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NASA 月に水の存在を確認!! [社会情勢]

「月の南極にまとまった水

2009年11月14日(土)8時41分配信 共同通信

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 米探査機のブースターが月面に衝突した20秒後のクレーター。拡大図(画面左下)中央部分(矢印)が巻き上がったちり(NASA提供)

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は13日、探査機による調査で月の南極付近にまとまった量の水があることが分かったと発表した。将来の有人月探査で飲料水や、分解してできた水素などを燃料に利用できる可能性もある。NASAは10月9日、月の南極付近のクレーターに、6月に打ち上げた探査機「エルクロス」のブースターと探査機を高速で次々と衝突させ、舞い上がったちりの成分を調べた。」

「月はカラカラじゃない…探査機衝突で多量の水判明

2009年11月14日(土)11時0分配信 読売新聞

 【ワシントン=山田哲朗】米航空宇宙局(NASA)は13日、月に多量の水が存在することが分かったと発表した。

 NASAは10月9日、月の南極付近のクレーター「カベウス」に無人探査機「エルクロス」を超高速で衝突させ、舞い上がったちりを分光計で観測した。分析の結果、少なくとも約100リットルの水が水蒸気や氷のかけらとしてちりの中に含まれていたと判断した。

 月全体でどのくらいの水が存在するかは不明だが、極地域には、日光のほとんど当たらない場所があり、まとまった量の氷が解けずに何十億年も保存されている可能性が高い。

 月は長い間、乾燥しきった「死の星」と考えられてきた。今年9月、別の探査機の観測によって、月表面に微量の水が散在していることがわかったものの、多量の水がある証拠はなかった。

 どこから来た水なのかはわからないが、彗星(すいせい)などが運んできた可能性がある。氷を詳しく分析すれば、太陽系ができた経緯などを調べる手がかりになると期待される。将来、月面基地を建設する際の貴重な資源としても使えそうだ。

 NASAの研究チームは「月面の水について、1か月前まで話題にしていたのは、スプーン数杯分だったのに、バケツ12杯分もあった」と興奮している。」


月にも水があったんですね。それも多量に。将来の宇宙開発で、早速役に立ちそうです。月で人間が生活できるようになるかもしれませんね。

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今そこにある危機(191) [国際・政治情勢]

「日米首脳、同盟の深化合意…普天間「迅速に結論」

2009年11月13日(金)22時12分配信 読売新聞


出迎えた鳩山首相と握手を交わすオバマ大統領(13日午後、首相官邸で)=田中成浩撮影

 鳩山首相は13日夜、初来日したオバマ米大統領と首相官邸で会談した。両首脳は、来年の日米安全保障条約改定50周年に向け、日米同盟を深化させるための新たな政府間協議を進めることで合意した。

 焦点の沖縄の米軍普天間飛行場の移設問題については、両国の外務・防衛担当閣僚級の作業部会を設置して、迅速に結論を得ることで一致した。首相が普天間移設問題の年内決着にこだわらない従来の姿勢を修正し、「迅速な結論」を目指す考えを大統領に直接明言したことで、同問題の早期決着は首脳レベルの公約となり、日本は作業の加速化を迫られることになった。

 鳩山首相とオバマ大統領が会談するのは、9月のニューヨーク以来、2回目。会談は、予定より約20分延びて約90分間行われた。

 両首脳は会談後、共同記者会見を行った。首相は「日本外交にとって日米同盟はすべての礎だ。世界環境の変化によって、深化・発展させ、建設的、未来志向の日米同盟を作りたい」と述べた。大統領は「日米同盟は、アジア太平洋地域の安定と繁栄のための基軸だ。日米は(今でも)対等なパートナーだ」と強調した。

 両首脳は「核兵器のない世界」を長期的視野で目指すことで一致。大統領は、被爆地の広島、長崎両市への訪問について、「短期的には計画はないが、将来訪問できたら非常に名誉だ」と述べた。

 普天間移設に関し、首相は会見で、「前政権の日米合意を重く受け止めている。時間がたてば、解決が難しくなることも理解している。作業部会でできるだけ早い時期に解決する」と述べた。大統領も「作業を迅速に終わらせたい。我々の目標は同じだ」と述べた。会談同席者によると、大統領は「基本は守るべきだ」と述べ、従来の日米合意を履行するよう首相に求めた。

 首相は、来年1月に撤収するインド洋での海上自衛隊の給油活動に代わるアフガニスタン支援策として、今年から5年間で総額50億ドルの民生支援を実施することを説明。会見では「テロの根源を絶つという民生支援は、日本流の望ましい支援だ」と説明した。大統領は「感謝する」と評価した。

 両首脳は会談後、環境・エネルギー技術協力、気候変動、核軍縮の3分野における日米協力をうたった各共同文書を発表した。

 「気候変動交渉に関する日米共同メッセージ」と題した文書では、日米両国が「2050年までに温室効果ガスを80%削減することをめざす」とした長期の共通目標を明記。核軍縮に関する「『核兵器のない世界』に向けた日米共同ステートメント」では、北朝鮮に対し、核問題をめぐる6か国協議への復帰を促した。

 大統領は14日昼には皇居で天皇、皇后両陛下との昼食会に出席する。同日夕に日本を出発し、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のためシンガポールに向かう予定だ。

 ◆首脳会談の骨子◆

 ▽2010年の日米安保条約改定50周年に向け、同盟関係を深化させる協議を開始

 ▽普天間移設問題で閣僚級作業部会を設け、迅速に結論

 ▽核廃絶の長期目標を共有。北朝鮮の核問題で密接に協力

 ▽温室効果ガスを2050年までに80%削減する目標で合意」

「日米首脳会談の要旨

2009年11月14日(土)8時0分配信 産経新聞


 【米軍基地銃乱射事件】

 鳩山由紀夫首相 米テキサス州の陸軍基地での銃乱射事件は誠にいたましい事件で、日本国民を代表してお悔やみとお見舞いを申しあげたい。


 【日米同盟】


 首相 大統領が初のアジア歴訪の最初に日本を訪問したことを歓迎する。日米同盟は日本外交の基軸だ。アジア・太平洋地域の平和や経済的な繁栄の礎になっている。日米同盟に基づき大統領と連携して2国間関係はもとより、アジア・太平洋地域、グローバルな課題で日米協力を強化したい。建設的で未来志向の日米同盟を深めたい。


 オバマ大統領 最初のアジア訪問に日本を選んだことは米国の日米同盟重視を表すものだ。


 首相 世界情勢、時代は変遷しているので、日米の同盟関係もあわせて発展させる必要がある。来年は日米安保条約改定50周年にあたるので、日米同盟深化のための協議プロセスを開始したい。拡大抑止、情報保全、ミサイル防衛、宇宙といった安全保障分野に限らず、新しい課題でも協力を進めたい。防災、医療、保健、環境、教育といった分野でも日米協力をアジア・太平洋中心に進めていくことによって、同盟関係を深化していきたい。


 大統領 賛成する。日米関係はこれまでもイコール(対等な)パートナーだったし、これからもそうだ。米国と日本の同盟関係は両国だけでなく、アジア・太平洋地域の安定と繁栄の基軸だ。


 【普天間飛行場移設問題】


 大統領 普天間飛行場の問題は、2国間で設置されたワーキンググループを通じて迅速に解決していきたい。


 首相 米軍再編は抑止力の維持、沖縄の負担軽減の観点から重要な課題だ。前政権の日米合意は重く受け止めているが、衆院選で沖縄県民に県外、国外への移設を申しあげたことも事実で、県民の期待も強まっている。大変困難を伴う問題だが、時間がたてばより解決が難しくなることも認識している。できるだけ早く解決したい。


 【アジア・太平洋】


 大統領 アジアに積極的に関与していく。米国はこの地域における重要なプレーヤーだ。


 首相 アジアにおける米国のプレゼンスを期待している。日米同盟という前提があるから、私は東アジア共同体という構想を持っている。さまざまなレベルで日米が協力を強化することが、東アジアの安定と発展に大いに資する。APEC(アジア太平洋経済協力会議)は2010年は日本、2011年は米国が議長国になる機会をとらえ、APECの成功と新たなビジョンのために連携、協力したい。


 【アフガニスタン】


 首相 アフガニスタンの安定と復興は世界の安定にかかわる最重要課題だ。米国の努力を評価したい。日本はアフガニスタンが真に必要としている支援のあり方を検討してきた。海上自衛隊によるインド洋での補給活動に代えて、5年間で最大約50億ドル(約4500億円)規模の支援策を決定した。治安能力向上のための警察支援、元タリバン兵に対する職業訓練、農業・インフラ整備・学校建設といったアフガニスタンの持続的、自律的発展のための民生分野が中身だ。


 大統領 これまでの日本の支援、今回の支援を評価する。民生支援が重要だという首相の認識に感動した。日米間でよく議論して連携したい。パキスタン支援についても評価する。


 【地球温暖化防止】


 首相 2050年までに80%の温暖化ガス排出削減に合意できたことは喜ばしい。COP15(国連気候変動枠組み条約締約国会議)の成功に向けて日米で協力したい。この問題の解決のためには先進国のみならず、中国など新興国を含む世界すべての主要排出国が参加する枠組み作りが必要だ。


 大統領 われわれの政権にとっても大変優先順位の高い問題だ。日本と緊密に協力したい。


 【核軍縮、不拡散】


 首相 9月の国連安全保障理事会サミットにおける大統領の指導力に感謝したい。プラハで行われた「核なき世界」演説に日本国民は大変感動している。国連の核兵器全面廃絶に関する決議案に、日米が共同提案国となれたことは有意義だった。核兵器のない世界を追求する目標を共有して努力したい。来年のNPT(核拡散防止条約)再検討会議の成功、(米国が提唱した)核セキュリティー・サミットの成功に向け、緊密に連携したい。


 大統領 核兵器のない世界というビジョンを共有している。核廃絶は一夜にしてできるものではなく時間のかかる目標だ。核兵器が存在する限りにおいては、米国は米国民や同盟国の抑止力にコミット(関与)していく。ロシアとは核兵器削減の動きをすでに起こしている。


 【広島、長崎訪問】


 首相 大統領の広島、長崎訪問を国民も期待しているので機会があればぜひ行っていただきたい。


 大統領 日本は核兵器について独自の視点を持っている。原爆が投下されたからだ。広島と長崎を将来訪れることができたら非常に名誉なことだ。短期的には訪問の計画はないが、私には非常に意味があることだ。


 【北朝鮮】


 大統領 ボスワース特使(北朝鮮政策担当)が訪朝する話があるが、6カ国協議の枠の中で行われるものだ。


 首相 米朝接触が6カ国協議の枠内という話なので支持している。6カ国協議や北朝鮮の非核化につながることを望む。


 【イラン】


 大統領 EU(欧州連合)と米中露による交渉がうまくいかない場合は、イランへの対応を考えなければならない。


 首相 イランの核問題に関する懸念を共有している。日本としては伝統的なイランとの関係があるので、そういうものをベースに働きかけを行いたい。」

「日米首脳会談・首相と大統領の共同記者会見要旨

2009年11月13日(金)22時29分配信 読売新聞

 【日米同盟】

 首相 日本外交にとって日米同盟はすべての礎だ。時代の変遷、世界環境の変化によってさらに深化発展をさせていきたい。未来志向の新しい日米同盟を作りあげていきたいと(首脳会談で)提案した。

 大統領 日米同盟関係は両国だけでなくアジア太平洋地域の安定と繁栄の基軸だ。同盟関係が強固なままであれば、友好関係はさらに強いものになる。

 【普天間移設問題】

 首相 ハイレベルの作業部会を設置して、できるだけ早い時期に解決すると言った。日本としても前政権の合意は重く受け止めている。大変困難を伴う問題だが、時間がたてばより問題の解決が難しくなることも理解している。

 大統領 迅速に実施してもらいたい。我々の目標は変わらない。

 【アフガニスタン支援】

 首相 アフガニスタンには(インド洋での)補給支援活動ではなく、民生支援を充実させたい。5年間で約50億ドルの民生支援を行う。

 大統領 日本の約束にお礼を言いたい。

 【核不拡散】

 首相 北朝鮮やイラン問題で密接に協力していきたい。

 大統領 北朝鮮、イラン両国が国際社会に対して義務を果たさないといけない。さもなければ私たちは協力して国連決議を実行に移すことになる。

 大統領 広島と長崎を将来訪れることができたら名誉なことだ。短期的には訪問計画はない。

 【地球温暖化】

 首相 2050年までに(温室効果ガスを)80%削減するという大きな目標に日米で合意した。COP15(気候変動枠組み条約第15回締約国会議)の成功に向け協力することでも一致した。

 大統領 気候変動は非常に重要な問題だ。

 【東アジア共同体】

 首相 日米同盟がその基軸にあるからこそ申し上げていることだ。アジアにおける米国のプレゼンスが高まることを大いに期待したい。」

「米大統領が演説、アジア重視鮮明

2009年11月14日(土)8時10分配信 共同通信


 アジア政策について演説するオバマ米大統領=14日午前、東京都港区のサントリーホール(代表撮影)

 来日中のオバマ米大統領は14日、都内で演説し「米国は太平洋国家」と述べ、アジア重視の姿勢を鮮明にした。「核兵器なき世界」実現を目指すとした4月のプラハ宣言などに続く主要演説。世界経済のけん引役であるアジアを米国が重視し、今後も積極的関与の姿勢を強調。大統領は主要演説を東京で行うことで日本がアジアにおける米外交の要とのメッセージも発信。演説でも日米同盟の重要性を表明。」

「オバマ大統領演説、米国は「アジア・太平洋国家」

2009年11月14日(土)11時42分配信 読売新聞


アジア政策演説に臨むオバマ大統領(14日午前、東京・港区で)=立石紀和撮影

 オバマ米大統領は14日、東京・赤坂のサントリーホールでアジア外交政策に関する重要演説を行った。

 大統領は、米国を「アジア・太平洋国家」と位置づけ、日本や中国との二国間関係の強化に加え、アジア太平洋経済協力会議(APEC)などの多国間地域機構への「より深く広範な関与」を通じ、地域の繁栄と安全保障の確立を目指す立場を表明した。

 大統領はまず、日米安全保障条約に基づく、過去半世紀にわたる日本との同盟関係が、「両国にとり安全と繁栄の基礎となってきた」と強調。1960年1月に日米安保条約を締結した当時のアイゼンハワー大統領の言葉を引き合いに、日米関係は「対等と相互理解を下地とする不朽のパートナー関係だ」と述べた。

 大統領はまた、日本と韓国、オーストラリア、タイ、フィリピンとの同盟関係が、各国に発展の機会を提供したとし、米国がイラクとアフガニスタンで戦争を遂行していても、「米国の日本とアジアに対する安全保障上の責任は揺るぎない」と語った。

 台頭する中国との関係について大統領は、「影響圏の拡大を競い合うのではなく、互いに協力できる分野を開拓することが、アジア・太平洋の発展につながる。中国を封じ込める意図はない」と述べ、中国が経済回復やアフガニスタン・パキスタンの安定化、核不拡散などの地球規模の課題に積極的に関与しているとして歓迎の意を表明した。

 北朝鮮の核問題をめぐっては、6か国協議に復帰するとともに、核開発計画の放棄や核拡散防止条約(NPT)への再加盟などを確実に履行するよう改めて要求。さらに、北朝鮮による日本人拉致問題にもあえて言及し、北朝鮮が拉致被害者の家族に対し、拉致問題の実態を全面的に開示するよう求め、「これなくして近隣諸国との完全な関係正常化はあり得ない」と断言した。

 ミャンマー民主化問題に関しては、軍事政権との直接対話を通じて民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんや野党勢力の無条件釈放を要求し、「民主化への道こそが、真の安全と繁栄をもたらす」と強調した。」

「オバマ大統領アジア政策演説 「日本との関係」「拉致」「小浜市」に大拍手

2009年11月14日(土)13時21分配信 J-CASTニュース


アジア・太平洋地域とのつながりを強調するオバマ大統領

日米関係の冷え込みが指摘されるなか、初来日したオバマ大統領は2009年11月14日、東京・赤坂のサントリーホールでアジア政策に関するスピーチを行った。米国が「太平洋国家」であることを強調、アジア諸国との関係を強化していく方針を述べた。聴衆はスタンディングオベーションで大統領を迎え、特にアジア・太平洋地域との関わりや、拉致問題に触れたくだりでは、会場から大きな拍手が起こった。

演説が始まったのは午前10時過ぎだが、入場手続きが始まったのは、その2時間前の8時ごろ。小雨が降っていたが、ホールの職員からは「傘は持ち込めません。入り口で預けて下さい。折りたたみはカバンの中へ」とのアナウンスが繰り返されていた。傘も何か「武器」に使われる可能性がある、ということらしい。入り口脇では、鈴木宗男衆院議員と外務省出身の佐藤優氏が、険しい表情をして立ち話をするなど、有名人も多数訪れていた。

<拍手や歓声が起こる場面が何度も>

入り口では厳重なセキュリティーチェックが行われた。金属探知機の他、警察官がカバンを開けて隅々まで検査。航空機の国際線同様、ペットボトルの持ち込みも禁じられた。ホールに入場したのは、米国大使館からの招待客など約1500人だが、開場から1時間以上が経過した9時10分過ぎになっても、まだ列は続いていた。

オバマ大統領の演説では、一貫して米国と太平洋とのつながり・パートナーシップが強調され、拍手や歓声が起こる場面も多かった。

例えば、演説冒頭、聴衆に対して

「みなさんは2つの国の結びつきを強くするために働いている」
と語りかけた直後に拍手が起きたのを始めとして、

「日本の小浜市の人に私の感謝の気持ちを伝えずにはいられない」
との発言には、会場から大歓声が起こった。

それ以外にも、沖縄の米軍基地問題に関連して

「対等で相互に協力する関係を維持するよう努力したい」
と述べた点や、北朝鮮に対して、孤立化ではなく国際社会に歩み寄るように迫るくだりで、

「6か国協議への復帰、非核化。拉致被害について家族に明らかにすることが必要」
などと述べたくだりでは、会場から大きな拍手が起こっていた。

<「最初の太平洋出身の大統領として、パートナーシップを強化する」>

オバマ大統領は、約40分に及んだ演説の最後でも

「これらの(演説で述べてきた)取り組みを、アジア・太平洋の国として行っていきたい。この地域で人格形成した経歴を持つ大統領としてやっていきたい。(朝鮮半島の)南の人は恐怖からの自由、北は欠乏からの自由を。これが米国のアジェンダだ。最初の太平洋出身の大統領として、パートナーシップを強化することを約束する」
と、米国とアジア太平洋地域とのつながりを強調。会場では、1分近くにわたってスタンディングオベーションが続いた。

ただし、決して聴衆全員が「拍手喝采」という訳ではなく、ホール前の囲み取材では、沖縄県の自治体関係者が、オバマ大統領がミャンマーや中国での人権問題について触れたことから、「人権を守るなら、まず沖縄から守って欲しい」ともらす一幕もあった。」

「オバマ大統領演説のハイライト

2009年11月14日(土)12時46分配信 読売新聞

 ◆日米関係

 We will do so through our close

 friendship with Japan――which will

 always be a centerpiece of our efforts

 in the region.

 我々は、(アジア太平洋)地域での米国の取り組みの基軸であり続ける日本との緊密な友好関係を通じて、行動していく。

 ◆太平洋国家

 I promise you that this Pacific nation

 will strengthen and sustain our

 leadership.

 この太平洋国家(である米国)は、指導力を強化し、持続させることを約束する。

 ◆中国

 The United States does not seek to

 contain China.The rise of a strong,

 prosperous China can be a source of

 strength.

 米国に中国封じ込めの意図はない。強力で豊かな中国の興隆は、(国際社会の)強さの源となりうる。」

「日米「最も対立的」 米紙「90年代以降」

2009年11月14日(土)8時0分配信 産経新聞

 11日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)はオバマ米大統領の訪日に先立ち、日米関係が貿易摩擦で揺れた1990年代以降、「最も対立的な状態」にあるとの解説記事を掲載した。

 同紙は、日本の民主党が政権についた直後から、米政府内で日米関係悪化を心配する声が上がっていたと指摘。その懸念は、日本側が自衛隊によるインド洋での給油活動からの撤収や、米軍普天間飛行場の移設先見直しを表明したことで顕在化し始めたと分析した。


 また、両国関係の「ぎこちなさ」を象徴する出来事として、9月の米ピッツバーグでの主要20カ国・地域(G20)金融サミットの際、鳩山由紀夫首相夫妻が夕食会に遅刻してオバマ大統領夫妻を待たせる一幕があったことを挙げたほか、ゲーツ国防長官が10月の訪日時に日米合意履行を迫ったことが事態をこじらせたと報じた。


 同紙は一方、日本の貿易相手国として中国の重要性が増していることを強調。現在のドル安によって日本経済が大きく傷ついていることから、「日本が米国に対して感じる恩義ははるかに少なくなっている」とする専門家の分析を紹介している。(大内清)」

「鳩山首相、シンガポールに到着

2009年11月14日(土)12時51分配信 読売新聞

 【シンガポール=川嶋三恵子】鳩山首相は14日朝(日本時間同)、政府専用機でシンガポールに到着した。

 同日午後から、大統領府で行われるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席し、オバマ米大統領との13日の会談で気候変動問題などでの協力強化で一致したことを踏まえ、環境と経済成長の両立をめざす日本の成長戦略などを説明する見通しだ。

 首相はこれに先立つ14日午前、日本大使館の文化広報センター「ジャパン・クリエイティブ・センター」の開所式にシンガポールのリー・シェンロン首相と共に出席、会談した。ブルネイのボルキア国王とも会談した。

 15日にはロシアのメドベージェフ大統領と会談し、北方領土問題の解決に向けたロシア側の前向きな取り組みを促す考えだ。」

「胡主席 着々布石 アジア歴訪しアピール

2009年11月14日(土)8時0分配信 産経新聞

 【シンガポール=宮野弘之】中国の胡錦濤国家主席は13日、シンガポールで講演し、米国を発端とする現在の経済危機を克服するため、アジア太平洋地域で貿易・投資の自由化や地域経済統合を進める必要性を強調。さらに中国は景気対策として、内需拡大に力を入れていく意向も表明した。胡主席はこれに先立ち、東南アジア諸国連合(ASEAN)で最大の貿易相手国マレーシアを訪問。シンガポールとも関係強化を確認するなど、オバマ米大統領のアジア歴訪にあわせるかのように、東南アジアでの中国の存在感をアピールした。

 シンガポールで開かれているアジア太平洋経済協力会議(APEC)関連フォーラムで講演した胡主席は、現在の金融危機に関連し、「保護主義はどの国にも危機から脱する助けにはならない」とし、貿易・投資の自由化促進を訴えた。さらに、経済の回復へ一層の内需拡大策を取る方針を示した。また、「アジア太平洋地域の経済統合を加速させるさまざまな方策を見いだす努力を続けるべきだ」とも語ったが、地域統合の具体的な枠組みなどには言及しなかった。


 これに先立ち、ASEAN域内で最大の対中貿易相手国であるマレーシアを訪れた胡主席は、ナジブ首相との会談で通商・経済、科学技術、防衛・安全保障分野での関係強化を確認。中国がパーム油や木材の輸入拡大と引き換えにマレーシアの鉄道や水関連などのインフラ整備に投資することを確認した。同首相は、マレーシア南部での新たな鉄道建設に中国からの出資を受け入れる考えを示した。


 胡主席はシンガポール首脳との会談で、水資源管理や都市開発分野でシンガポールからの協力を取り付ける一方、両国間の貿易と投資、人的交流を拡大していくことで一致した。」

「日米きしみ注視 強気の中国 オバマ大統領訪問控え

2009年11月14日(土)8時0分配信 産経新聞

 【北京=矢板明夫】オバマ米大統領が15日から中国を公式訪問する。上海で若者と交流するほか、北京で胡錦濤国家主席らと会談し、北朝鮮とイランの核問題、地球温暖化対策などグローバルな課題について協議する予定だ。鳩山政権の発足後、ぎくしゃくした関係が続く「日米同盟」を横目に、中国は対米関係において強気の姿勢が目立つ。しかし中国国内では、日米同盟の弱体化は中国に必ずしも利益をもたらさないとする見方も浮上している。

 これまで歴代の米大統領が訪中する前に、中国政府は友好ムードを演出するのが通例だ。今回も今月4日に、大統領への“プレゼント”として、長年の懸案となっていた上海ディズニーランド計画の認可を発表した。


 しかし今回の訪中はそれだけではなかった。中国商務省が6日、米の中国製品輸入制限への報復措置として「米国製自動車のダンピング疑惑の調査」を発表。9日には7月の新疆ウイグル自治区の暴動に参加したウイグル族9人の死刑執行を公表した。大統領訪中を前に、「保護貿易と人権問題で中国は決して妥協しない」との姿勢を示すためとみられている。


 クリントン元大統領、ブッシュ前大統領が中国を訪問した際には、その前に中国側が民主化活動家らを釈放するケースが少なくなかった。今回、オバマ大統領はどこまで人権問題に言及するか注目されているが、米国債を大量保有する中国側の強気の姿勢に、「オバマ氏はノーベル平和賞の受賞が決まったが、中国への圧力は期待できないのではないか」と悲観する民主化関係者が多いのも今回の特徴だ。


 自信を強める中国は、最近の日米関係のきしみについて高い関心をもっている。中国はこれまで、日米両国が一致して台湾問題に介入することを強く警戒していたが、近年、米中関係の親密化や、中国との協調路線をとる台湾の馬英九総統の登場で、日米同盟に対する認識が変わりつつある。


 むしろ、日本の再軍備や核武装を抑えるという日米同盟の側面を重要視する考え方が増えているようだ。


 中国のある研究者は「長期的にみれば、日米同盟の解消は中国の国益にかなうが、しかし、短期的には日米同盟は“日本の暴走”を封じ込めるる有効手段だとの考え方が主流に成りつつある」と話している。」

「<在日中国人のブログ>オバマ大統領訪日の日程、秋風吹く日米関係を象徴=中国抜きの米外交はあり得ず

2009年11月14日(土)13時17分配信 Record China


2009年11月13日、中文導報の張石副編集長はブログでオバマ米大統領のアジア訪問に関する記事を発表した。日米関係に秋風が吹く一方で、両国はともに中国への接近を図っているという。写真は上海市のマダム・タッソーろう人形館のオバマ像。

2009年11月13日、日本華字紙・中文導報の張石(ジャン・シー)副編集長はブログでオバマ米大統領のアジア訪問に関する記事を発表した。日米関係に秋風が吹く一方で、両国はともに中国への接近を図っているという。以下はその抄訳。

今回のアジア訪問でオバマ大統領は中国に3日間滞在するのに比べ、日本の滞在期間はおよそ1日と短い。この日程は日本との距離を示すものだとして日本メディア、世論は不満の声を上げている。そもそも民主党政権誕生以来、米国とは沖縄の基地問題など対立点が目立つ一方、鳩山首相は東アジア共同体の実現などアジア重視、中国重視の姿勢を見せている。

米国にとっても対中関係の持つ意味はきわめて大きなもの。失業率が10%に達した中、米政府は雇用確保のために輸出拡大を企図しているが、最大の対象国は中国。そのためオバマ大統領は中国に内需拡大を要請している。また朝鮮半島の核問題、核廃絶問題、イランの核問題、気候変動問題などもはや中国抜きでは進められない課題ばかり。これらオバマ政権の重要課題において日本が与える影響力は微々たるものに過ぎない。(翻訳・編集/KT)

●張石(ジャン・シー)
日本華字紙「中文導報」副編集長、記者。在日中国人や日中関係などについての記事を多く発表している。著書に小説「東京傷逝」「三姐弟」など。」


それにしても中共支那の外交戦略はしたたかです。それに比べ、日本の鳩ポッポ首相は、オバマ米大統領の初来日に途中から米大統領をほったらかして、APECに出席する為にシンガポールに行くなど、前代未聞のことであり、米国に対して外交辞令に反する無礼なことばかりしています。日本と米国の距離は更に開いた感が否めません。肝心の日米関係がギクシャクする中でAPECなどに行ってどうするというのでしょうか。鳩ポッポの外交に対するKYには付いていけませんな。

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日米同盟の静かなる危機

  • 作者: ケント・E・カルダー
  • 出版社/メーカー: ウェッジ
  • 発売日: 2008/11
  • メディア: 単行本



日米同盟の絆―安保条約と相互性の模索

日米同盟の絆―安保条約と相互性の模索

  • 作者: 坂元 一哉
  • 出版社/メーカー: 有斐閣
  • 発売日: 2000/05
  • メディア: 単行本



日米同盟Q&A100―全貌をこの1冊で明らかにする

日米同盟Q&A100―全貌をこの1冊で明らかにする

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 亜紀書房
  • 発売日: 1998/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



日米同盟の危機―日本は孤立を回避できるか

日米同盟の危機―日本は孤立を回避できるか

  • 作者: 森本 敏; 岡本 行夫
  • 出版社/メーカー: ビジネス社
  • 発売日: 2007/04/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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生徒会の一存 第7話「踏み出す生徒会」 [アニメ]

<生徒会の一存 第7話「踏み出す生徒会」>


生徒会の一存 第7話「踏み出す生徒会」

<動画リンク>生徒会の一存 第7話「踏み出す生徒会」↓
http://say-move.org/comeplay.php?comeid=35784

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脚本:花田十輝 絵コンテ:福田道生 演出:筑紫大介

ついに碧陽学園生徒会が東京進出!
全国制覇の野望を抱きメンバーが意気揚々と向かった先は札幌駅。
あれ? 会長、千歳空港じゃないんですか?
「あんな鉄の塊が飛ぶわけないでしょ!」
そうですか。そうですよね。
今、生徒会メンバーを乗せ、万感の思いを込めて汽笛が鳴る。

生徒会の日常  碧陽学園生徒会黙示録1 (富士見ファンタジア文庫)

生徒会の日常 碧陽学園生徒会黙示録1 (富士見ファンタジア文庫)

  • 作者: 葵 せきな
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2008/09/20
  • メディア: 文庫


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とある科学の超電磁砲 第7話「能力とちから」 [アニメ]

<とある科学の超電磁砲 第7話「能力とちから」>


Watch To Aru Kagaku no Railgun 7 RAW in 娯楽  |  View More Free Videos Online at Veoh.com
とある科学の超電磁砲 第7話「能力とちから」

<動画リンク>とある科学の超電磁砲 第7話「能力とちから」↓
http://say-move.org/comeplay.php?comeid=35779

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脚本:伊藤美智子
絵コンテ:八谷賢一
演出:八谷賢一
作監:田中春香
総作監:田中春香

連続爆弾テロ「虚空爆破(グラビトン)事件」の被害が拡大する第七学区。場所にも時間にも一貫性がなく、手掛かりすら残されていない犯行に、風紀委員(ジャッジメント)も警備員(アンチスキル)も手をこまねいていた。犯人の使っている能力は『量子変速(シンクロトロン)』。しかし、これだけの規模の爆発を起こせる能力者は「大能力(レベル4)」以上で、『書庫(バンク)』のデータに該当者は見当たらない。一方、忙しい風紀委員の初春に相手をしてもらえない佐天を見かけた美琴は、彼女から「幻想御手(レベルアッパー)」という能力のレベルを上げる道具の話を聞く。

とある科学の超電磁砲 第2巻 <初回限定版> [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
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とある科学の超電磁砲 第2巻 <初回限定版> [DVD]

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とある科学の超電磁砲 第2巻 <通常版> [Blu-ray]

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