今そこにある危機(217) [国際・政治情勢]
「台湾統一選、野党が激戦区制す
2009年12月5日(土)22時9分配信 共同通信
台湾統一地方選の投開票が行われた5日、記者会見で気勢を上げる民主進歩党の蔡英文主席(中央)=台北(共同)
【台北共同】昨年の台湾総統選で馬英九氏が勝利し国民党が8年ぶりに民主進歩党(民進党)から政権を奪還して以降、最初の大型選挙となる統一地方選の投開票が5日行われ、17県・市の首長選のうち野党、民進党が最大激戦区の宜蘭県と国民党の猛追を受けた嘉義県で勝利、党勢立て直しの足掛かりを得た。同党の蔡英文主席は、汚職事件による党の低迷の「底は脱した」と強調、復活への決意を示した。」
「台湾統一選、民進党退潮に歯止め…馬氏陰り
2009年12月6日(日)0時57分配信 読売新聞
【台北=源一秀】台湾の25県市のうち、17県市の首長などを選ぶ統一地方選挙の投票が5日行われ、即日開票された。
昨年の総統選で馬英九氏が勝利し、対中融和派の国民党が8年ぶりに対中独立志向の民進党から政権を奪回して以降、初の大型選挙。与党・国民党は現有13ポストから1ポストを減らし、野党・民進党は現有3ポストに1ポストを上乗せした。
中央選挙委員会によると、得票率は国民党が47・9%と前回2005年の統一選から約3ポイント低下した一方、民進党は45・3%と前回から伸ばした。
最大の激戦区となった北部・宜蘭県では、民進党が国民党の現職を破り、4年ぶりに同県長(知事)ポストを奪回した。10月に国民党主席に就任した馬総統は、選挙結果を受けた記者会見で、「12ポストを獲得したが、理想的とは言えない」と沈痛な表情で語った。
国民党は野党時代、馬氏の高い人気で05年の統一地方選から総統選まで圧勝してきた。今回の選挙結果は、700人以上の死者・行方不明者を出した台風被害での失策などで、馬氏の人気に陰りが出たことを印象づけた。候補者の調整失敗や選挙違反者の続出も響いており、馬氏の求心力低下は避けられそうにない。
一方、民進党は、かつて看板だった陳水扁前総統の逮捕などで退潮傾向にあったが、蔡英文主席が就任後、初の大型選挙で「事実上の躍進」(識者)となり、反転攻勢の足がかりをつかんだ。蔡主席は「谷底からはい出すことができた。団結し、次の成功を手にしよう」と会見で述べ、12年の次期総統選で政権奪回を図る決意を示した。
民進党は選挙戦で、馬政権が中国と締結を目指す「中台経済協力枠組み協定」(ECFA)が地場産業に打撃を与えると非難し、国民党の猛追を受けた嘉義県など南部3県の県長ポストを維持した。中台経済の緊密化を進める国民党は、対中警戒の民意に配慮する必要にも迫られそうだ。」
ようやく台湾の反日親中政権である馬英九国民党政権にも陰りが出てきました。この勢いで、台湾が再び、親日反中の民進党が政権を取って、親日国家に戻ってもらいたいです。
2009年12月5日(土)22時9分配信 共同通信
台湾統一地方選の投開票が行われた5日、記者会見で気勢を上げる民主進歩党の蔡英文主席(中央)=台北(共同)
【台北共同】昨年の台湾総統選で馬英九氏が勝利し国民党が8年ぶりに民主進歩党(民進党)から政権を奪還して以降、最初の大型選挙となる統一地方選の投開票が5日行われ、17県・市の首長選のうち野党、民進党が最大激戦区の宜蘭県と国民党の猛追を受けた嘉義県で勝利、党勢立て直しの足掛かりを得た。同党の蔡英文主席は、汚職事件による党の低迷の「底は脱した」と強調、復活への決意を示した。」
「台湾統一選、民進党退潮に歯止め…馬氏陰り
2009年12月6日(日)0時57分配信 読売新聞
【台北=源一秀】台湾の25県市のうち、17県市の首長などを選ぶ統一地方選挙の投票が5日行われ、即日開票された。
昨年の総統選で馬英九氏が勝利し、対中融和派の国民党が8年ぶりに対中独立志向の民進党から政権を奪回して以降、初の大型選挙。与党・国民党は現有13ポストから1ポストを減らし、野党・民進党は現有3ポストに1ポストを上乗せした。
中央選挙委員会によると、得票率は国民党が47・9%と前回2005年の統一選から約3ポイント低下した一方、民進党は45・3%と前回から伸ばした。
最大の激戦区となった北部・宜蘭県では、民進党が国民党の現職を破り、4年ぶりに同県長(知事)ポストを奪回した。10月に国民党主席に就任した馬総統は、選挙結果を受けた記者会見で、「12ポストを獲得したが、理想的とは言えない」と沈痛な表情で語った。
国民党は野党時代、馬氏の高い人気で05年の統一地方選から総統選まで圧勝してきた。今回の選挙結果は、700人以上の死者・行方不明者を出した台風被害での失策などで、馬氏の人気に陰りが出たことを印象づけた。候補者の調整失敗や選挙違反者の続出も響いており、馬氏の求心力低下は避けられそうにない。
一方、民進党は、かつて看板だった陳水扁前総統の逮捕などで退潮傾向にあったが、蔡英文主席が就任後、初の大型選挙で「事実上の躍進」(識者)となり、反転攻勢の足がかりをつかんだ。蔡主席は「谷底からはい出すことができた。団結し、次の成功を手にしよう」と会見で述べ、12年の次期総統選で政権奪回を図る決意を示した。
民進党は選挙戦で、馬政権が中国と締結を目指す「中台経済協力枠組み協定」(ECFA)が地場産業に打撃を与えると非難し、国民党の猛追を受けた嘉義県など南部3県の県長ポストを維持した。中台経済の緊密化を進める国民党は、対中警戒の民意に配慮する必要にも迫られそうだ。」
ようやく台湾の反日親中政権である馬英九国民党政権にも陰りが出てきました。この勢いで、台湾が再び、親日反中の民進党が政権を取って、親日国家に戻ってもらいたいです。
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タグ:国際・政治情勢
こんばんは!
民進党の勢いが盛り返しているのは非常に喜ばしいことです。
親中馬英九政権からぜひ政権を奪取して日本と台湾と共に頑張っていけたらいいなと思います。
by 豪 (2009-12-06 22:13)
豪さん、コメントどうも有難う御座います。
台湾の馬英九政権になって台湾が、急速に中共支那に接近し、日本に明らかに敵対していたので、半ば諦めていましたが、ようやく、台湾人も馬英九政権の危険性に気付き始めたようで、光が見えてきました。台湾を中共支那に抑えられたら、日本のシーレーンは、守れなくなるので非常に心配でしたが、これを機に台湾が、親日国家に戻ってくれれば、軍拡し続ける中共支那に対し共同戦線を張ることが出来ますね。
by gaiagear (2009-12-06 22:26)