「機動戦士ガンダムUC」展開、声優陣、映像を公開！！：行雲流水の如し：SSブログ

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「機動戦士ガンダムUC」展開、声優陣、映像を公開！！　[アニメ] [編集]

【GUNDAM BIG EXPO】「機動戦士ガンダムUC」展開、声優陣、映像を公開

　東京・有明の「東京ビッグサイト」にて、2009年8月21日（金）から8月23日（日）まで開催されていた「ガンダム」の祭典「GUNDAM BIG EXPO」。

　ここでは、イベント2日目に会場の特設ステージで行われたステージイベント「機動戦士ガンダムUC ―The beginning of UC―」の模様をお届けしていこう。

　同ステージは、2010年から春より展開予定のガンダムシリーズ最新作「機動戦士ガンダムUC（ユニコーン）」に関するもの。
　「機動戦士ガンダムUC」は、角川書店の刊行するコミック誌「月刊ガンダムエース」に連載されていた、作家・福井晴敏氏による同名小説が元になっている。その物語は、1988年に公開された劇場アニメ「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」から3年後となる世界が舞台となり、「宇宙世紀」の新たな流れが描かれている。

　なお「機動戦士ガンダムUC」は全6話のOVAで展開されるほか、Blu-rayやDVD、インターネット網を利用した世界同時期配信など、視聴形態に縛られない「クロスオーバーコンテンツ」作品として展開予定だ。

　会場では、主人公となる「バナージ・リンクス」役は内山昴輝さんが、「オードリー・バーン」役には藤村歩さんが担当することが発表。そのほか、浪川大輔さん、甲斐田裕子さん、柿原徹也さん、戸松遥さん、下野紘さん、豊口めぐみさんといった出演声優陣も発表され、ステージ上に集結。さらに、「機動戦士ガンダムUC」小説を手掛けた福井晴敏氏も登場した。

　さらにステージでは、約2分間にわたる「機動戦士ガンダムUC」の初公開映像も上映。映像を見た内山昂輝さんは、「すごいですね。この映像に声をのせるのかと思うと、背負うものも大きいです。でもその分ワクワクします」と語った。
　さらに藤村歩さんは「映像の美しさと音の迫力に、涙ぐむほど興奮しました」と話している。

　また会場では、各キャラクタのプロフィールに関して、福井晴敏氏より紹介が行われた。
　「オードリー・バーン」は、過去のガンダムシリーズにも登場した「ザビ家」に関わりを持つという特殊なキャラクタとのこと。浪川大輔さん演じる「リディ・マーセナス」は、二枚目で優しいが、物語が進むにつれて浮き沈みが激しいキャラクタになっていくという。
　また、柿原徹也演じる「アンジェロ・ザウパー」については、戦闘中などにおもしろい言葉を叫ぶという設定で、小説版でも人気キャラクタであったという。
　さらに、バナージの友人である「ミコット・バーチ」と「タクヤ・イレイ」に関しては、後半に向かうにつれて重要な役割を担っていくという。

　ステージイベントの最後に藤村歩さんは、「この作品がガンダムシリーズの歴史の新たな1ページに加わるということで、ファンの皆さんの期待を裏切らないように頑張りたいです」と語った。

　さらに内山昂輝さんは、「今まで自分がガンダムシリーズの新しい主人公に選ばれたことに実感が湧かなかったけど、今日のイベントに参加し、実際に映像も見て、より“頑張ろう”という気持ちを抱けました」とコメントしている。

　なお会場では、「機動戦士ガンダム」などに登場したシャア・アズナブルの“再来”と呼ばれるキャラクタ「フル・フロンタル」の声を、池田秀一さんが担当することも発表。さらに、永井一郎さんや小山力也さんといった声優陣の出演も発表されている。キャストの詳細については、以下を参照してほしい。

◆「機動戦士ガンダムユニコーン」キャスト
バナージ・リンクス：内山昂輝
オードリー・バーン：藤村歩
リディ・マーセナス：浪川大輔
マリーダ・クルス：甲斐田裕子
アンジェロ・ザウパー：柿原徹也
ミコット・バーチ：戸松遥
タクヤ・イレイ：下野紘
ミヒロ・オイワッケン：豊口めぐみ
フル・フロンタル：池田秀一
サイアム・ビスト：永井一郎
カーディアス・ビスト：菅生隆之
アルベルト：高木渉
スベロア・ジンネマン：手塚秀彰
フラスト・スコール：小山力也
ダグザ・マックール：東地宏樹

＜「機動戦士ガンダムUC（ユニコーン）」主演陣が初めて語る収録への熱意＞

ステージイベントに参加した登壇者たち。＜前列左から＞内山昂輝さん、福井晴敏氏、藤村歩さん　＜後列左から＞戸松遥さん、下野紘さん、柿原徹也さん、甲斐田裕子さん、浪川大輔さん、豊口めぐみさん　2009年8月22日（土）、東京・有明の「東京ビッグサイト」で開催された「GUNDAM BIG EXPO」の会場において、2010年春より展開予定の新作アニメ「機動戦士ガンダムUC（ユニコーン）」（以下、「ガンダムUC」）のキャストへのインタビューを実施した。

　「ガンダムUC」は、2010年の春から展開される予定の、「機動戦士ガンダム」シリーズの新作アニメーション。角川書店の刊行するコミック誌「月刊ガンダムエース」に連載されていた、作家・福井晴敏氏による同名小説が元になっている。
　物語は、1988年に公開された劇場アニメ「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」から3年後となる世界が舞台となり、「宇宙世紀」の新たな流れが描かれている。

　今回インタビューに参加したのは、会場で行われた「ガンダムUC」のステージイベントに参加した声優陣のうち、内山昂輝さん、藤村歩さん、浪川大輔さん、柿原徹也さん、戸松遥さん、豊口めぐみさんの6名。さらに「機動戦士ガンダムUC」の元となった同名小説の作者・福井晴敏氏も取材に応じてくれた

■1/1ガンダム立像から作品への意気込みまで、キャストが語る

――まずは、ステージイベントに出演した感想を聞かせてください。

★福井晴敏氏（以下、福井氏）
　ステージ上での発言などに関して、「またやりすぎちゃったな」っていう思いがあって、反省してます（笑）。でも、ファンの方からの反応を直接見ることができて良かったです。

★バナージ・リンクス役・内山昂輝さん（以下、内山さん）
　この夏の体力をすべて使い切ったような気がします…というのは冗談ですが（笑）。ステージでは「ガンダムUC」の映像なども見れてワクワク感が一層高まりました。とりあえず今は、お風呂に入りたいです（笑）。

★オードリー・バーン役・藤村歩さん（以下、藤村さん）
　初めて「ガンダムUC」の映像を見て、自分がこれからオードリー・バーンを演じて行くんだということへのプレッシャーを感じました。でも、“楽しみ”だという気持ちもそれ以上に大きく感じています。

★リディ・マーセナス役・浪川大輔さん（以下、浪川さん）
　イベントが終わって、ホッとしています。今回のイベントでキャストが発表になるまで、誰にも詳細をしゃべっちゃいけないと言われていたので、「これでようやく喋れる」と思って安心しています（笑）。

★ミヒロ・オイワッケン役・豊口めぐみさん（以下、豊口さん）
　小説版を元々呼んでいるファンの人にとって、キャラクタと声のイメージが合っているか不安で、緊張していました。初めてキャストが集まって、「楽しい現場になりそうだな」って思いました。

★アンジェロ・ザウパー役・柿原徹也さん（以下、柿原さん）
　自分がガンダムシリーズの作品に出演するということに、イベントが始まる前までは実感が湧かずにいました。実際にステージイベントに参加して、改めてガンダムシリーズの偉大さが判りました。

★ミコット・バーチ役・戸松遥さん（以下、戸松さん）
　ステージイベントに出るまでは緊張していました。ステージの上で多くのファンの方の姿を目にして、作品の偉大さも実感できたし、「頑張ろう」という気持ちも湧いてきました。

――現在お台場の「潮風公園」で公開されている、「ガンダム」の姿を忠実に再現した1分の1サイズの立像は、見に行かれましたか？

★内山氏
　僕はまだ見てないですね。実は今日、「GUNDAM BIG EXPO」の会場にタクシーで向かう途中に、ちょっと寄って見てこようと思っていたんです。でもタクシーの運転手さんが場所を見つけられなくて（笑）。今度見に行きたいですね。

★福井氏
　私は見ました。ガンダムの股の下から見上げるのがお勧めです。目の前にあってもCGっぽく感じたので、そのCGっぽさを忘れるためにはわざとカッコ悪いアングルから見上げるのが一番です（笑）。そうすれば「ああ、これが本物の大きさなんだ」って実感できますから。

★藤村さん
　私は写真などでしか見たことがないので、ぜひ福井さんがおっしゃられたような、ちょっと変わったアングルから見てみたいと思います（笑）。

★浪川さん
　僕は見たことがあります。でも、自分が身に行く前にいろんな友達から写メールなどが送られてきて、それを見ていたので、実際に自分が見に行く時は、既に何度も見たかのような気になっていました（笑）。立像を見る際、橋とガンダムがきれいに見られる場所があるそうなので、今度見に行きたいと思います。

★豊口さん
　私は数日前に、戸松遥ちゃんと一緒に行きました。でも夜の8時過ぎに到着したので、残念ながらライトアップされた様子を見ることができなかったので、少し残念でした。今度はライトアップした様子も見たいと思います。

★柿原さん
　お台場の方にはバイクでよく来るんですが、ガンダムの立像が出来上がる前の頭だけが出ている様子なども見ていて、「これが完成したらどんな感じになるんだろうなぁ」と思っていました。いざ完成すると、あんなに巨大でリアルなガンダムが作られる時代になったんだなと思って、感慨深かったです。

――次は福井さんに質問します。「ガンダムUC」のストーリーを手掛けるにあたって、自分の中でこだわりはありましたか？

★福井氏
　宇宙世紀の続編を描こうとか、時代設定は「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」から3年後にしようとか、そういった部分はすべてこだわりです。どちらかといえば、ファンの人々が何を求めているのかということをまとめる際に、どういった部分がウケるのかという部分を選択していったという感じですね。

――では、アニメ化決定以前から小説版「ガンダムUC」を読んでいたという浪川さんに伺います。自分がリディを演じることが決まった時、どういう感想を抱きましたか？

★浪川さん
　以前から「ガンダム」シリーズに参加したいと思っていて、「ガンダムUC」もアニメ化すると噂されていたので、出演を虎視眈々と狙っていました。小説を読んでいた時も、リディ・マーセナスが自分の中で一番合っているかな、と感じていました。

――決定したキャストを見て、「この人は確かにこのキャラクタだ！」と納得したことはありましたか？

★浪川さん
　これから収録するので何とも言えませんが、みんなそれぞれのキャラクタと似た雰囲気を持っているなと感じました。あと、気持ちの悪いアンジェロのようなキャラクタに柿原君というのもピッタリかと思います（笑）。

――続いて藤村さん、オードリーをどのような女性として演じていきたいと考えていますか。

★藤村さん
　オードリーは、若くしてものすごい歴史を背負っていて、彼女の中の信念を貫こうとしている女性です。彼女と同じ年齢で、あのような壮絶な人生を送っている人ってなかなかいないと思います。そんなキャラクタなので、現代に生きている私がオードリーといかにシンクロして、その強い意志を表現できるかという課題であると感じています。

――最後に、福井さん、内山さん、藤村さんの3人にお聞きします。今回のイベントで「ガンダムUC」の映像を見た感想と、今後の意気込みを聞かせください。

★内山さん
　今日動いている映像を初めて見たんですが、キャストの演技をさらなる高みへと連れて行ってくれるようなすごい内容だったので、ワクワクしてきました。がんばります。

★藤村さん
　私の演じるオードリーが画面に映った時に、「あ、この子に私は命を吹き込むんだ」ってすごく緊張しつつ、彼女の目の輝きや表情の変化、仕草なんかを見て、その存在感を感じようと努力していました。本当に美しくて迫力のある映像で、それをさらに私たちが声を吹き込んで、ファンの皆さんに感動を与えられたらいいなと思いました。全力で臨みたいと思うので、よろしくお願いします。

★福井氏
　はやく製作して、期日までに間に合うように頑張りますので、温かい目で見守っていただければ幸いです。

――ありがとうございました。