鳩山悩ます“ブーメラン” [国際・政治情勢]
「イタっ!鳩山悩ます“ブーメラン” 過去に何度も致命傷
2009年11月26日(木)17時0分配信 夕刊フジ
何かが飛んでいる、と見上げてみれば、昔投げたブーメランだったりして
民主党は野党時代、政府・与党を攻撃していた内容が自らに跳ね返り、何度も致命傷を受けた。このため、永田町では「ブーメラン政党」と揶揄されたが、政権交代後もその“お家芸”は健在。鳩山由紀夫首相の故人・架空献金疑惑でも、「秘書の罪は政治家の罪」とした首相の過去の発言が重しになるなど、ブーメランが次々と返ってきているのだ。
国会では鳩山首相が自民党などの野党の猛攻を受けている。特に、野党時代の民主党が政府・与党を揺さぶるために行ってきたことと、政権与党になってからの姿勢が違うとして、自民党などが突っ込んでいる場面が目立つ。過去の言動が足かせになっているのだ。
その象徴が、鳩山首相の献金疑惑。予算委員会では、首相が03年7月に配信したメルマガで「秘書が犯した罪は政治家が罰を受けるべきなのです」と発言していたことを指摘され、首相は「違法性があると感じているが、最終判断は司法に委ねないといけない」と追い込まれた。
この波紋は大きく、民主党内からも「首相の進退にかかわる可能性も出てきた」(中堅)との声が浮上している。
鳩山内閣が掲げる「脱官僚」も崩壊した。昨年、民主党は日銀総裁人事で、政府が提示した武藤敏郎元財務次官を「天下り」として拒否。その後提示された人物も「天下り」「事前報道された」などとして次々と拒否した。しかし、日本郵政の社長人事で斎藤次郎元大蔵次官、人事院の人事官ポストに江利川毅前厚労次官を指名。江利川氏にいたっては事前報道されたにもかかわらず、数の力で押し切った。さらに、これまで公開する方針だった官房機密費の使途についても公開を拒否。
2004年春、当時の菅直人代表が年金未納問題について、「自民党の未納3兄弟」などと国会で批判していると、直後に自身の未払いが発覚して代表を辞任。06年の永田メール事件では、独自入手したというメールをもとに自民党幹部を追及したが、メールが偽物だと分かり、前原誠司代表の辞任につながった。
政治評論家の浅川博忠氏は「野党時代は挑戦者なので、誇大広告気味なことを言っていた。しかし、これだけスタンスを変えれば、国民の怒りは募り、支持率は下がる。政策面では説明責任を果たし、謝罪して修正することが必要だ。道義、倫理面は終始一貫しているべきで、秘書の処分次第では、辞任に追い込まれる可能性もある」と話している。」
もう民主党の体質なのか、野党時代も与党になってからも失態続き。自分達の言ったことが、自分達の首を絞めているというどうしようもない方々ですな。まあ、このまま民主党が野党時代と正反対のことをやれば、如何な我慢強い日本国民も民主党に失望し、離れて行くでしょう。私は民主党大嫌いなのでどうでも良いですけど。
2009年11月26日(木)17時0分配信 夕刊フジ
何かが飛んでいる、と見上げてみれば、昔投げたブーメランだったりして
民主党は野党時代、政府・与党を攻撃していた内容が自らに跳ね返り、何度も致命傷を受けた。このため、永田町では「ブーメラン政党」と揶揄されたが、政権交代後もその“お家芸”は健在。鳩山由紀夫首相の故人・架空献金疑惑でも、「秘書の罪は政治家の罪」とした首相の過去の発言が重しになるなど、ブーメランが次々と返ってきているのだ。
国会では鳩山首相が自民党などの野党の猛攻を受けている。特に、野党時代の民主党が政府・与党を揺さぶるために行ってきたことと、政権与党になってからの姿勢が違うとして、自民党などが突っ込んでいる場面が目立つ。過去の言動が足かせになっているのだ。
その象徴が、鳩山首相の献金疑惑。予算委員会では、首相が03年7月に配信したメルマガで「秘書が犯した罪は政治家が罰を受けるべきなのです」と発言していたことを指摘され、首相は「違法性があると感じているが、最終判断は司法に委ねないといけない」と追い込まれた。
この波紋は大きく、民主党内からも「首相の進退にかかわる可能性も出てきた」(中堅)との声が浮上している。
鳩山内閣が掲げる「脱官僚」も崩壊した。昨年、民主党は日銀総裁人事で、政府が提示した武藤敏郎元財務次官を「天下り」として拒否。その後提示された人物も「天下り」「事前報道された」などとして次々と拒否した。しかし、日本郵政の社長人事で斎藤次郎元大蔵次官、人事院の人事官ポストに江利川毅前厚労次官を指名。江利川氏にいたっては事前報道されたにもかかわらず、数の力で押し切った。さらに、これまで公開する方針だった官房機密費の使途についても公開を拒否。
2004年春、当時の菅直人代表が年金未納問題について、「自民党の未納3兄弟」などと国会で批判していると、直後に自身の未払いが発覚して代表を辞任。06年の永田メール事件では、独自入手したというメールをもとに自民党幹部を追及したが、メールが偽物だと分かり、前原誠司代表の辞任につながった。
政治評論家の浅川博忠氏は「野党時代は挑戦者なので、誇大広告気味なことを言っていた。しかし、これだけスタンスを変えれば、国民の怒りは募り、支持率は下がる。政策面では説明責任を果たし、謝罪して修正することが必要だ。道義、倫理面は終始一貫しているべきで、秘書の処分次第では、辞任に追い込まれる可能性もある」と話している。」
もう民主党の体質なのか、野党時代も与党になってからも失態続き。自分達の言ったことが、自分達の首を絞めているというどうしようもない方々ですな。まあ、このまま民主党が野党時代と正反対のことをやれば、如何な我慢強い日本国民も民主党に失望し、離れて行くでしょう。私は民主党大嫌いなのでどうでも良いですけど。
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タグ:国際・政治情勢
しかし、高級自転車から落車した谷垣を応援したくない国民の気持ちも解ります。
by townsrus (2009-11-27 13:12)
townsrusさん、nice!&ご訪問&コメントどうも有難う御座います。
自民党も真の保守政党になってしっかりして復活して欲しいですね。
by gaiagear (2009-11-27 22:22)