SSブログ

今そこにある危機(140) [国際・政治情勢]

「シー・シェパード 2船態勢で捕鯨妨害 最速エコボート導入

2009年11月2日(月)8時0分配信 産経新聞

 日本の調査捕鯨船への過激な妨害行為を毎年、繰り広げている米環境保護団体「シー・シェパード」(SS)が今年、2船態勢で捕鯨船への追跡を準備していることがわかった。従来の抗議船のほかに、40ノット(時速約72キロ)を誇るバイオディーゼル船が加わる。SSのポール・ワトソン船長は「海洋で日本船に付きまとい、鯨の捕獲を邪魔する」と宣言している。

 例年、調査は12月から翌年3月まで南極海で行われる。今回は6年連続となる妨害活動で、SSが2船態勢で臨むのは初めて。


 鳩山由紀夫首相は従来の抗議船スティーブ・アーウィン号がオランダ船籍のため、10月26日、首相官邸で、オランダのバルケネンデ首相と会談した際、海上の安全確保に向けて、適切な対応を取るよう要請した。


 これまで、スティーブ・アーウィン号は巡航能力で日本の捕鯨船に劣り、海洋で捕鯨船を発見しても振り切られることが多かった。2隻目のバイオディーゼル船は「地球最速のエコボート」とも称される三胴式で、バイオ燃料を使って航行。ニュージーランド人が300万ドル(約2億7千万円)をかけて建造した。


 日本の水産庁もこの事実を確認。40ノットでは終始付きまとわれて捕鯨活動に深刻な障害が出る恐れもあるが、同庁は「調査捕鯨を行う海域は多数の氷が浮かんでおり、南極海仕様の装備でなければ通常の航行はできない。燃料補給も困難で、バイオディーゼル船が南極海に出向くことには懐疑的だ」と話している。


 SSの抗議船にはドキュメンタリー番組制作のための撮影班も乗船しており、バイオディーゼル船は「番組用の話題作りにすぎない」との声もある。(佐々木正明)」


以前にもお伝えしたシー・シェパードのエコボート導入による日本の調査捕鯨船への過激な妨害活動計画が本格的に準備態勢を整えた模様。しかし、当の捕鯨国である日本の鳩ポッポ首相が、オランダの首相に調査捕鯨に際し、海上の安全確保に向けて、適切な対応を取るよう要請した時に『私はクジラ肉は大嫌い』といつもの余計な個人的見解を蛇足した為、何とも格好が付かない日本側。鳩ポッポさん、今年の調査捕鯨は大丈夫なんでしょうね。

闘え!くじら人―捕鯨問題でわかる国際社会

闘え!くじら人―捕鯨問題でわかる国際社会

  • 作者: 山際 大志郎
  • 出版社/メーカー: 成山堂書店
  • 発売日: 2008/12
  • メディア: 単行本



クジラと日本人―食べてこそ共存できる人間と海の関係 (プレイブックス・インテリジェンス)

クジラと日本人―食べてこそ共存できる人間と海の関係 (プレイブックス・インテリジェンス)

  • 作者: 小松 正之
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2002/04
  • メディア: 新書



反捕鯨?―日本人に鯨を捕るなという人々(アメリカ人)

反捕鯨?―日本人に鯨を捕るなという人々(アメリカ人)

  • 作者: 丹野 大
  • 出版社/メーカー: 文眞堂
  • 発売日: 2004/01
  • メディア: 単行本



よくわかるクジラ論争―捕鯨の未来をひらく (ベルソーブックス)

よくわかるクジラ論争―捕鯨の未来をひらく (ベルソーブックス)

  • 作者: 小松 正之
  • 出版社/メーカー: 成山堂書店
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本



鯨と捕鯨の文化史

鯨と捕鯨の文化史

  • 作者: 森田 勝昭
  • 出版社/メーカー: 名古屋大学出版会
  • 発売日: 1994/07/27
  • メディア: 単行本



クジラは誰のものか (ちくま新書)

クジラは誰のものか (ちくま新書)

  • 作者: 秋道 智彌
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2009/01
  • メディア: 新書



なぜクジラは座礁するのか?―「反捕鯨」の悲劇

なぜクジラは座礁するのか?―「反捕鯨」の悲劇

  • 作者: 森下 丈二
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 単行本



クジラを追って半世紀―新捕鯨時代への提言

クジラを追って半世紀―新捕鯨時代への提言

  • 作者: 大隅 清治
  • 出版社/メーカー: 成山堂書店
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 単行本



クジラ その歴史と文化

クジラ その歴史と文化

  • 作者: 小松 正之
  • 出版社/メーカー: ごま書房
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本



くじら取りの系譜―概説日本捕鯨史 (長崎新聞新書 (001))

くじら取りの系譜―概説日本捕鯨史 (長崎新聞新書 (001))

  • 作者: 中園 成生
  • 出版社/メーカー: 長崎新聞社
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 新書


人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(12)  コメント(4)  トラックバック(1) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 12

コメント 4

townsrus

我々も「牛を食べるなんて野蛮」と主張し、米国の牧場を攻撃しますか♪
by townsrus (2009-11-02 18:21) 

やまがたん

クジラ・・・まだまだ続いていたんですね><
訪問ありがとうございました^^
( ゚∀゚)o彡°広告もランキンクも゙☆ポチッとオウエン☆
by やまがたん (2009-11-03 07:56) 

gaiagear

townsrusさん、nice!&ご訪問&コメントありがとうございます。
本当ですよね。クジラは知性があって牛にはないなんて言えませんものね。
by gaiagear (2009-11-03 17:10) 

gaiagear

やまがたんさん、nice!&ご訪問&コメント&応援ありがとうございます!
シー・シェパードはもうテロリスト化していますよ。シツッコイですよね。
by gaiagear (2009-11-03 17:15) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。