今そこにある危機(106) [国際・政治情勢]
「首相にも視察求める、北方領土返還に向け前原国交相
2009.10.17 18:10 産経新聞
前原誠司国土交通相(沖縄・北方対策相)は17日、北方領土を洋上視察し、「歴史的にも北方四島は日本固有の領土であり、終戦のどさくさに紛れて(旧ソ連が)まさに不法占拠した。そのことは言い続けなくてはいけないし、四島の返還を求めていかねばならない」と述べた。前原氏は来春以降に北方領土を訪問する意向を示しており、鳩山由紀夫首相にも視察を求める考えを明らかにした。
前原氏は17日、北海道根室市の納沙布岬から視察後、海上保安庁の巡視船に乗り込み、3時間半にわたり国後島などを視察した。
視察後、前原氏は羅臼町で記者団の取材に応じ、「国後島を肉眼で見ることができ、日本国民として望郷の念を新たにした」と意義を強調。洋上から見た距離感を問われると「厳然と大きな壁が存在している」と指摘し、「首相も領土問題解決に意欲を持っている。容易でない交渉になるが、しっかり頑張っていきたい」と述べた。
先の通常国会で、四島を「わが国固有の領土」と明記した改正北方領土問題解決促進特別措置法が成立。前原氏は衆院沖縄北方問題特別委員長としてこの法改正を強く推進した。
一方、新党大地代表の鈴木宗男衆院外務委員長は17日、都内で講演し、「首相は『日ロ関係をなんとかしたい。領土問題の解決に半年以内でめどをつけたい』と言っている」と述べ、臨時国会の所信表明にそうした考えを盛り込むとの見通しを示した。」
「ロシア、前原氏の「不法占拠」発言を批判
2009.10.20 00:52 産経新聞
北海道・野付半島沖で、船上から北方領土を視察する前原沖縄北方相=17日午前10時ごろ(代表撮影)
ロシア外務省は19日、前原誠司沖縄北方担当相が17日に、北方領土がロシアに「不法占拠」されていると言い続けると述べたことに対し、鳩山政権の対話路線と矛盾すると批判する声明を出した。
声明は「(鳩山)新政権がロシアとの関係発展に前向きな意向を表明し、ニューヨークでの日露首脳会談が建設的な形で行われた中、受け入れがたく不適当で法的根拠を欠いた発言が日本で再びなされた」ことに対し、「遺憾」を表明。
善隣関係や協力を損なうだけでなく、平和条約締結に向けた鳩山政権による対話路線表明に矛盾すると非難した。
前原氏は17日、北海道・納沙布岬や洋上から北方領土を視察後、「歴史的に見ても北方四島は日本固有の領土。不法占拠という言葉はその通りだし、言い続けなければならない」と述べた。(共同)」
民主党の政策は理想主義的で現実にそぐわない上に、二転三転してブレまくっていますが、売国的政策だけはブレずに着々と推進していることに絶望を感じていましたが、ここに来て、前原国交相の『北方領土不法占拠発言』は、一縷の光明を見出した思いです。彼は、民主党代表時代にも訪米時に『中国脅威論』を唱え、長島昭久氏と並ぶ民主党の良識派であるので、ロシアの恫喝に屈せず、北方領土全島返還に向けて努力して欲しいです。
2009.10.17 18:10 産経新聞
前原誠司国土交通相(沖縄・北方対策相)は17日、北方領土を洋上視察し、「歴史的にも北方四島は日本固有の領土であり、終戦のどさくさに紛れて(旧ソ連が)まさに不法占拠した。そのことは言い続けなくてはいけないし、四島の返還を求めていかねばならない」と述べた。前原氏は来春以降に北方領土を訪問する意向を示しており、鳩山由紀夫首相にも視察を求める考えを明らかにした。
前原氏は17日、北海道根室市の納沙布岬から視察後、海上保安庁の巡視船に乗り込み、3時間半にわたり国後島などを視察した。
視察後、前原氏は羅臼町で記者団の取材に応じ、「国後島を肉眼で見ることができ、日本国民として望郷の念を新たにした」と意義を強調。洋上から見た距離感を問われると「厳然と大きな壁が存在している」と指摘し、「首相も領土問題解決に意欲を持っている。容易でない交渉になるが、しっかり頑張っていきたい」と述べた。
先の通常国会で、四島を「わが国固有の領土」と明記した改正北方領土問題解決促進特別措置法が成立。前原氏は衆院沖縄北方問題特別委員長としてこの法改正を強く推進した。
一方、新党大地代表の鈴木宗男衆院外務委員長は17日、都内で講演し、「首相は『日ロ関係をなんとかしたい。領土問題の解決に半年以内でめどをつけたい』と言っている」と述べ、臨時国会の所信表明にそうした考えを盛り込むとの見通しを示した。」
「ロシア、前原氏の「不法占拠」発言を批判
2009.10.20 00:52 産経新聞
北海道・野付半島沖で、船上から北方領土を視察する前原沖縄北方相=17日午前10時ごろ(代表撮影)
ロシア外務省は19日、前原誠司沖縄北方担当相が17日に、北方領土がロシアに「不法占拠」されていると言い続けると述べたことに対し、鳩山政権の対話路線と矛盾すると批判する声明を出した。
声明は「(鳩山)新政権がロシアとの関係発展に前向きな意向を表明し、ニューヨークでの日露首脳会談が建設的な形で行われた中、受け入れがたく不適当で法的根拠を欠いた発言が日本で再びなされた」ことに対し、「遺憾」を表明。
善隣関係や協力を損なうだけでなく、平和条約締結に向けた鳩山政権による対話路線表明に矛盾すると非難した。
前原氏は17日、北海道・納沙布岬や洋上から北方領土を視察後、「歴史的に見ても北方四島は日本固有の領土。不法占拠という言葉はその通りだし、言い続けなければならない」と述べた。(共同)」
民主党の政策は理想主義的で現実にそぐわない上に、二転三転してブレまくっていますが、売国的政策だけはブレずに着々と推進していることに絶望を感じていましたが、ここに来て、前原国交相の『北方領土不法占拠発言』は、一縷の光明を見出した思いです。彼は、民主党代表時代にも訪米時に『中国脅威論』を唱え、長島昭久氏と並ぶ民主党の良識派であるので、ロシアの恫喝に屈せず、北方領土全島返還に向けて努力して欲しいです。
日本人が行けない「日本領土」 北方領土・竹島・尖閣諸島・南鳥島・沖ノ鳥島上陸記
- 作者: 山本 皓一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/05/31
- メディア: 単行本
タグ:国際・政治情勢
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