今そこにある危機(254) [国際・政治情勢]
「【止まらぬ暴力 シー・シェパードの実態】(中)変わる風向き
2010年2月11日(木)8時0分配信 産経新聞
■反捕鯨国も非難の声
東京・霞が関の農林水産省8階にある水産庁長官室。昨年2月、当時の山田修路(しゅうじ)長官とオランダのミッヘルズ公使が、厳しい表情で向かい合っていた。
長官「どうして、シー・シェパードの船に船籍を与えたのですか。船籍を剥奪(はくだつ)できないのですか」
公使「オランダの法律では難しい」
長官「旗国(船籍国)として、しっかり対応してほしい」
公使「本国と相談します」
その3日前。環境保護を標榜(ひょうぼう)する米団体シー・シェパード(SS)の抗議船が、故意に日本の調査捕鯨船に衝突するという“過激な抗議”行動を取ったばかりだった。抗議船「スティーブ・アーウィン号」はオランダ船籍。取り締まる責任はオランダにあるはずで、長官は船籍剥奪などの措置を強く求めたが、オランダ公使は明確な答えを避けるばかりだった。
結局、公使はこのとき、「オランダ政府は捕鯨に反対しており、クジラを殺さなくても調査は可能」と反捕鯨を強調する声明を発表し、水産庁を立ち去った。
それ以降も、日本の調査捕鯨船団に妨害を繰り返すSSの抗議船をオランダは一度も取り締まったことはない。水産庁幹部をはじめ、調査捕鯨関係者の不安と怒りは増大するばかりだ。
◆捜査権及ばず
調査捕鯨妨害で警視庁から国際手配を受けながら、逮捕されないSSのメンバー。「彼らが活動拠点にしている反捕鯨国には捜査権が及ばない。反捕鯨国の協力がない限り逮捕できない」。水産庁幹部はこう話す。
SSの本拠地がある米国、SS抗議船が南極海での抗議活動の拠点にしているオーストラリア、そしてオランダは、いずれも反捕鯨国だ。日本の調査捕鯨に強く反発してきた。
特にオーストラリアにはSS支持を表明する政治家がいるうえ、日本の捕鯨船を監視する船を出航させていることなどから、SSから発見されないように行動している捕鯨船団の情報を流しているのではないか、という疑惑もある。
「広い南極海で行動する捕鯨船団を、なぜSSはいつも見つけられるのか」
調査捕鯨を行っている日本鯨類研究所の石川創調査部次長はこう指摘する。
今年1月、捕鯨船団がSSに妨害を受けた数日前には、オーストラリアの観光船と遭遇し追尾されることもあった。
◆かつて欧米も
日本の調査捕鯨は国際捕鯨取締条約に基づいており、調査を終えたクジラを食品として流通させることや沿岸で小型クジラを捕獲することは国際法に違反しない。古来、クジラは日本の「食」文化に根ざしてきたという事情もある。
反捕鯨の欧米の国々の多くも、かつては捕鯨を行ってきたが、食文化ではなく、クジラの体の脂を燃料や工業油などとして利用するのが目的だった。
江戸時代末期、ペリー率いる米国の黒船が日本を訪れた目的の一つは、米国捕鯨船に食料や水を提供するよう求めることだったとされている。石油の掘削や技術の発展で鯨油が不要となると、「反捕鯨」の風潮が流れるようになり、SSのような過激な抗議活動も生まれた。
◆理解の兆し
「捕鯨に反対するのは自由だが、国際法で認められた合法行為を暴力で妨害することは許せない」。こうした日本の主張は最近少しずつ反捕鯨国にも受け入れられるようになっている。
昨年10月、日蘭首脳会談で、オランダのバルケネンデ首相がSSの船籍剥奪を可能にする法案を国会に提出することを、鳩山由紀夫首相に“約束”した。
「SSの行為があまりにひどいことを知り、放置できないと考えたのかもしれない」。農水省幹部はこう推測する。
オーストラリアでも昨年2月に連邦警察がSSの抗議船を家宅捜索したほか、報道でも最近はSS批判が目立つようになった。SSの過激すぎる抗議活動は反捕鯨国にすら理解されない時代が近づいているのかもしれない。」
反捕鯨国の欧米諸国もかつては食べる為ではなく、燃料などの工業用としてクジラを乱獲していた。日本は食用として生きていく為の最低限の量の捕鯨しかしていないが、欧米諸国のそれは、商業・工業目的だった訳だ。しかも日本の捕鯨の量など比較にならぬほどの大量の捕鯨を行い、それが為にクジラを絶滅寸前にまで追いやった。日本と欧米諸国のどちらが性質が悪いかは言うまでも無い。しかも、今日のクジラの激減は、欧米諸国の仕業の結果なのに、日本がおとなしいのを良いことに、その罪を日本に擦り付けようとしている。シー・シェパードと反捕鯨国が通じているのは『公然の秘密』である。反捕鯨国であるアメリカ・オランダ・オーストラリア・ニュージーランドは先の大戦時、日本人を『黄色い猿』と公言していた日本の『旧敵国』であることも忘れてはならない。
2010年2月11日(木)8時0分配信 産経新聞
■反捕鯨国も非難の声
東京・霞が関の農林水産省8階にある水産庁長官室。昨年2月、当時の山田修路(しゅうじ)長官とオランダのミッヘルズ公使が、厳しい表情で向かい合っていた。
長官「どうして、シー・シェパードの船に船籍を与えたのですか。船籍を剥奪(はくだつ)できないのですか」
公使「オランダの法律では難しい」
長官「旗国(船籍国)として、しっかり対応してほしい」
公使「本国と相談します」
その3日前。環境保護を標榜(ひょうぼう)する米団体シー・シェパード(SS)の抗議船が、故意に日本の調査捕鯨船に衝突するという“過激な抗議”行動を取ったばかりだった。抗議船「スティーブ・アーウィン号」はオランダ船籍。取り締まる責任はオランダにあるはずで、長官は船籍剥奪などの措置を強く求めたが、オランダ公使は明確な答えを避けるばかりだった。
結局、公使はこのとき、「オランダ政府は捕鯨に反対しており、クジラを殺さなくても調査は可能」と反捕鯨を強調する声明を発表し、水産庁を立ち去った。
それ以降も、日本の調査捕鯨船団に妨害を繰り返すSSの抗議船をオランダは一度も取り締まったことはない。水産庁幹部をはじめ、調査捕鯨関係者の不安と怒りは増大するばかりだ。
◆捜査権及ばず
調査捕鯨妨害で警視庁から国際手配を受けながら、逮捕されないSSのメンバー。「彼らが活動拠点にしている反捕鯨国には捜査権が及ばない。反捕鯨国の協力がない限り逮捕できない」。水産庁幹部はこう話す。
SSの本拠地がある米国、SS抗議船が南極海での抗議活動の拠点にしているオーストラリア、そしてオランダは、いずれも反捕鯨国だ。日本の調査捕鯨に強く反発してきた。
特にオーストラリアにはSS支持を表明する政治家がいるうえ、日本の捕鯨船を監視する船を出航させていることなどから、SSから発見されないように行動している捕鯨船団の情報を流しているのではないか、という疑惑もある。
「広い南極海で行動する捕鯨船団を、なぜSSはいつも見つけられるのか」
調査捕鯨を行っている日本鯨類研究所の石川創調査部次長はこう指摘する。
今年1月、捕鯨船団がSSに妨害を受けた数日前には、オーストラリアの観光船と遭遇し追尾されることもあった。
◆かつて欧米も
日本の調査捕鯨は国際捕鯨取締条約に基づいており、調査を終えたクジラを食品として流通させることや沿岸で小型クジラを捕獲することは国際法に違反しない。古来、クジラは日本の「食」文化に根ざしてきたという事情もある。
反捕鯨の欧米の国々の多くも、かつては捕鯨を行ってきたが、食文化ではなく、クジラの体の脂を燃料や工業油などとして利用するのが目的だった。
江戸時代末期、ペリー率いる米国の黒船が日本を訪れた目的の一つは、米国捕鯨船に食料や水を提供するよう求めることだったとされている。石油の掘削や技術の発展で鯨油が不要となると、「反捕鯨」の風潮が流れるようになり、SSのような過激な抗議活動も生まれた。
◆理解の兆し
「捕鯨に反対するのは自由だが、国際法で認められた合法行為を暴力で妨害することは許せない」。こうした日本の主張は最近少しずつ反捕鯨国にも受け入れられるようになっている。
昨年10月、日蘭首脳会談で、オランダのバルケネンデ首相がSSの船籍剥奪を可能にする法案を国会に提出することを、鳩山由紀夫首相に“約束”した。
「SSの行為があまりにひどいことを知り、放置できないと考えたのかもしれない」。農水省幹部はこう推測する。
オーストラリアでも昨年2月に連邦警察がSSの抗議船を家宅捜索したほか、報道でも最近はSS批判が目立つようになった。SSの過激すぎる抗議活動は反捕鯨国にすら理解されない時代が近づいているのかもしれない。」
反捕鯨国の欧米諸国もかつては食べる為ではなく、燃料などの工業用としてクジラを乱獲していた。日本は食用として生きていく為の最低限の量の捕鯨しかしていないが、欧米諸国のそれは、商業・工業目的だった訳だ。しかも日本の捕鯨の量など比較にならぬほどの大量の捕鯨を行い、それが為にクジラを絶滅寸前にまで追いやった。日本と欧米諸国のどちらが性質が悪いかは言うまでも無い。しかも、今日のクジラの激減は、欧米諸国の仕業の結果なのに、日本がおとなしいのを良いことに、その罪を日本に擦り付けようとしている。シー・シェパードと反捕鯨国が通じているのは『公然の秘密』である。反捕鯨国であるアメリカ・オランダ・オーストラリア・ニュージーランドは先の大戦時、日本人を『黄色い猿』と公言していた日本の『旧敵国』であることも忘れてはならない。
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タグ:国際・政治情勢
紀元2670年おめでとうございます!! [私事]
今日は紀元節。
しかも紀元2670年という節目の年です。
いやあメデタイメデタイというのに何故か、鳩ポッポ首相も同じ日が誕生日という。
そこで巷でウワサのマヤの予言。
西暦2012年に世界が滅亡するというのは、ハズレではないかも。
世界はともかく、少なくとも日本が鳩ポッポ首相の任期中に滅ぶ可能性はある訳で。
ヤメテクレ~!!
私事で済みませんが、2月に入って、何かと忙しい上にトラブル続きで、ブログの更新が滞ってしまいました。
コメント返しやnice!返しが出来ず、申し訳ありませんでした(><)
トラブルというのがまずストーブが再度故障。それが修理できたと思ったら、その夜に今度はボイラーが故障してお湯が出ない。しかも、部品が届くまで一週間修理不能。でも、キレイ好きの私は一週間も風呂に入れないなど耐えられず、何と『水風呂』に挑戦!!心頭滅却すれば何とかなると思い『水風呂』にドボン!!まず、皮膚感覚が麻痺。次に関節がガタガタ。心臓が止まるかと思いました。何とか頭と身体を洗い終えて出てきた時は、フラフラでよく歩けませんでした。皆さんはマネしないように。ってマネする人はいないか(笑)
とまあアホな私ですが、これからも当ブログをよろしく御願い致します。
しかも紀元2670年という節目の年です。
いやあメデタイメデタイというのに何故か、鳩ポッポ首相も同じ日が誕生日という。
そこで巷でウワサのマヤの予言。
西暦2012年に世界が滅亡するというのは、ハズレではないかも。
世界はともかく、少なくとも日本が鳩ポッポ首相の任期中に滅ぶ可能性はある訳で。
ヤメテクレ~!!
私事で済みませんが、2月に入って、何かと忙しい上にトラブル続きで、ブログの更新が滞ってしまいました。
コメント返しやnice!返しが出来ず、申し訳ありませんでした(><)
トラブルというのがまずストーブが再度故障。それが修理できたと思ったら、その夜に今度はボイラーが故障してお湯が出ない。しかも、部品が届くまで一週間修理不能。でも、キレイ好きの私は一週間も風呂に入れないなど耐えられず、何と『水風呂』に挑戦!!心頭滅却すれば何とかなると思い『水風呂』にドボン!!まず、皮膚感覚が麻痺。次に関節がガタガタ。心臓が止まるかと思いました。何とか頭と身体を洗い終えて出てきた時は、フラフラでよく歩けませんでした。皆さんはマネしないように。ってマネする人はいないか(笑)
とまあアホな私ですが、これからも当ブログをよろしく御願い致します。
タグ:私事
とある科学の超電磁砲 第18話「あすなろ園」 [アニメ]
<とある科学の超電磁砲 第18話「あすなろ園」>
Watch To Aru Kagaku no Railgun 18 ENG SUB in ��� | View More Free Videos Online at Veoh.com
とある科学の超電磁砲 第18話「あすなろ園」
<動画リンク>とある科学の超電磁砲 第18話「あすなろ園」↓
http://say-move.org/comeplay.php?comeid=49946
脚本:國澤真理子
絵コンテ:湖山禎崇
演出:湖山禎崇
作監:遠藤大輔
総作監:柳伸亮
寮則を破るたび、寮監に厳しい罰則(体罰含む)を受けている美琴たち。いい加減、我慢の限界だという黒子は、最近、休日ごとに出かけている彼女の行動になにかあると直感、弱みを握るべくあとをつけることに。目指した先は第13学区の、あすなろ園。「置き去り(チャイルドエラー)」で置き去りにされた子供たちを集めて保護している施設を、ボランティアとして訪れていたのだ。子供たちに優しく接する姿に感激し、自分の考えを改める黒子。同じくボランティアとして訪れていた大圄が気になる様子の寮監を見て、その恋を実らせるべく行動を開始する……。
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とある科学の超電磁砲 第18話「あすなろ園」
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http://say-move.org/comeplay.php?comeid=49946
脚本:國澤真理子
絵コンテ:湖山禎崇
演出:湖山禎崇
作監:遠藤大輔
総作監:柳伸亮
寮則を破るたび、寮監に厳しい罰則(体罰含む)を受けている美琴たち。いい加減、我慢の限界だという黒子は、最近、休日ごとに出かけている彼女の行動になにかあると直感、弱みを握るべくあとをつけることに。目指した先は第13学区の、あすなろ園。「置き去り(チャイルドエラー)」で置き去りにされた子供たちを集めて保護している施設を、ボランティアとして訪れていたのだ。子供たちに優しく接する姿に感激し、自分の考えを改める黒子。同じくボランティアとして訪れていた大圄が気になる様子の寮監を見て、その恋を実らせるべく行動を開始する……。
とある科学の超電磁砲 第4巻 <初回限定版> [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- メディア: Blu-ray
とある科学の超電磁砲 第4巻 <通常版> [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- メディア: Blu-ray
タグ:アニメ
犬夜叉 -完結編- 第18話「人生の一大事」 [アニメ]
<犬夜叉 -完結編- 第18話「人生の一大事」>
Watch InuYasha: Kanketsu-hen Eng Subbed 18 in ��� | View More Free Videos Online at Veoh.com
犬夜叉 -完結編- 第18話「人生の一大事」
<動画リンク>犬夜叉 -完結編- 第18話「人生の一大事」↓
http://say-move.org/comeplay.php?comeid=50166
脚本:隅沢克之
絵コンテ:京極尚彦
演出:京極尚彦
作画監督:中島里恵、山本直子、杉本幸子
曲霊に睨まれた琥珀の意識が戻らない。心配なかごめだが、受験勉強も待ったなし。現代へ戻ることに。だが、志望高校の受験日当日、戦国時代から犬夜叉が迎えに来てしまう! かごめは無事試験を受けられるのか!?
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犬夜叉 -完結編- 第18話「人生の一大事」
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http://say-move.org/comeplay.php?comeid=50166
脚本:隅沢克之
絵コンテ:京極尚彦
演出:京極尚彦
作画監督:中島里恵、山本直子、杉本幸子
曲霊に睨まれた琥珀の意識が戻らない。心配なかごめだが、受験勉強も待ったなし。現代へ戻ることに。だが、志望高校の受験日当日、戦国時代から犬夜叉が迎えに来てしまう! かごめは無事試験を受けられるのか!?
タグ:アニメ
日本の漁船銃撃、ロシア国境警備隊が認める!! [国際・政治情勢]
「2漁船「迷惑かける」と銃撃明かさず
2010年2月1日(月)8時9分配信 読売新聞
北方領土の国後島沖で操業中の漁船2隻が、ロシア国境警備隊のヘリコプターから銃撃を受けた問題で、漁船の乗組員が第1管区海上保安本部(北海道小樽市)に対し、「(銃撃を報告すると)迷惑をかけると思った」などと説明していることが31日、わかった。
1管や道によると、銃撃を受けた羅臼漁協所属の「第58孝丸」(19トン、7人)と「第63清美丸」(19トン、8人)の乗組員は当初、1管に対し、日露間の協定に基づく「安全操業」中に「ヘリから照明弾を放たれた」などと話し、銃撃には触れていなかった。
しかし、2隻の船体から、銃撃を受けたような計20か所の跡が見つかったため、1管で改めて乗組員から話を聞いたところ、銃撃を受けたことを認めたという。
1管では31日、乗組員立ち会いの下、再び船体調査と聞き取りを実施するとともに、2隻に積まれた衛星測位システムのデータを解析し、詳しい操業地点の特定を急いでいる。
一方、同漁協は同日、組合員を集めた会議を開き、1日の操業自粛を決めた。田中勝博組合長は「2隻は安全操業海域内で操業していた。1998年に安全操業が開始されてから初めての銃撃で、ロシア側に厳重抗議したい」と憤った。道も外務省や水産庁などと調整した上で、1日にも在札幌ロシア総領事館に抗議する方針だ。これに対し、ロシア国境警備隊はヘリコプターから撮影した映像を公開し、国後島沖約1・5カイリ(約2・8キロ)で操業中の日本漁船2隻が停船に応じず、威嚇射撃の後に直接銃撃したと発表している。」
「日本の漁船銃撃、ロシア国境警備隊が認める
2010年1月30日(土)20時50分配信 読売新聞
【モスクワ=山口香子】北方領土の国後島沖で29日、羅臼漁協所属の漁船2隻がロシア側から銃撃された事件で、ロシア国境警備隊は30日、「日本の漁船を銃撃した」と認めた。
インターファクス通信などによると、国境警備隊は29日、国後島沖約1・5カイリ(約2・8キロ)で操業中の日本の漁船2隻を発見、「日露間の(漁業)協定に反する」として無線で停船を求めたが、無視されたため、ヘリコプターで追跡し、威嚇射撃の後に直接銃撃したとしている。」
「北海道知事「事実なら強く抗議」=国後沖銃撃
2010年1月30日(土)21時48分配信 時事通信
北海道の高橋はるみ知事は30日、北方領土の国後島沖で操業中の漁船2隻がロシア側から銃撃されたとみられる問題で、「銃撃が事実なら、いかなる理由があろうとも、決して正当化できない重大な事態。国を通じてロシア政府に強く抗議し、再発防止を求める」などとするコメントを発表した。」
北方領土問題については鳩山首相も今の世代での解決を目指し、四島返還を叫んではいますが、国力の回復したロシア側は非常に強硬になっており、とてもではありませんが、二島返還さえも無理にさえなりかねない状況です。武力行使などできない日本側の形勢は明らかに不利な状況です。改めて国際社会は相変わらず『弱肉強食』だと思い知らされます。そこには『理想』の入る余地すらありません。このまま日本は泣き寝入りするしかないのかと思うと本当に悔しいですね。
2010年2月1日(月)8時9分配信 読売新聞
北方領土の国後島沖で操業中の漁船2隻が、ロシア国境警備隊のヘリコプターから銃撃を受けた問題で、漁船の乗組員が第1管区海上保安本部(北海道小樽市)に対し、「(銃撃を報告すると)迷惑をかけると思った」などと説明していることが31日、わかった。
1管や道によると、銃撃を受けた羅臼漁協所属の「第58孝丸」(19トン、7人)と「第63清美丸」(19トン、8人)の乗組員は当初、1管に対し、日露間の協定に基づく「安全操業」中に「ヘリから照明弾を放たれた」などと話し、銃撃には触れていなかった。
しかし、2隻の船体から、銃撃を受けたような計20か所の跡が見つかったため、1管で改めて乗組員から話を聞いたところ、銃撃を受けたことを認めたという。
1管では31日、乗組員立ち会いの下、再び船体調査と聞き取りを実施するとともに、2隻に積まれた衛星測位システムのデータを解析し、詳しい操業地点の特定を急いでいる。
一方、同漁協は同日、組合員を集めた会議を開き、1日の操業自粛を決めた。田中勝博組合長は「2隻は安全操業海域内で操業していた。1998年に安全操業が開始されてから初めての銃撃で、ロシア側に厳重抗議したい」と憤った。道も外務省や水産庁などと調整した上で、1日にも在札幌ロシア総領事館に抗議する方針だ。これに対し、ロシア国境警備隊はヘリコプターから撮影した映像を公開し、国後島沖約1・5カイリ(約2・8キロ)で操業中の日本漁船2隻が停船に応じず、威嚇射撃の後に直接銃撃したと発表している。」
「日本の漁船銃撃、ロシア国境警備隊が認める
2010年1月30日(土)20時50分配信 読売新聞
【モスクワ=山口香子】北方領土の国後島沖で29日、羅臼漁協所属の漁船2隻がロシア側から銃撃された事件で、ロシア国境警備隊は30日、「日本の漁船を銃撃した」と認めた。
インターファクス通信などによると、国境警備隊は29日、国後島沖約1・5カイリ(約2・8キロ)で操業中の日本の漁船2隻を発見、「日露間の(漁業)協定に反する」として無線で停船を求めたが、無視されたため、ヘリコプターで追跡し、威嚇射撃の後に直接銃撃したとしている。」
「北海道知事「事実なら強く抗議」=国後沖銃撃
2010年1月30日(土)21時48分配信 時事通信
北海道の高橋はるみ知事は30日、北方領土の国後島沖で操業中の漁船2隻がロシア側から銃撃されたとみられる問題で、「銃撃が事実なら、いかなる理由があろうとも、決して正当化できない重大な事態。国を通じてロシア政府に強く抗議し、再発防止を求める」などとするコメントを発表した。」
北方領土問題については鳩山首相も今の世代での解決を目指し、四島返還を叫んではいますが、国力の回復したロシア側は非常に強硬になっており、とてもではありませんが、二島返還さえも無理にさえなりかねない状況です。武力行使などできない日本側の形勢は明らかに不利な状況です。改めて国際社会は相変わらず『弱肉強食』だと思い知らされます。そこには『理想』の入る余地すらありません。このまま日本は泣き寝入りするしかないのかと思うと本当に悔しいですね。
日本人が行けない「日本領土」 北方領土・竹島・尖閣諸島・南鳥島・沖ノ鳥島上陸記
- 作者: 山本 皓一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/05/31
- メディア: 単行本
タグ:国際・政治情勢
今そこにある危機(253) [国際・政治情勢]
「外国人参政権反対決議 民団工作、一夜で否決 市川市議会
2010年2月1日(月)8時0分配信 産経新聞
千葉県市川市の市議会で永住外国人への地方参政権(選挙権)の付与に反対する意見書の採択に委員会レベルで決議しながら、在日本大韓民国民団(民団)のロビー活動の結果、一夜にして本会議で否決されていたことが31日、分かった。外国人参政権では、在日韓国人らが地方選の投票権を得ることになる。「国家の主権や独立を脅かす恐れがある」と外国人参政権に批判が広がるなか、民団の組織的な「巻き返し工作」が明らかになった。
議会関係者によると、外国人参政権に反対する意見書の採択は、19日の市議会総務委員会で可決された。「地方といえども憲法違反」という理由で、賛成5、反対4の1票差。翌日の本会議での採決を待つばかりだった。
しかし、こうした動きに民団市川支部が反応した。議会関係者によると、民団中央本部と連携しながらのロビー活動が始まり、主な議員を訪ねて反対決議の不当性を指摘。市議会の公明党と多くの自民党系議員らが指摘に応じ、「憲法違反という文言が盛り込まれているのはおかしい」と言い出した。無所属議員も加わり、「市川市はすでに付与を求める決議をしている」「国会で法案が上程されたこともあるのに」といった声が挙がったという。
翌20日の本会議には民団やその支援者ら10人余りが集結。決議直前に行われた議員らによる討論は、委員会と一変し、採択に反対する意見ばかりになった。採決の結果、採択に賛成の議員はゼロ。付与反対の立場の議員4人のみ退席し、36人中32人が否決にまわったという。こうした経過について、民団新聞は「わずか1日で形勢が逆転した裏には民団市川支部の果敢な働きかけがあった」と掲載。ロビー活動が奏功したと強調した。
百地章・日大教授(憲法)は「外国勢力の働きかけで自治体の意思決定が覆った。まさしく『政治工作』だ。議会は国益に対する意識が乏しく、無警戒過ぎる。参政権付与で、こうした動きがもっと公然と行われる恐れがあることを憂慮している」と話す。」
「外国人参政権 「発想おかしい」各地で反対決議
2010年2月1日(月)8時0分配信 産経新聞
鳩山内閣が進める外国人参政権をめぐる問題では、最近、自治体レベルの反対決議が相次いでいる。昨年12月以降、市町村議会では愛媛県松山市や今治市、福岡県直方市、茨城県常総市、埼玉県吉川市などで反対決議が採択された。
都道府県議会でも熊本、香川、埼玉、佐賀、秋田、山形、新潟など14県議会が反対採択。かつて推進の意見書を採択した34都道府県でも、茨城や千葉、石川、富山、島根、佐賀、長崎、大分の8県が参政権付与が現実味を帯びるにつれ、反対に転じる動きが広がっている。
全国都道府県議会議長会では「民主主義の根幹にかかわる問題で、拙速に法案提出や審議されるべき案件ではない」とする特別決議を採択した。
首長からも付与への反対論が相次ぎ、石原慎太郎東京都知事は「絶対反対。発想そのものがおかしい」と批判。民主党系の上田清司埼玉県知事も「基地問題など外交、安全にかかわる話が市長選のテーマになることもある。国の運命を左右する話には、日本国籍を持った人が投票すべきだ」と話している。」
外国人参政権に関しては完全に『違憲』であり、法的根拠もないにも拘わらず民主党の小沢幹事長の強力な後押しで法案提出が進められています。民主党内にも躊躇する動きもありますが、小沢氏が『不起訴』になってしまい、幹事長のイスが不動のものになった以上、止めることはできないのでしょう。民団に至っては民団の関与を公言するなど、もう無法状態です。今からこれでは法案成立後の日本の状態がどんなになるか不安で仕方がありません。
2010年2月1日(月)8時0分配信 産経新聞
千葉県市川市の市議会で永住外国人への地方参政権(選挙権)の付与に反対する意見書の採択に委員会レベルで決議しながら、在日本大韓民国民団(民団)のロビー活動の結果、一夜にして本会議で否決されていたことが31日、分かった。外国人参政権では、在日韓国人らが地方選の投票権を得ることになる。「国家の主権や独立を脅かす恐れがある」と外国人参政権に批判が広がるなか、民団の組織的な「巻き返し工作」が明らかになった。
議会関係者によると、外国人参政権に反対する意見書の採択は、19日の市議会総務委員会で可決された。「地方といえども憲法違反」という理由で、賛成5、反対4の1票差。翌日の本会議での採決を待つばかりだった。
しかし、こうした動きに民団市川支部が反応した。議会関係者によると、民団中央本部と連携しながらのロビー活動が始まり、主な議員を訪ねて反対決議の不当性を指摘。市議会の公明党と多くの自民党系議員らが指摘に応じ、「憲法違反という文言が盛り込まれているのはおかしい」と言い出した。無所属議員も加わり、「市川市はすでに付与を求める決議をしている」「国会で法案が上程されたこともあるのに」といった声が挙がったという。
翌20日の本会議には民団やその支援者ら10人余りが集結。決議直前に行われた議員らによる討論は、委員会と一変し、採択に反対する意見ばかりになった。採決の結果、採択に賛成の議員はゼロ。付与反対の立場の議員4人のみ退席し、36人中32人が否決にまわったという。こうした経過について、民団新聞は「わずか1日で形勢が逆転した裏には民団市川支部の果敢な働きかけがあった」と掲載。ロビー活動が奏功したと強調した。
百地章・日大教授(憲法)は「外国勢力の働きかけで自治体の意思決定が覆った。まさしく『政治工作』だ。議会は国益に対する意識が乏しく、無警戒過ぎる。参政権付与で、こうした動きがもっと公然と行われる恐れがあることを憂慮している」と話す。」
「外国人参政権 「発想おかしい」各地で反対決議
2010年2月1日(月)8時0分配信 産経新聞
鳩山内閣が進める外国人参政権をめぐる問題では、最近、自治体レベルの反対決議が相次いでいる。昨年12月以降、市町村議会では愛媛県松山市や今治市、福岡県直方市、茨城県常総市、埼玉県吉川市などで反対決議が採択された。
都道府県議会でも熊本、香川、埼玉、佐賀、秋田、山形、新潟など14県議会が反対採択。かつて推進の意見書を採択した34都道府県でも、茨城や千葉、石川、富山、島根、佐賀、長崎、大分の8県が参政権付与が現実味を帯びるにつれ、反対に転じる動きが広がっている。
全国都道府県議会議長会では「民主主義の根幹にかかわる問題で、拙速に法案提出や審議されるべき案件ではない」とする特別決議を採択した。
首長からも付与への反対論が相次ぎ、石原慎太郎東京都知事は「絶対反対。発想そのものがおかしい」と批判。民主党系の上田清司埼玉県知事も「基地問題など外交、安全にかかわる話が市長選のテーマになることもある。国の運命を左右する話には、日本国籍を持った人が投票すべきだ」と話している。」
外国人参政権に関しては完全に『違憲』であり、法的根拠もないにも拘わらず民主党の小沢幹事長の強力な後押しで法案提出が進められています。民主党内にも躊躇する動きもありますが、小沢氏が『不起訴』になってしまい、幹事長のイスが不動のものになった以上、止めることはできないのでしょう。民団に至っては民団の関与を公言するなど、もう無法状態です。今からこれでは法案成立後の日本の状態がどんなになるか不安で仕方がありません。
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