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シー・シェパード船衝突、反日世論高まる豪、日本に対し宣戦布告!? [国際・政治情勢]

「捕鯨監視船と衝突 シー・シェパードの妨害激化

2010年1月7日(木)8時0分配信 産経新聞

 水産庁は6日、日本の調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」と環境保護を標榜(ひょうぼう)する米団体シー・シェパード(SS)の抗議船「アディ・ギル号」が南極海で衝突したと発表した。捕鯨船団は同日未明からア号ともう1隻の抗議船「ボブ・バーカー号」から妨害活動を受けており、衝突は妨害の最中に起きたという。昭南丸の船体に大きな損傷はなく、乗組員にもけがはなかった。ア号は船首部分が大破したが、乗組員らはボ号に救助された。

 水産庁によると、ア号は同日午後0時半(日本時間)ごろ、昭南丸に異常接近し、前方を右側から左側へと横切ろうとしたうえ、途中で急に減速した。そのため昭南丸は避けきれずに衝突したという。


 衝突前に、昭南丸はア号に対して接近を阻止するため、放水を行ったり、音響装置などで警告を行った。これに対して、SS側は「ア号は静止していたのに、突然衝突された。日本側は救助もしてくれなかった」と主張している。


 水産庁によると、6日の捕鯨妨害は午前3時ごろから行われていた。ボ号が捕鯨母船「日新丸」に接近し追跡を始め、さらに、ア号も接近。約2時間にわたって、異臭がする薬品入りのボールを発射装置を使って発射したほか、目に当たると失明の恐れがあるとされるレーザー光線の照射などを行った。


 今シーズンの捕鯨船団は昨年11月に日本を出航。これまでに数回にわたって妨害行為を受けている。


 政府は6日、ア号などの船籍国のニュージーランドと寄港地のオーストラリアに対し、取り締まりなどの措置を取るよう申し入れた。農林水産省も今回の衝突について、「危険な妨害行為が招いた結果であり、遺憾」とする声明を出した。


                   ◇


【用語解説】シー・シェパード


 過激な行動で知られる環境団体「グリーンピース」から1977年に分派して設立された。海洋生物保護を訴えているが、アイスランドの捕鯨船を沈没させるなどしてきた。「エコ・テロリスト」とも呼ばれ、国際捕鯨委員会(IWC)は名指しで行動を非難する声明を出している。」

「シー・シェパード船衝突、NZ政府に抗議

2010年1月7日(木)12時49分配信 読売新聞

 平野官房長官は7日午前の記者会見で、反捕鯨団体シー・シェパードの小型高速船が南極海で日本の調査捕鯨船団の監視船に衝突した事故について、「極めて遺憾だ」と語り、日本政府として小型高速船の船籍のあるニュージーランド政府に抗議したことを明らかにした。」

「シー・シェパード船衝突、豪・NZが調査開始

2010年1月7日(木)19時56分配信 読売新聞

 【シンガポール=岡崎哲】日本の調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」と米国の反捕鯨団体「シー・シェパード」の抗議船「アディ・ギル号」が南極海で衝突した問題で、抗議船の船籍国で船員5人の出身国でもあるニュージーランドの海事当局は7日、事実関係の調査に乗り出した。

 豪州のギラード副首相も同日、海事安全局に調査を命じた。衝突は公海上で発生したが、豪州が捜索・救助を担当する海域にあたるためだ。」

「あの人たちはフリーター?反捕鯨シー・シェパードの実態

2010年1月7日(木)17時0分配信 夕刊フジ

 南極海で6日、調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」に反捕鯨団体「シー・シェパード」の小型高速船「アディ・ギル号」が衝突・大破した。この危険きわまりない抗議行動に、かつての“身内”からも反発の声が挙がっている。2008年に鯨肉盗難騒動で物議をかもした「グリーンピースジャパン」(GPJ)の幹部は、「シー・シェパードと一緒にされるのは心外」と怒り心頭だ。

 「報道などで誤解されている部分がある。あそこはうちとはまったく別の団体です」


 怒りの表情で訴えるのはGPJの事務局長、星川淳氏(57)。シー・シェパードの中心人物は元グリーンピースのメンバーで、グリーンピース自体、2007年までは南氷洋で体を張った抗議活動を展開していた。そのため、両者を同一と見なす人はまだ多い。


 「グリーンピースは08年から南氷洋への船舶派遣は中止しています。われわれは、生命や身体を傷つけずに環境破壊活動を止めるという『非暴力直接行動』がコンセプト。シー・シェパードとは違うのです」


 そう語る星川氏は、半ばあきれ顔でシー・シェパードの無法ぶりを説明してくれた。


 シー・シェパードは元グリーンピースの環境保護活動家、ポール・ワトソン氏が1970年代に米国で結成。オーストラリアの環境保護活動家から名前をとった母船「スティーブ・アーウィン号」のほか、数台の船舶を所有している。海賊をモチーフにした旗を掲げ、世界各地で海洋生物や動物の保護を訴える活動を展開。日本では「お騒がせ集団」のイメージしかないが、「欧米の一部では英雄視されている」と星川氏は言う。


 「ワトソン氏は“船長”を自認し、メンバーもワトソン氏をカリスマ視している。反捕鯨の抗議活動に作戦名を付けるのが特徴で、昨年は日本の剣豪・宮本武蔵からとった『ムサシ』。今年は、オーストラリアの歌の題名から『ワルチング・マチルダ』と命名している。酪酸ビンやレーザー光線などの“兵器”導入にも積極的で、今回事故を起こした船も最新型との触れ込みで昨年末に導入したものです」


 まるで海賊気取りだが、実際に捕鯨船団とのやり取りは戦争に近い。星川氏は「放水銃でやり合ったり、捕鯨船側も音響兵器まで持ち出すなど、争いはエスカレートする一方」と危惧する。だが、そういうGPJも08年に横領告発のためとして鯨肉盗難騒動を起こした。逮捕された幹部2人の裁判は現在も進行中だ。その点はどうなのか。


 「裁判によって、捕鯨の根本的な問題が分かってきた。当面は(海には出ず)国内の活動を通して問題の解決を目指します」(星川氏)」

「シー・シェパード船衝突、反日世論高まる豪

2010年1月7日(木)21時56分配信 読売新聞

 【シンガポール=岡崎哲】米反捕鯨団体「シー・シェパード」の事実上の「出撃基地」となっている豪州で、日本の調査捕鯨船団の監視船と抗議船との衝突を機に、反捕鯨や反日の世論が高まりつつある。

 7日付の豪大衆紙デイリー・テレグラフは、1面で「戦争だ」と扇情的な見出しを掲げ、両船の衝突を報じた。ヘラルド・サン紙が7日に行った世論調査では、8割以上が「日本の捕鯨船団は即刻撤退すべきだ」と回答した。

 ラッド政権は衝突の事実確認に努めるなど、現時点で外交上は慎重な姿勢を示している。ただ、野党側は日本への対応が不十分として、「無法な日本の捕鯨をやめさせるために船舶を派遣すべきだ」(緑の党党首)などと政府への突き上げを強めている。」


やれやれ環境テロリスト集団・シー・シェパードの暴挙を取り締まるどころか、日本に対し、『宣戦布告』をし、日本の調査捕鯨船団に対し、『船舶を派遣すべきだ』と息巻くオーストラリア。呆れてしまいますな。テロリストを支援するのみならず、日本の調査捕鯨船団に軍艦または巡視船という武力行使を行なうというまるで『特亜』の連中と同じ、『反日国家』なんですな。そんなことをすれば、日本と戦争状態になりかねませんよ。ハッキリ言いますが、いくら日本の自衛隊が弱いといっても、オーストラリア如きには負けませんよ。まあ、今の鳩ポッポ民主党政権には、そんな勇気はないでしょうけど。しかし、オーストラリアやニュージーランドが、日本の調査捕鯨船団を武力を以って追い払うというなら、日本も船団護衛の為、護衛艦か、せめて巡視船の派遣も考えないといけませんな。国家が絡んでくるならば、日本もそれなりの対応を示さないと舐められるばかりです。

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