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今そこにある危機(34) [国際・政治情勢]

「千葉法相、拉致実行犯釈放嘆願書署名を反省「申し訳ない気持ち」

2009.9.29 17:03 産経新聞

 千葉景子法相は29日、産経新聞のインタビューに答え、原敕晁(ただあき)さんらを拉致した実行犯である辛光洙(シン・ガンス)元死刑囚の釈放嘆願書に署名していた問題について、「うかつだった。誤解を招くような結果になったのは大変申し訳ないという気持ちはある」と述べ、反省を表明した。

 なぜ署名したかに関しては「どういう状況で署名したか、その経緯は調べている段階だ」と述べた。拉致問題については「国際的に見ても、人権を大事にということから見ても許すことのできない問題だと思う」と語った。

 嘆願書は「在日韓国人政治犯の釈放に関する要望」との表題で1989年、当時の盧泰愚韓国大統領にあてて出された。村山富市元首相、土井たか子元衆院議長、江田五月参院議長ら128人の国会議員が署名した。釈放要請対象者には、辛元死刑囚の共犯者である金吉旭・大阪朝鮮学校元校長の名前もある。

 鳩山内閣では千葉氏のほか、菅直人副総理・国家戦略担当相も署名しているが、鳩山由紀夫首相は16日の就任記者会見で「過去のことに対して私は今、2人の大臣に問うことを考えていない」と述べ、不問に付す考えを示した。」

「【鳩山会見】拉致実行犯釈放嘆願書の署名2閣僚「過去は問わない」(16日夕)

2009.9.16 19:48 産経新聞


首相就任後、初の記者会見を終えた鳩山由紀夫首相=16日午後、官邸(奈須稔撮影)

 --拉致問題に関して、鳩山内閣には北朝鮮拉致問題の実行犯の辛光洙(シン・ガンス)元死刑囚の釈放嘆願書に署名した菅直人国家戦略局担当相と千葉景子法相の2人が入っている。北朝鮮に誤ったメッセージを送りかねない。この2人に拉致被害者家族に反省なり謝罪なりを求める考えはないか


 「わたくしは過去の経緯というものは事実としてあろうかと思います。ただ、一番大事なことは北朝鮮に対しては、拉致問題を現実に解決に向けて進めていくということが肝要であります。そのためにも、今回、国家公安委員長になりました中井洽(ひろし)、中井大臣に拉致問題担当というものを命じているところでございます。彼がこんにちまで拉致問題に大変積極的に行動してまいったことに、わたしは重きを置かせていただきながら、拉致問題をうまく展開をさせていくために、努力を惜しまない、そのように考えておりまして、過去のことに対してわたしは今、2人の大臣に問うことを考えてはおりません」」

「拉致対策本部“休眠中” 政権の対応方針見えず

2009年9月28日(月)8時0分配信 産経新聞

 鳩山政権が発足し、あらゆる分野で「民主党らしい」政策の実現に着手し始めたが、拉致問題の真相究明や生存者の即時帰国を推進するために置かれた政府の「拉致問題対策本部」が“休眠状態”のままだ。同本部の組織改編の可能性についても、「(具体的には)鳩山由紀夫首相が帰国してから」(中井洽(ひろし)・拉致問題担当相)と後回し。29日には首相と拉致被害者家族との面会は決まっているが、拉致問題への対応方針は見えてこない。

 「過去のことに対して私は今、2人の大臣に問うことを考えていない」


 鳩山首相は16日の就任記者会見で、鳩山内閣の菅直人副総理・国家戦略担当相と千葉景子法相の2人の閣僚がかつて、横田めぐみさんらを拉致した実行犯である辛光洙(シンガンス)元死刑囚の釈放嘆願書に署名していた問題を不問に付す考えを示した。


 同時に、「拉致問題に大変積極的に行動してきた」と強調したのが、民主党拉致問題対策本部長を務めた“圧力論者”の中井氏だった。拉致被害者「救う会」の西岡力会長代行は「ベストの人事。大いに期待したい」と話す。中井氏も就任後、産経新聞の取材に対し「日本は拉致を解決しない限り、(北朝鮮の)どんな要請にもノーと徹底的に言い続ける」と明言した。ただ、今のところ掛け声だけで、具体的な動きはない。同本部を含む組織見直しについても「いろんな考えを持っている」と話すだけで、青写真は見えない。


 同本部は安倍内閣が発足直後の平成18年10月に設置。本部長を首相、官房長官と拉致担当相が副本部長を務め、全閣僚で構成する。事務局には外務、財務両省などの出向者ら約30人が常勤しているが、「外務省は圧力よりも対話派が多く、情報集約に限界がある」(拉致議連関係者)とされていた。中井氏も拉致問題で情報収集機能を強化すべきだとの考えを示しており、組織改編の必要性が指摘されていた。


 対策本部の事務局も「(設立根拠の)閣議決定のまま改組するのか、見直しのための新たな閣議決定をするのか」と、新組織の具体像に気をもんでいる。(森山昌秀)」


千葉景子法相は、原敕晁(ただあき)さんらを拉致した実行犯である辛光洙(シン・ガンス)元死刑囚の釈放嘆願書に署名していた問題について、「うかつだった。誤解を招くような結果になったのは大変申し訳ないという気持ちはある」と述べ、反省を表明したが、なぜ署名したかに関しては「どういう状況で署名したか、その経緯は調べている段階だ」と述べた。何故、自分がしたことを調査しないと分からないのか?まるで他人事だ。頭がオカシイのではないか?それに謝れば済む問題なのか?謝って済むなら法律も警察も必要ない。こんな人物が日本の法務大臣なのだから、世も末だ。これは、法務大臣に任命した鳩山首相にも責任があるが、鳩山首相は管直人氏とともに千葉氏も不問に付すという。普通なら、更迭し、辞任させるのが当然である。上記の記事で、既に大臣に任命する以前から、鳩山氏は二人の過去の大罪を不問に付していたのだ。また、鳩山政権発足と同時に始まった『売国政策推進』は着々と進行させているくせに、肝心の拉致問題の真相究明や生存者の即時帰国を推進するために置かれた政府の「拉致問題対策本部」が『休眠状態のまま』だ。拉致家族との面会では、鳩山首相は、大いに気勢を上げ、北朝鮮を追求するような発言をしたが、これでは、どこまで本気なのか全く分からない。

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