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今そこにある危機(233) [国際・政治情勢]

「小沢“独裁”予算を政府丸飲み 目玉公約も次々方針転換 

2009年12月17日(木)17時0分配信 夕刊フジ

 民主党の小沢一郎幹事長は16日、首相官邸で鳩山由紀夫首相に2010年度予算の民主党の重点要望(18項目)を提出した。民主党のマニフェスト(公約)に反してガソリン税の暫定税率維持や子ども手当への所得制限導入が明記されたが、政府はこの要望を丸飲みする見通し。尋常ならざる小沢氏の影響力が改めて浮き彫りになったうえ、公約だけではなく政策の内閣一元化といった党の理念も、剛腕・小沢氏によって壊された格好となった。

 「先生に負けない政治家になるよう頑張りたい」


 小沢氏は16日午前、新潟県柏崎市にある田中角栄元首相の墓参りをした後、記者団にこう語った。ただ、同日夕の官邸での光景を見る限り、「権力」という点で小沢氏が田中元首相に劣ると思う人は、どれほどいるだろうか。


 小沢氏は自らに近い副幹事長ら24人を引き連れて現れ、鳩山首相、菅直人副総理・国家戦略担当相、藤井裕久財務相ら政府側12人の前に立った。


 冒頭はなごやかな雰囲気だったが、報道陣の退出後、小沢氏の態度は一変。「政治主導といいながら本当に政治主導じゃないじゃないか。予算編成でも形ばかりじゃなくて政府高官は研鑽を積んで自ら決断し実行してほしい」と政府側を叱責し、12人から笑顔が消えたのだ。


 党の「重点要望」は、11月以降に自治体や業界団体から受けた約2800件の陳情を踏まえ、小沢氏主導で18項目に集約したいわば“小沢チョイス”。公約で「子ども一人ひとりの育ちを社会全体で応援する」としていた子ども手当には所得制限を求め、「課税の根拠を失った」として「廃止」としていたガソリン税の暫定税率は「現在の水準を維持する」とした。


 いずれも総選挙で民主党を大勝に導いた目玉公約だが、わずか3カ月での方針転換&公約破棄には国民の不満が爆発する可能性も高い。


 小沢氏周辺は「10年度予算の概算要求が95兆円にふくらみ、新規国債も44兆円以下にする。財源がない。政策を削る必要があるのに、閣僚は好き勝手言っている。独裁といわれても小沢氏が『交通整理』して泥をかぶり、鳩山首相をかばった」と弁護する。


 しかし、鳩山首相は先の総選挙中に「税金の無駄遣いをなくせば8、9兆円などすぐに出てくる」と豪語、民主党のマニフェストを実行するにあたり財源不足など起きないと主張していたはず。


 また、その一方で地方から要望の多かった高速道路や公約にはなかった整備新幹線の計画は明記されており、キャッチコピーの「コンクリートから人へ」とも整合性が取れていない。民主党中堅議員は「『民主党を支持するなら予算をつける』というアメとムチのメッセージで、自民党つぶしの参院選対策だ」と打ち明ける。


 いずれにせよ、要望とりまとめの過程で、浮き彫りになったのは小沢氏の強権ぶり。党幹事長室に一元化した陳情処理は、小沢氏や側近の輿石東参院議員会長、高嶋良充参院幹事長、細野豪志組織委員長ら4人だけで最終調整にあたったが、途中、長妻昭厚労相に電話で「党は絶対反対だ」と怒鳴り上げた様子も目撃されている。


 それだけに、野党幹部は「小沢のいうことを聞かずんば、人にあらず、という感じだ」と苦言を呈す。


 ただ、迷走を続けてきた政府にとって小沢裁定は「渡りに船」といった様子。藤井財務相は「与党の要望を最大限、予算に反映させるのは当然の責務だ」と話しており、丸飲みする可能性は高い。「政策の内閣一元化」は有名無実化しそうだが、小沢独裁はどこに行き着くのか。」

「THIS WEEK 政治

“独裁”小沢一郎に急接近する民主党の「ごますり三人衆」

(週刊文春 2009年12月24日号掲載) 2009年12月20日(日)配信

 おもちゃ箱をひっくり返したように、各閣僚からばらばらな発言が飛び出し、首相官邸がリーダーシップを発揮できない鳩山内閣。対照的に、巨大与党・民主党は、小沢一郎幹事長の威令が隅々まで行き届き、ますます「小沢党」の色彩を強めている。

「今の民主党には『言論の自由』も『集会の自由』もない。以前は執行部に対して議員が平気で物を言えたが、今それをやれば『反党分子』扱い。執行部に批判的な議員が何人か集まって飲んだというだけで、小沢側近グループが大騒ぎして情報収集に走り回る。共産党独裁の旧ソ連みたいなムードになっている」

 こう嘆くのは、小沢氏と距離を置く中堅議員の一人。まさに「小沢グループにあらずんば人にあらず」の状況なのだという。

“非小沢派”の幹部も、小沢氏にモノ申せない状況だ。長老・渡部恒三元衆院副議長は、衆院議長就任を阻まれたうえ、最高顧問の肩書まで剥奪され意気消沈気味。岡田克也、前原誠司の両氏は入閣し、党の問題には口出しできない立場に。大連立騒動の際、小沢氏に面と向かって苦言を呈した仙谷由人行政刷新担当相や、最も反小沢色の強い議員グループ「花斉会」を率いる野田佳彦財務副大臣も同様だ。

「小沢支配が強まる中で、反小沢の牙城と言われた野田、前原・枝野グループなどからも小沢氏に急接近する『転向組』が相次ぎ、党内が疑心暗鬼の状態になっている。『ごますり三人衆』がその典型だ」(民主党関係者)

 その三人衆とは、松本剛明衆院議院運営委員長、細野豪志党組織委員長兼企業団体委員長、原口一博総務相のこと。松本氏は野田グループ、細野氏は前原・枝野グループの中心メンバーだったが、今や自他ともに認める小沢氏側近。原口氏も野田、前原両氏らと同じ松下政経塾出身ながら、最近の小沢氏への接近ぶりはすさまじい。

「国会運営や党務を担当する松本、細野両氏と違い、原口氏は本来、小沢氏に指示を仰ぐ立場にはない。なのに、幹事長室に頻繁に出入りしては小沢番記者に、『今日は総務省の政策の進め方についてアドバイスをもらった。さすが幹事長はすごい。僕が考え付かないようなことを考えている。感激した』などと持ち上げています」(同前)

 忠勤の成果か、小沢グループ内で「ポスト鳩山で小沢さんは、原口氏を担ぐのではないか」という見方も出てきた。」

「自民“裏切り連鎖”へ 田村離党に“闇将軍”小沢の影

2009年12月21日(月)17時0分配信 夕刊フジ


水面下で自民切り崩しをたくらむ闇将軍・小沢幹事長

 師走の永田町がキナ臭くなってきた。先週末、田村耕太郎参院議員(46)=鳥取選挙区=が自民党を離党したが、民主党の小沢一郎幹事長の影がチラついているのだ。参院で単独過半数に足りないため、民主党は米軍普天間飛行場の移設問題などで社民党に振り回されている。剛腕幹事長は、参院自民党を切り崩すことで、政界再編を狙っているのか。



 「田村氏が離党したのは、西松建設事件で小沢氏の公設第1秘書が初公判を迎えた18日。田村氏の離党会見と裁判開始の時間もほぼ同じ。これは偶然の一致ではない。事前に周到に打ち合わせされたものだろう」


 小沢戦略に詳しい自民党ベテラン秘書はこう分析する。確かに、翌19日の新聞各紙は、社会面こそ西松事件がトップ級だったが、政治面では田村氏離党をめぐる記事もそこそこの扱いで掲載された。


 田村氏は離党会見で「時代が大転換しているのに自民党は変わろうとしていない。理想とあまりに懸け離れている」と自民党を強烈に批判。当面は無所属で活動するとしたが、民主党など他党への移籍についても「あらゆる可能性の中で、一番良い選択肢を選んでいきたい」と含みを残した。


 民主党は来年夏の参院選・鳥取選挙区に、自民党の故・坂野重信元自治相の孫で医師の坂野真理氏(32)を擁立する。「保守票の分裂」と「若くて有能な女性候補擁立」。今年夏の総選挙で、いわゆる「小沢レディース」が自民党大物らを次々と撃破したときの構図を彷彿させるのだ。前出のベテラン秘書はいう。


 「坂野重信氏は鳥取選出。小沢氏と同じ旧田中派で、参院議員会長まで務めた。そんな大物の孫娘を担ぎ出されては、田村氏の再選は簡単ではない。『孫子の兵法』に精通する小沢氏にとって、こうした戦況は相手陣営を切り崩す絶好のチャンス。仮に、『初公判日の離党』という踏み絵を踏ませたとすれば、今後、何らかの候補者調整があるはず。田村氏は民主党比例から出馬するのではないか」


 実際、総選挙直後から、小沢氏による「参院自民党の切り崩し」は指摘されていた。複数の自民党参院議員が小沢氏側からの接触を認めているうえ、自民党を支援してきた組織団体への懐柔工作も続けられている。


 16日、小沢氏が鳩山由紀夫首相に提出した党の「重点要望」でも、日本医師会など、自民党支持を撤回した団体の要望は優遇され、全国土地改良事業団体連合会など、自民党支持を続ける団体は冷遇された。


 民主党は、衆院こそ絶対安定多数(269議席)を上回る307議席確保しているが、参院では114議席(江田五月参院議長を除く)しかなく、過半数の121議席に7議席足りない。このため、社民党(参院5議席)と国民新党(同5議席)との連立政権を組まざるを得ない状況に置かれている。


 ただ、連立政権はリスクを伴う。


 特に、かつて「非武装中立」を掲げ、現在も党理念に「日米安保は平和友好条約に転換させ、在日米軍基地の整理・縮小・撤去を進める」と記している社民党との連立は、首相に普天間問題での決断を鈍らせ、わが国の安全保障の基盤といえる日米同盟を危うくさせている。


 首相は当初、COP15(国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議)首脳級会合が開かれたコペンハーゲンで、オバマ米大統領と首脳会談を行う方向で調整していたが、拒否された。


 田村氏が「わが国の外交安保を守る」との理由で民主党もしくは会派に入れば、民主党(参院115議席)と国民新党(同5議席)、新党日本(同1議席)を合わせて参院121議席となり、社民党抜きでも参院過半数に達することになる。社民党にあまり気遣いせずに、政治的判断を下せるようになるわけだ。


 政治評論家の小林吉弥氏は「小沢氏は、社民党支持票を『堅い』と見て、重視している。参院選まで3党連立を崩す気はないだろう。ただ、民主党の参院単独過半数に向け、水面下では着々と切り崩しを進めている。社民党抜きで過半数となれば、参院選で掲げる連立の選挙公約も民主党主導で決められる。田村氏は来年の通常国会直前か、西松建設事件での公設秘書の判決が出る3月前には民主党入党するだろう」と語る。


 自民党内では現在、複数の「離党予備軍」の存在がささやかれている。今後、駆け引きが激化しそうだ。」

「民主・渡部氏「今や(小沢氏への)一極集中に」

2009年12月21日(月)8時0分配信 産経新聞

 民主党の渡部恒三元衆院副議長は20日のテレビ朝日の番組で、鳩山由紀夫首相と小沢一郎幹事長の力関係について「今や(小沢氏への)一極集中になった」と述べたうえで小沢氏の最近の言動について「昔から表には出ないのが特徴だったが、ここ1週間は表舞台に立って頑張ってる。首相になるつもりはないと思っていたが今度は首相になってくれるのかなと思えてくる」と、“ほめ殺し”のような表現で批判した。」

「小沢氏「天皇は内閣判断で行動」

2009年12月21日(月)17時5分配信 共同通信


 記者の質問に答える民主党の小沢幹事長=21日午後、東京・永田町の党本部

 民主党の小沢一郎幹事長は21日午後の記者会見で、天皇陛下と中国の習近平国家副主席の特例会見に関連し「憲法で規定している国事行為にはないが、憲法の理念によれば、陛下の行動に責任を負うのは内閣だ。内閣が判断したことに陛下が、その意を受け行動するのは当然のことだ」と強調した。小沢氏は「陛下にお伺いすれば、喜んでやっていただけるものと思っている」と重ねて述べた。」

「巨額献金、小沢氏「必ず無罪に」

2009年12月21日(月)13時32分配信 共同通信

 民主党の小沢幹事長は21日昼、テレビ東京番組収録で、西松建設の巨額献金事件で政治資金規正法違反罪に問われた自らの公設第1秘書の初公判を受けて「わたし自身もわたしの秘書も、法律に違反したことは何もない。必ず公平な裁判で無罪になる」と述べた。「同じように処理をした人が(ほかには)誰もとがめを受けていない。なぜわたしの事務所だけ強制捜査されるのか。」と捜査を重ねて批判した。」

「小沢氏「なぜ僕だけなんだ」 西松事件で検察批判

2009年12月21日(月)19:42 朝日新聞

 民主党の小沢一郎幹事長は21日収録のテレビ東京の番組で、公設第1秘書が起訴された西松建設事件について「公平な裁判で必ず無罪になる」と語った。検察の捜査対象になったことについては「なぜ僕だけなんだ。(検察は)公平公正な権力の使用をしなければいけない」と批判した。

 小沢氏は番組内で「日本は個人献金の風習がない。企業献金が比重としては多くなる」と説明。「僕は田中(角栄)先生の教えを受けたからそのイメージで一緒くたにされている。注意しないといけないと思うが、非常に不本意だ」とロッキード事件で収賄罪で起訴された田中元首相を引き合いに出して反論した。」

「「どうして自民党にマスコミは甘いんだ」 小沢幹事長不満ぶちまける

2009年12月21日(月)20時31分配信 J-CASTニュース


定例会見で記者の質問に答える小沢一郎幹事長

鳩山政権を動かす「影の実力者」としてのイメージが日を追うごとに大きくなっている民主党の小沢一郎幹事長。西松事件や天皇陛下「特例会見」など話題に事欠かないこともあり、定例会見には通常の2倍近い約100人の報道陣が詰めかけた。

民主党本部で2009年12月21日に開かれた小沢幹事長の定例会見。予定時刻よりも10分遅れで主役が現れると、カメラのフラッシュが一斉にたかれた。次のスケジュールが詰まっているとの理由で、会見時間はいつもより10分短い20分間とされた。

この週末には各社の世論調査の結果が発表されたが、鳩山内閣はどの調査でも軒並み支持率を下げている。当然のように、朝日新聞の記者がその点について質問したが、

「内閣支持率うんぬんのことは内閣に聞いてください。私が答える立場じゃありません」
とそっけない答えだった。もう一つ、朝日の記者が質問したのは「女性人気」について。朝日新聞の調査によれば、従来は自民支持層だったおばあちゃん世代が民主支持に移っているとのこと。逆にいえば、鳩山首相は女性に人気があるが、前代表の小沢幹事長は人気がないということだ。

「女性に人気がないのはどうお考えでしょうか」
そう大まじめに聞いた記者に対して、小沢幹事長は苦笑いしながら、

「それは私の、しょうがないね、不徳のいたすところだね」
と答えた。世論調査関連では、時事通信の記者からも質問が出た。時事の世論調査によれば、「鳩山内閣を実質的に動かしている人」として小沢幹事長を挙げた人が71.1%に上ったのだ。

「私はのりを守っていますから」
いわゆる「小沢支配」についてどう思うのか。小沢幹事長は

「たぶん、諸君がさんざん、わーわー報道してくれるせいじゃないかな。それだけのことじゃないですか。仕事の分担はちゃんと決めて、私はのりを守っていますから」
と落ち着いた様子で回答。そのうえで、

「全然報道もされたくありませんから。できるだけしないようにしてください」
と述べて、報道陣を笑わせる一幕もあった。

マスコミに対する批判は、毎日新聞記者の質問に対しても飛び出した。質問は西松事件に関してのものだったが、小沢幹事長はこれまでに報告書を公開して十分に説明していると主張。

「どうして自民党にはそんなにマスコミは甘いんだ? 俺にだけなんだかんだ言うけれど」
と不満をぶちまけた。小沢幹事長のマスコミ不信は相当なようだ。」

「内閣支持48%に急落 首相の指導力に疑問符 世論調査

2009年12月20日23時37分 朝日新聞





 朝日新聞社が19、20の両日実施した全国世論調査(電話)によると、鳩山内閣の支持率は48%で、前回調査(11月14、15日)の62%から大きく下落した。不支持率は34%(前回21%)。鳩山首相がリーダーシップを発揮しているとは「思わない」人が74%に達し、内閣不支持の人の半数が理由として「実行力の面」を挙げた。

 内閣支持率を支持政党別にみると、民主支持層が84%(前回92%)、自民支持層は13%(前回24%)。無党派層は前回は支持39%、不支持27%だったが、今回は支持24%、不支持45%と、内閣発足以来初めて不支持の方が上回った。

 鳩山首相がリーダーシップを「発揮していると思う」との答えは18%にとどまる。内閣支持層でも「発揮していると思う」は30%しかおらず、62%は「そうは思わない」と答えた。

 民主党が衆院選で掲げたマニフェスト(政権公約)を改め、ガソリン税の税率維持と、子ども手当への所得制限導入を首相に要望したことに対しては、「納得できる」が50%、「納得できない」は43%。ただ、民主支持層では60%対34%と、「納得できる」が顕著に多い。

 米軍普天間飛行場の移設問題をめぐる内閣の対応は「評価しない」が60%で、「評価する」の30%を大きく引き離した。

 天皇陛下と中国の国家副主席との会見を、1カ月前に申し込む慣例に反して実現させた内閣の判断については、「妥当だ」39%、「妥当ではない」51%だった。

 鳩山首相の政治資金問題が首相の進退にかかわる重大な問題かどうかを尋ねた質問では、「そうは思わない」が50%の一方、「進退にかかわる重大な問題だ」との答えも44%あり、今後の展開次第では火種として残りそうだ。

 政党支持率は民主42%(前回46%)、自民18%(同14%)など。民主は内閣支持率が下落する中、やや下がったものの、なお高い水準を維持している。

     ◇

 〈調査方法〉 19、20の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に電話をかける「朝日RDD」方式で、全国の有権者を対象に調査した。世帯用と判明した番号は3465件、有効回答は2115人。回答率61%。」

「内閣支持率急落、民主党幹部も「モタモタしすぎな感じ」

2009年12月21日0時43分 朝日新聞

 内閣支持率が急落したことについて、平野博文官房長官は20日夜、朝日新聞の取材に「数字は数字として真摯(しんし)に受け止め、政権運営に生かしていきたい」との受け止めを示した。ただ、危機感はすでに政権内を覆っている。

 首相官邸の高官は「政権全体が最終的にものを決められないことに対する不安感があると思う」と指摘。閣僚の一人は「普天間も予算も財源も難しい話だが、首相がこうすると言えば済む話なのに言わない。『大丈夫かこの人は』と思われている」。民主党幹部も「ちょっとモタモタしすぎな感じがする」と語り、首相の指導力に疑問を投げかけている。

 一方、自民党の谷垣禎一総裁は「(政権発足直後の)ハネムーン(期間)が終わりつつある」と分析した。」

「普天間「首相は日米合意通りに」…民主・渡部氏

2009年12月20日(日)21時28分配信 読売新聞

 民主党の渡部恒三・元衆院副議長は20日のテレビ朝日の番組で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について、「政権交代をしても安全保障や外交の問題など変わってはならないことがある。日本は(米国との)約束をきちっと守ると鳩山首相にいずれかの時期に決断してもらう」と述べた。

 首相が、当初の日米合意通りに米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)を移設先として結論を出すべきとの考えを示したものだ。」



民主党内での小沢氏の独裁体制は強固なものとなる一方、迷走を続ける鳩ポッポ内閣の支持率は当然の如く急落。もちろん政府・内閣に対する小沢氏の影響力も強大である。小沢氏の暴走は止まるところを知らない。私自身、今の日本の政治について語ることは嫌になってきた。このまま日本はただただ『亡国』へと加速していくのか。誰にも止められないのだろうか。

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