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今そこにある危機(31) [国際・政治情勢]

「大敗公明党はどこへいく 参院選後に民主と連立?

2009年9月11日(金)18時46分配信 J-CASTニュース

公明党の山口那津男代表が民主党の鳩山由紀夫代表と会談し、政策が基本的に似ているとの認識から「民主党への協力はやぶさかではない」と語った。衆院選の大敗から自民党とは距離を置く、と見られ、2010年の参議院選の結果如何では「民主党と組み政権に返り咲く可能性もある」と予想する専門家もいる。

<民主党と「基本的に政策は似ている」>

山口代表は2009年9月9日に国会内で民主党の鳩山と会談し、政策次第では民主党の連立政権に協力するとの考えを示した。公明党は93年8月に発足した細川政権で連立与党入りしたが、そこで共に行動した議員が民主党に多いことを踏まえ、民主党と「基本的に政策は似ている」との認識で鳩山代表と一致。山口代表は「国民の理解があれば、協力はやぶさかではない」とした。

また、「自公政権」として10年支えた自民党との関係だが、山口代表は09年10月25日投開票の参院神奈川、静岡両選挙区の補選と、来年の参院選での選挙協力について、「今は白紙で考えている」とメディアに対し語っている。

こうしたことから、公明党は政権を失った自民党から離れ、今後は民主党との協力関係を築く道を選択したかのように見える。

民主党との連携について公明党広報部はJ-CASTニュースの取材に対し、現在は民主党がマニフェストで掲げた政策をどのように実行していくのかを見極める段階だ、とし、

「我が党が目指してきた方向性の下で国民の皆さまから理解を得られるようなものであれば、協力することもやぶさかではありません」
と回答。自民党との関係については、

「今までの環境を前提にした協力関係ではなく、野党になったことを踏まえた関係を作って参りたいと考えております」
としている。ただし、現在の最優先課題は党の再建であり、当面はそれに全力を挙げたいとしている。

<民主党は社民党を切り公明党と連立?>

これから公明党はどのような選択をするのだろうか。政治アナリストの伊藤惇夫さんは、まず、自民党との選挙協力は見直される、と見る。今回の衆院選で公明党は大敗したが、支持母体の創価学会票が減ったわけではなく、基盤は盤石。自民党から票が流れてこなかったことがそもそもの原因のため、協力のメリットは失われたという。

そして、来年の参議院選挙に向け、是々非々の関係を保ちながら、民主党との連携の道を探っていくだろう、とする。与党時代に味をしめた権力というものを手放したくないためだ。最大のポイントはやはり2010年の参議院選で、民主党が過半数を取れなかった場合、大きく連立が浮上する。伊藤さんはこう予想している。

「民主党は政権を安定させるため連立の組み替えを考えます。その場合、社民党が切られ、公明党が与党に返り咲く、こうしたことは充分にありえます」」

「「創価学会・公明党」に衝撃 矢野絢也氏に「叙勲」の動き

(週刊文春 2009年10月1日号掲載) 2009年9月28日(月)配信

 衆院選の小選挙区で全敗し、自民党より深刻な「解党的出直し」を迫られている公明党。選挙後、自公連立時代の評価を巡って、新旧執行部間の内輪もめまでさらけ出したが、さらに新たな試練が迫っている。あろうことか、支持母体の創価学会が「仏敵」と攻撃してきた矢野絢也元委員長への叙勲を、民主党の有力議員が、内閣府に働きかけているのだ。

 勲章について、公明党には苦い前例がある。矢野氏の前任の公明党委員長だった竹入義勝氏とのいきさつだ。

 草創期の公明党で二十年近くトップを務めた竹入氏は政界引退後、数年間は沈黙を守っていたが、一九九六年に勲一等旭日大綬章を受章したのを機に、朝日新聞で回顧録を連載。公明党と創価学会の政教一致の実態を赤裸々に暴露した。

 以来十年間、創価学会機関紙「聖教新聞」は、竹入氏を「党の金を横領して妻に高価な指輪を買い与えた」と中傷。「必ず仏罰が下る」などと大々的な攻撃を展開したが、昨年、東京地裁で「横領はなかった」との判決が出され、年末には東京高裁で「以後、互いを誹謗(ひぼう)しない」との条件で和解した。事実上、創価学会側の完敗である。

 矢野氏とも数年前から敵対関係に突入。「公明党元国会議員らが矢野氏の自宅に上がり込んで手帳を持ち去った」などの奇怪な出来事を巡り訴訟の応酬となった挙げ句、今年九月一日、最高裁は矢野氏勝訴の判決を下した。創価学会は二度までも、元党幹部の「仏敵」に敗れてしまったのだ。

 秋谷栄之助氏が会長の時代は、創価学会は矢野氏との関係を上手にコントロールしていた。「ところが数年前、体調を崩し入院していた池田大作名誉会長が退院後、自分が不在でも問題なく組織が運営されていたことで、秋谷氏を遠ざけるように。そして池田氏に追従する幹部たちが矢野問題を荒立ててからおかしくなった」(学会幹部)

 秋谷氏は〇六年に会長を解任された。「後任の原田稔会長は選挙実務に疎(うと)く、実質的に池田氏が采配している」(同前)が、公明党の比例区の得票数は、秋谷会長時代の〇五年衆院選(八百九十八万票)をピークに凋落の一途。衆院選の惨敗は、「池田神話」の崩壊とも言えるのだ。

 そこへ、矢野氏に勲章まで授与されるとなれば……。「仏罰論」の矛先は、今や創価学会・公明党自身に向かいかねない雲行きとなっている。」


公明党と創価学会の政教分離がなされていないことは世間ではバレバレだし、公明党の悪行の数々もつとによく知られています。世間が何も言わないのは、創価学会の報復を恐れているからです。公明党が民主党に擦り寄り、与党に返り咲きを狙っているのは間違いないでしょう。まあ、余り調子に乗っていると公明党と創価学会に『仏罰』が当たると思いますけど。

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