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『世界で最も平和な国』!?日本3位に浮上!!しかし、隣国ロシアは対日軍備増強!! [国際・政治情勢]

「世界平和度指数、日本3位に浮上

2010年6月9日(水)08:00 産経新聞

 英誌エコノミストの調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)は8日、世界149カ国の政情や治安状況を分析した「世界平和度指数」2010年版を公表した。日本は軍備を増強する中国や核・ミサイル開発に邁進する北朝鮮との緊張が高まっているが、暴力や殺人事件、テロが起きる恐れが低いとして、順位を昨年より4つ上げて3位になった。トップは昨年と同じニュージーランド。2位はアイスランド、中国は80位、北朝鮮は139位。最下位はイラクだった。同指数は軍事費や治安状況、テロの危険性など20以上の項目ごとに数値化し比較している。(ロンドン 木村正人)」

「「世界で最も平和な国」は? 日本3位

2010年6月9日(水)11時56分配信 ゆかしメディア

 英経済平和研究所(Institute for Peace and Economics)が8日、「世界で最も平和な国」のランキングを発表した。1位は2年連続でニュージーランド、2位はアイスランド、3位は日本だった。世界全体の平和度は、殺人、暴力的なデモ、犯罪への恐怖が5%と大幅に増加したため昨年より低下した。

 同ランキングは、近隣諸国との関係や凶悪犯罪の数、テロのリスク、軍事支出など内的要因と外的要因を組み合わせた23の指標から、世界149カ国の平和度をランク付けしたもの。

 4位以下はオーストリア、ノルウェー、アイルランド、デンマーク、ルクセンブルク、フィンランド、スウェーデンが続いた。カナダは14位、ドイツは16位、アメリカは85位で、イラクは2007年の調査開始以来4年連続最下位だった。

 西欧諸国はほとんどの国がトップ20に入り、またスカンジナビア諸国5カ国はすべてトップ10に入った。アメリカは85位だったが、政治的不安定さの減少、外国での衝突による死者数の減少によって、過去4年の調査では平和度の改善が最も大きかった。

 一方、平和度が最も大きく低下したのは南アジア。インド、スリランカ、パキスタンでは国内紛争や衝突による死亡者増、人権侵害に関係する事案が増加し、平和度が大きく低下した。また前年比で最大の低下を示したのは中南米で、理由は国内の暴力、殺人、犯罪と見なされる行為の増加だった。」

「ロシア海軍のフランス製新型強襲揚陸艦「北方領土向け」

2010年6月9日(水)08:00 産経新聞

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就役直前の強襲揚陸艦ミストラル(2005年12月、ブレスト港)

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飛行甲板及び艦橋構造物

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艦橋内部 手前左側が操舵手席

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機関室内のWartsila 16V32 ディーゼルエンジン

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艦尾方向より 上部上部の影になっている部分がエレベーター 下部がウェルドックのハッチ

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ウェルドック内部 LCUが2隻搭載されている

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ミストラル短距離艦対空ミサイル用シンバッド連装発射機

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12.7mm機銃

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ブレストで建造中のミストラル 船体をいくつかのブロックに分けた分割建造方式で建造されていることがよく解る

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2006年1月25日ブレスト近郊カマレにて、同日の公試を終えた L 9014 トネール

 ロシア軍のマカロフ参謀総長は8日、フランスからの購入交渉が行われているミストラル級強襲揚陸艦について、日本の北方領土を含む千島列島の防御を目的に極東に配備することが不可欠との認識を示した。インタファクス通信によると、マカロフ氏は「千島列島では必要な時に上陸部隊を急派できる移動手段が必要だ」と述べた。ロシアはフランスからミストラル級4隻を購入する交渉を進めている。1隻あたりの価格は6億ユーロ(約653億3300万円)と報じられている。(モスクワ 遠藤良介)」

『<ミストラル級強襲揚陸艦>

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1番艦「ミストラル」

800px-Le_Tonnerre.jpg
2番艦「トネール」

[スペック]
艦種:強襲揚陸艦又は指揮艦・戦力投入艦
【排水量】
基準:16,500t
満載:21,500t
バラスト使用時:32,300t
全長:199m
全幅:32m
吃水: 6.3m
【機関】
ディーゼル・エレクトリック方式 2軸推進
ディーゼルエンジン(20.8Mw) 4基
ポッド式推進器(14Mw) 2基
バウスラスター(1.5Mw) 1基
【速力】 最大18.8ノット
【航続距離】19,800Km(巡航15ノット)
【乗員】160人(医療要員40人、士官20人を含む)
【兵装】
30mm機関砲 2基
12.7mm機銃 4基
ミストラルSAM連装発射機SIMBAD 2基
火器管制装置(FCS ):SENIT 9火器管制装置
【搭載能力】
搭載量: 1,880t以下
搭載艇: 小型揚陸艇(CTM、LCM) 4隻又は、LCACエアクッション揚陸艇 2隻
搭載機 :NH90、SA330、AS532U2、AS665等 16~35機
搭載人員数:短期間:900人 、長期間:450人(1個大隊)
車輌:ルクレール戦車 13輌
または戦闘車輌:60輌
航空機を搭載しない場合:230輌

ミストラル級強襲揚陸艦(Bâtiment de Projection et de Commandement Type Mistral、ミストラル級指揮・戦力投入艦、BPC type Mistral)は、フランス海軍の強襲揚陸艦である。強襲揚陸作戦や後方支援、災害援助や人道支援までも行なうための多目的母艦とされている。
2万トンを越える大きな船体の本級は、強襲揚陸作戦においての中核的な指揮能力を保有しながら同時に、単艦でも強襲揚陸作戦を実施できるだけの回転翼機の保有と運用、地上戦闘用車輌の輸送、揚陸艇の保有と運用、陸戦部隊の輸送、医療といった複合的な機能を有している。
フランス海軍の新鋭の航空母艦型多目的母艦である本級は、2隻が建造された。
2004年10月に1番艦の進水が行なわれ、2006年に1番艦「ミストラル」(Mistral L-9013)と2007年に2番艦「トネール」(Tonnere L-9014)がそれぞれ就役した。
2009年の9月には、ロシアのポポフキン国防次官が自国のラジオ番組に出演した際に「フランス製の強襲揚陸艦の導入を進める協議をフランス当局と行っている」と発言した。
これによれば、ミストラル級の1隻を購入する他、ロシア国内で4隻を建造する計画も打診している、という。
価格は一隻あたり7億3,800万ドルから8億8,600万ドル程度になると報道されている。』


上記の記事の如く、「世界平和度指数」2010年版で、日本は何と3位に浮上しました。ただ我々日本人にしてみれば、中共支那の急激な軍拡、韓国の対日軍備増強、北朝鮮の核保有、中共支那・ロシア・韓国・台湾との領土・領海・排他的経済水域(EEZ)・海底エネルギー資源の争奪戦と、様々な安全保障問題を日本は抱えており、とても『平和』とは思えませんが、世界の他の国々に比較すれば、国民が『平和ボケ』する程、『平和』なのかもしれません。しかし、上記の記事のように、旧ソ連崩壊後の『新生ロシア』が、近年、経済的にも軍事的にも『国力』を回復し、極東の日本の北方領土を含む千島列島にまで、軍事力を増強しようとしています。これは、明らかに『対日』軍備の増強です。なぜなら、地形的に見てロシアが北方領土を維持する事は大変難しく、もしロシアが核兵器を使わないのなら、現状の戦力では自衛隊が本気で北方領土を奪い返しに来たら、ロシアに勝ち目はありません。在日米軍抜きで勝敗は決します。
まあ、ロシアの立場からからすれば、これはあくまでロシア太平洋艦隊の旧式のイワン・ロゴフ級強襲揚陸艦の更新であり、他国から文句を言われる筋合いはない、という事になります。そもそも極東方面ではイワン・ロゴフ級を上回る大型揚陸艦が次々と就役しており、ミストラル級でも用意しなければバランスが取れない状況になっています。

日本・・・「おおすみ」級(満載排水量14,000t)×3隻

韓国・・・「ドクト」級(満載排水量18,850t)×1隻(2番艦計画中)

中国・・・「昆侖山」級(満載排水量17,600t)×1隻

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「おおすみ」型輸送艦

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「ひゅうが」型ヘリコプター搭載護衛艦

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「22DDH」新型ヘリコプター搭載護衛艦計画艦

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韓国「ドクト」級強襲揚陸艦

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中国「昆侖山」(071型ドック揚陸艦)

日本の「おおすみ」級は固有のヘリコプター搭載能力を持ちませんが、ヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」級2隻と連携運用すれば強襲揚陸作戦が可能になります。更にイタリアの新型多目的空母「カブール」に匹敵する能力を備えた満載排水量27,000tの拡大改良型ヘリコプター搭載護衛艦(22DDH)の予算も通り、順当にいけばこれを2隻造る事になります。「ひゅうが」級2隻と合わせ、ヘリコプターを用いた強襲揚陸が可能な艦として数えると、日本はヘリ揚陸艦×4、ドック揚陸艦×3という強力な戦力を保有する事になります。ヘリコプター搭載護衛艦の半数は本来の対潜任務に専念させるとしても、使える大型揚陸艦は5隻となります。ヘリコプター搭載護衛艦と多目的空母は専用の揚陸艦よりは輸送能力が劣るので、それを割り引いて考えたとしても、合計でミストラル級3~4隻分の戦力はあるでしょう。日本はこれを専守防衛用(逆上陸用)及び国際貢献用(災害派遣用)と称して整備しています。
また、穿った見方をする『平和ボケ』の日本の人たちのブログでは、ロシアは、日本が平和憲法9条で軍事的に「北方領土」に進攻するのは不可能と知っているから、グルジア等の他の地域に対して配備するのを日本の名前を前面に出すことで、新型の強襲揚陸艦の配備を『正当化』しているとか言う人たちがいますが、実際、真っ先に配備されるのは、ロシア太平洋艦隊であることは事実だし、そもそもロシア人は旧ソ連時代から日本の平和憲法9条など全く信用していません(旧ソ連崩壊後に公開された旧ソ連機密文書からも旧ソ連は日本の北方領土奪回を警戒していたことが明らかになりました)。
ロシアは1982年のフォークランド紛争や2年前のグルジア戦争からこう理解しています。
『アルゼンチンやグルジアのような軍事的弱小国が軍事大国であるイギリスやロシアに戦争を挑んできた。領土紛争とはそういうものだ。日本がクリル諸島(北方領土)を奪い返しに来ないと何故言える?ましてや日清・日露戦争、第一次世界大戦、シベリア出兵、日中戦争、第二次世界大戦で日本は大国相手にばかり挑んできた。平和憲法?そんなものを信用できるものか。』と。
我々『平和ボケ』した日本人が常識的に考えれば、日本人がマトモな政治判断をしている限りは、平和憲法の通り軍事力に訴えて北方領土を奪い返しに行く事は無いでしょう。しかし、日本のように『平和ボケ』していないロシアにしてみると、グルジアのサーカシビリ大統領のような愚かな判断(アメリカが助けてくれると勝手に期待してロシアに戦争を仕掛けた)をする指導者が日本に出て来ない保障など無い訳です。可能性としては非常に低い話です。「北方領土」を軍事力で奪い返す程の『勇気と根性のある』政治家とそんな政治家を選ぶような『勇猛果敢な』国民など残念ながら、『平和ボケ』日本には全くいません。でも、ロシアにすれば、例えば日本の鳩山前首相は何を考えているのか全く分からない、理解不能な面がありました。
『"宇宙人ハトヤマ"を総理大臣に据えてしまう日本国民が、次にグルジアのサーカシビリ大統領と似たような人物を選ばないと何故言える?選挙でマトモな判断が期待できるのか?』と、ロシア人に問い掛けられてしまったら、私も返答に困ってしまいますけど^^;

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