国家が守れるか』という思いがあった。北朝鮮に圧力をかけたうえでの対話の重要性をきちんと認識していた数少ない政治家。拉致問題とのかかわりをひけらかす政治家もいるなかで、忙しくても拉致に関係する大きな会合には必ず出席してくださった」と振り返った。


 元衆院議員、米田建三帝京平成大学教授は、13年に金正日氏の長男、正男氏が成田空港で身柄拘束された時のことを思いだす。「中川氏が何人かの政治家を集め『政府の対応がおかしい。拉致解決に向けた交渉の道具にすべきだ』と対策を協議した。彼の拉致への取り組みは信念に基づいていた」と語った。」


上記の記事の如く、日本は、常にこの国のことを考え、この国を守ってきた良識のある有能な保守派の政治家を失いました。貴重な人材でした。日本にとって大きな損失です。彼を死に追いやったのは、『反日マスコミと民主党のような売国政党に投票した目先の生活のことしか考えない愚かな日本国民と日本国内の反日勢力だ!!』と私は思います。享年56歳。若すぎる死でした。謹んでご冥福をお祈り致します。

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反日マスコミの真実 2009−メディアの情報支配へ反乱が始まった! (OAK MOOK 264 撃論ムック)

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  • メディア: 単行本



民主党の正体−矛盾と欺瞞と疑惑に満ちた、日本人への恐怖の罠(OAK MOOK 305 撃論ムック)

民主党の正体−矛盾と欺瞞と疑惑に満ちた、日本人への恐怖の罠(OAK MOOK 305 撃論ムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: オークラ出版
  • 発売日: 2009/08/31
  • メディア: 単行本


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