今そこにある危機(238) [国際・政治情勢]
「<FTA>中国とASEAN、人口19億人・GDP558兆円の巨大市場が誕生―韓国紙
2010年1月2日(土)21時46分配信 Record China
1月1日、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の自由貿易協定(FTA)が発効した。韓国紙・朝鮮日報は人口19億人という世界最大の単一市場が誕生したと報じている。写真は2010年1月1日、中国・ベトナム国境。
2010年1月1日、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の自由貿易協定(FTA)が発効した。韓国紙・朝鮮日報は人口19億人という世界最大の単一市場が誕生したと報じている。環球時報が伝えた。
中国・ASEANのFTAは、まず中国とブルネイ、フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ、シンガポールの6か国との間でスタート。2015年からベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマーの4か国が加わる予定となっている。朝鮮日報は19億人(中国13億人、ASEAN5億8000万人)と人口では世界一、GDP約6兆ドル(約558兆円)と欧州連合(EU)、北米自由貿易協定(NAFTA)に続く世界第3位の単一市場が誕生したと評した。
新華社によると、両者の貿易額は2003年の782億ドル(約7兆2700億円)から2009年には2311億ドル(約21兆5000億円)にまで急成長した。FTA発効後、5年以内に貿易額はさらに2倍近くに成長する見通しだという。なお1月1日より韓国とタイのFTAも発効する。韓国とASEANのFTAは2007年6月に発効したが、タイは加わっていなかった。(翻訳・編集/KT)」
「FTA発効で中国の“中庭”となる東南アジア、巨大経済圏誕生に第3国が不安―中国紙
2010年1月4日(月)12時37分配信 Record China
2010年1月1日、中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)の自由貿易協定(FTA)が正式に発効した。中国の影響力の増大に各国メディアは不安をあらわにしている。写真は2009年10月、広州市で開催された第106回中国輸出入商品交易会。
2010年1月1日、中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)の自由貿易協定(FTA)が正式に発効した。中国の影響力の増大に各国メディアは不安をあらわにしている。3日、法制晩報が伝えた。
韓国紙・東亜日報は、7日に広西チワン族自治区南寧市で開催されるFTA発効記念式典を取り上げた。ASEAN首脳とフォーブス500(米誌フォーブスが選ぶ世界のトップ企業500社)の経営者が数多く参加するこの式典は、中国の影響力が南下する契機になると指摘し、「東南アジアはもはや中国の中庭と化した」と断じた。
米紙ニューヨークタイムズはFTAにより巨大な「人民元地区」が誕生すると指摘、中国の対東南アジア輸出も大きく伸びると分析している。英紙デイリーテレグラフは新たな自由経済区が欧州連合(EU)、北米自由貿易協定(NAFTA)と競合するものとなり、欧米の保護主義に対抗して中国製品の輸出を伸ばす新たなルートになると指摘している。(翻訳・編集/KT)」
日本の『東アジア共同体』より先に、人民元による『大中華ブロック経済圏』が出現してしまいました。まさしく、『東南アジアはもはや中国の中庭と化した』訳です。アメリカ・EUに次ぐ『第三極の出現』と言えるでしょう。散々踊らされた日本は置いてけぼりを食らった訳ですね。日本は『円』という強力な通貨を持ちながら、この『円』を国際通貨に格上げし、独自に第三極を作れるチャンスを『政権交代』という馬鹿げた政治劇で潰してしまいました。
このツケはいずれ日本自身が身を以て払うことになるでしょう。
2010年1月2日(土)21時46分配信 Record China
1月1日、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の自由貿易協定(FTA)が発効した。韓国紙・朝鮮日報は人口19億人という世界最大の単一市場が誕生したと報じている。写真は2010年1月1日、中国・ベトナム国境。
2010年1月1日、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の自由貿易協定(FTA)が発効した。韓国紙・朝鮮日報は人口19億人という世界最大の単一市場が誕生したと報じている。環球時報が伝えた。
中国・ASEANのFTAは、まず中国とブルネイ、フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ、シンガポールの6か国との間でスタート。2015年からベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマーの4か国が加わる予定となっている。朝鮮日報は19億人(中国13億人、ASEAN5億8000万人)と人口では世界一、GDP約6兆ドル(約558兆円)と欧州連合(EU)、北米自由貿易協定(NAFTA)に続く世界第3位の単一市場が誕生したと評した。
新華社によると、両者の貿易額は2003年の782億ドル(約7兆2700億円)から2009年には2311億ドル(約21兆5000億円)にまで急成長した。FTA発効後、5年以内に貿易額はさらに2倍近くに成長する見通しだという。なお1月1日より韓国とタイのFTAも発効する。韓国とASEANのFTAは2007年6月に発効したが、タイは加わっていなかった。(翻訳・編集/KT)」
「FTA発効で中国の“中庭”となる東南アジア、巨大経済圏誕生に第3国が不安―中国紙
2010年1月4日(月)12時37分配信 Record China
2010年1月1日、中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)の自由貿易協定(FTA)が正式に発効した。中国の影響力の増大に各国メディアは不安をあらわにしている。写真は2009年10月、広州市で開催された第106回中国輸出入商品交易会。
2010年1月1日、中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)の自由貿易協定(FTA)が正式に発効した。中国の影響力の増大に各国メディアは不安をあらわにしている。3日、法制晩報が伝えた。
韓国紙・東亜日報は、7日に広西チワン族自治区南寧市で開催されるFTA発効記念式典を取り上げた。ASEAN首脳とフォーブス500(米誌フォーブスが選ぶ世界のトップ企業500社)の経営者が数多く参加するこの式典は、中国の影響力が南下する契機になると指摘し、「東南アジアはもはや中国の中庭と化した」と断じた。
米紙ニューヨークタイムズはFTAにより巨大な「人民元地区」が誕生すると指摘、中国の対東南アジア輸出も大きく伸びると分析している。英紙デイリーテレグラフは新たな自由経済区が欧州連合(EU)、北米自由貿易協定(NAFTA)と競合するものとなり、欧米の保護主義に対抗して中国製品の輸出を伸ばす新たなルートになると指摘している。(翻訳・編集/KT)」
日本の『東アジア共同体』より先に、人民元による『大中華ブロック経済圏』が出現してしまいました。まさしく、『東南アジアはもはや中国の中庭と化した』訳です。アメリカ・EUに次ぐ『第三極の出現』と言えるでしょう。散々踊らされた日本は置いてけぼりを食らった訳ですね。日本は『円』という強力な通貨を持ちながら、この『円』を国際通貨に格上げし、独自に第三極を作れるチャンスを『政権交代』という馬鹿げた政治劇で潰してしまいました。
このツケはいずれ日本自身が身を以て払うことになるでしょう。
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