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今そこにある危機(246) [国際・政治情勢]

「中国空母、2年後配備 米軍高官、軍事侵略を警戒

2010年1月15日(金)8時0分配信 産経新聞

 【ワシントン=佐々木類】ウィラード米太平洋軍司令官は13日の下院軍事委員会で、中国海軍が2012年ごろに空母を実戦配備するとの見通しを示した。委員会は、中国が無通告のままミサイル迎撃実験を行うなど軍事活動への警戒感が高まっているのを受けて開かれたもので、中国軍の空母計画について米軍高官が具体的に言及したのは初めて。

 ウィラード司令官は、中国海軍の動きについて「遠洋での軍事展開を可能にするため空母の実戦配備を目指している」と証言。その上で、1998年に旧ソ連製クズネツォフ級空母「ワリャーグ」を未完成のまま購入し、2002年に改修を始めているとし、「12年ごろには実戦配備される。中国は空母運用の基本的な技術を習得するために使用するだろう」と語った。


 中国は現在、初の国産空母として2隻の中型空母の建造に乗り出しており、ワリャーグとともに計3隻を運用する計画とされる。


 一方、グレグソン米国防次官補は委員会に提出した書面で、中国の軍事力増大は地域の軍事バランスを崩すとし、「中国が近隣に対して軍事的侵略を行うことを可能にしている」と警戒感を示した。さらに「台湾の自己防衛力を維持するため必要な軍事物資とサービスの提供を続ける」と明らかにした。中国は米国が台湾への地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)売却を決めたことに強く反発している。


 同次官補によると、中国は台湾対岸に1000基以上の短距離弾道ミサイルを配置。台湾まで燃料補給せずに飛行できる範囲に490機の戦闘機を配備しているという。


 軍事委員会では、中国のサイバー攻撃も議題となり、「米政府や軍のコンピューターネットワークは中国からの侵入の標的となっている。有事の際には甚大な影響がでる恐れがある」(ウィラード司令官)との懸念が表明された。」


アメリカ下院軍事委員会において、ようやく『中国の脅威』が認識されつつあるようです。アメリカは『G2構想』などで、中共支那に擦り寄っても無駄だと思います。中共支那の最終目的は、大中華帝国による『世界支配』だからです。舐めてかかっていると後でトンデモナイ『しっぺ返し』を受けるでしょう。このまま中共支那の国力が増大し、軍事力が増大すれば、近い将来、アメリカは政治・経済・科学技術・軍事などの全ての分野において中共支那から追い越されてしまうでしょう。アメリカはもっと『同盟国』を大事にしていかなければならないと思います。テロとの戦いも大事ですが、中共支那に対する対策も十分に練っていかないとそのうち冷戦時代を上回る危機的な世界情勢となり、流石のアメリカもどうしようもない窮地に立たされることになると思います。中共支那が『友好国』になることは絶対にありません。アメリカ人はどうも昔から支那人には甘過ぎますね。

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