今そこにある危機(64) [国際・政治情勢]
「【ノーベル賞】平和賞にオバマ米大統領 「核なき世界」と「対話」を評価
2009.10.9 19:42 産経新聞
ノーベル平和賞に決まったオバマ米大統領=10月5日(AP)
【ロンドン=木村正人】ノルウェーのノーベル賞委員会は9日、「核兵器なき世界」の実現を掲げ、対話と交渉を通じた国際紛争の解決を目指すバラク・オバマ米大統領(48)に、2009年のノーベル平和賞を授与すると発表した。現職の国家首脳が受賞したのは、00年に韓国大統領だった故金大中氏が朝鮮半島の南北和解への貢献が認められて受賞して以来。米大統領経験者では、02年にカーター元大統領が受賞している。
授賞理由としてノーベル賞委員会は「核兵器のない世界に向けたビジョンと働きに特別な重要性を認める」とし、「国際政治に新たな環境をもたらした」と評価した。国際的な外交と人々の間の協調を推し進めた努力も高く評価し、「世界によりよい将来の希望を与えた」と称賛した。
オバマ大統領は昨年11月、ブッシュ前政権からの政策転換を掲げて、黒人初の米大統領に当選した。
今年4月5日には、チェコの首都プラハで行った核拡散問題に関する演説で、「米国は核廃絶に向けて行動する道義的責任を有する」と、4年以内に兵器用核物質の拡散を防ぐ体制を構築する方針を表明。9月の国連安全保障理事会の首脳級会合を主導し、「核兵器なき世界」に向けた取り組みをうたった決議案を全会一致で採択させた。
9月に開催された国連気候変動首脳会合の開幕演説では、「先進国と途上国とがいがみ合ったまま、取り組みを怠ることはもはや許されない」として、温暖化対策の分野で米国が世界を主導するとの強い意欲を示した。
賞金は1000万スウェーデンクローナ(約1億3千万円)。授賞式は12月10日にノルウェーの首都オスロで行われる。」
「【ノーベル賞】オバマ大統領の平和賞にネット上で賛否両論
2009.10.9 19:43 産経新聞
プラハで核廃絶について演説するオバマ米大統領=2009年4月5日(AP)
オバマ大統領のノーベル平和賞受賞のニュースは、瞬く間に世界中を駆けめぐり、インターネット上の掲示板やブログには、驚きの声があふれた。
日本時間午後6時ごろの発表があると、ネット上の掲示板「2ちゃんねる」には、10分もしないうちに一般ユーザーのコメント書き込みが大量に集まった。「まだなんもやってねえだろ」「なぜ」といった疑問を投げかける声が多かったが、関心の高さをうかがわせた。
簡易ブログ「twitter」(ツイッター)では「早すぎないか」などと疑問の声が飛ぶ一方、「ぜひとも“有言実行”なところを見せていただきたい」と前向きな評価も。会員制コミュニティサイト「mixi」(ミクシィ)でも、「(核廃絶を訴えた)プラハの演説は感動的だった」といった声が寄せられた。
産経デジタルが運営する総合情報サイト「イザ!」には「ノーベル賞、GJ(グッド・ジョブ)」「ブッシュ前大統領と真逆の方に動いたと言うだけで平和賞!?」と賛否両論が寄せられた。
ネット上の百科事典「ウィキペディア」でも、数分後には「バラク・オバマ」の項に「現職アメリカ合衆国大統領としてノーベル平和賞を受賞することになった」と書き加えられ、約30分後には、動画投稿サイト「You Tube」にも、約1分半のオバマ大統領の動画が投稿された。動画では、アメリカ国歌が流れる中、演説やミシェル夫人と
抱き合うシーンが流れた。」
上記の記事の如く、オバマ米大統領が、ノーベル平和賞を受賞することになりましたが、何か素直に喜べません。ネットでの反応の如く、『まだなにもやってないのに。』と思ってしまいます。オバマ氏は口先ばかり達者で、現実の成果は、国内外でも、まだ具体的に上げてないし、国内での支持率も下降気味です。チベットやウイグルなどに対する弾圧を続ける中共支那の人権問題は棚上げにして、中共支那との関係を深めるなど、むしろマイナスのイメージしかありません。ノーベル平和賞を与えるなら、もっとふさわしい人たちが、大勢いると思います。今回は、オバマ人気を過大評価したノーベル賞委員会の『先走り』と思えます。
2009.10.9 19:42 産経新聞
ノーベル平和賞に決まったオバマ米大統領=10月5日(AP)
【ロンドン=木村正人】ノルウェーのノーベル賞委員会は9日、「核兵器なき世界」の実現を掲げ、対話と交渉を通じた国際紛争の解決を目指すバラク・オバマ米大統領(48)に、2009年のノーベル平和賞を授与すると発表した。現職の国家首脳が受賞したのは、00年に韓国大統領だった故金大中氏が朝鮮半島の南北和解への貢献が認められて受賞して以来。米大統領経験者では、02年にカーター元大統領が受賞している。
授賞理由としてノーベル賞委員会は「核兵器のない世界に向けたビジョンと働きに特別な重要性を認める」とし、「国際政治に新たな環境をもたらした」と評価した。国際的な外交と人々の間の協調を推し進めた努力も高く評価し、「世界によりよい将来の希望を与えた」と称賛した。
オバマ大統領は昨年11月、ブッシュ前政権からの政策転換を掲げて、黒人初の米大統領に当選した。
今年4月5日には、チェコの首都プラハで行った核拡散問題に関する演説で、「米国は核廃絶に向けて行動する道義的責任を有する」と、4年以内に兵器用核物質の拡散を防ぐ体制を構築する方針を表明。9月の国連安全保障理事会の首脳級会合を主導し、「核兵器なき世界」に向けた取り組みをうたった決議案を全会一致で採択させた。
9月に開催された国連気候変動首脳会合の開幕演説では、「先進国と途上国とがいがみ合ったまま、取り組みを怠ることはもはや許されない」として、温暖化対策の分野で米国が世界を主導するとの強い意欲を示した。
賞金は1000万スウェーデンクローナ(約1億3千万円)。授賞式は12月10日にノルウェーの首都オスロで行われる。」
「【ノーベル賞】オバマ大統領の平和賞にネット上で賛否両論
2009.10.9 19:43 産経新聞
プラハで核廃絶について演説するオバマ米大統領=2009年4月5日(AP)
オバマ大統領のノーベル平和賞受賞のニュースは、瞬く間に世界中を駆けめぐり、インターネット上の掲示板やブログには、驚きの声があふれた。
日本時間午後6時ごろの発表があると、ネット上の掲示板「2ちゃんねる」には、10分もしないうちに一般ユーザーのコメント書き込みが大量に集まった。「まだなんもやってねえだろ」「なぜ」といった疑問を投げかける声が多かったが、関心の高さをうかがわせた。
簡易ブログ「twitter」(ツイッター)では「早すぎないか」などと疑問の声が飛ぶ一方、「ぜひとも“有言実行”なところを見せていただきたい」と前向きな評価も。会員制コミュニティサイト「mixi」(ミクシィ)でも、「(核廃絶を訴えた)プラハの演説は感動的だった」といった声が寄せられた。
産経デジタルが運営する総合情報サイト「イザ!」には「ノーベル賞、GJ(グッド・ジョブ)」「ブッシュ前大統領と真逆の方に動いたと言うだけで平和賞!?」と賛否両論が寄せられた。
ネット上の百科事典「ウィキペディア」でも、数分後には「バラク・オバマ」の項に「現職アメリカ合衆国大統領としてノーベル平和賞を受賞することになった」と書き加えられ、約30分後には、動画投稿サイト「You Tube」にも、約1分半のオバマ大統領の動画が投稿された。動画では、アメリカ国歌が流れる中、演説やミシェル夫人と
抱き合うシーンが流れた。」
上記の記事の如く、オバマ米大統領が、ノーベル平和賞を受賞することになりましたが、何か素直に喜べません。ネットでの反応の如く、『まだなにもやってないのに。』と思ってしまいます。オバマ氏は口先ばかり達者で、現実の成果は、国内外でも、まだ具体的に上げてないし、国内での支持率も下降気味です。チベットやウイグルなどに対する弾圧を続ける中共支那の人権問題は棚上げにして、中共支那との関係を深めるなど、むしろマイナスのイメージしかありません。ノーベル平和賞を与えるなら、もっとふさわしい人たちが、大勢いると思います。今回は、オバマ人気を過大評価したノーベル賞委員会の『先走り』と思えます。
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