中国艦隊10隻が沖縄近海通過!日本政府問題視せず!? [国際・政治情勢]
「中国艦隊、沖縄近海を通過 潜水艦など10隻が大規模訓練か
2010年4月13日(火)15:43 産経新聞
防衛省統合幕僚監部は13日午前、中国海軍のキロ級潜水艦2隻やソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦2隻など計10隻が、10日夜に沖縄本島の西南西約140キロの公海を東シナ海から太平洋に向けて通過したと発表した。近年、これほど大規模な活動はまれだという。
防衛省によると、中国人民解放軍の機関紙が、中国海軍「東海艦隊」による東シナ海での大規模な合同訓練の実施を発表していた。7日から9日まで東シナ海中部海域で、艦載ヘリコプターの飛行訓練などを行ったことを確認。沖縄本島と宮古島の間を通過した後は、沖縄南方海域で11日、補給艦による洋上補給を実施した。
またこれらに先立つ8日には、警戒・監視にあたった海上自衛隊護衛艦「すずなみ」に艦載ヘリが約90メートルまで接近した。
北沢俊美防衛相は13日午前の記者会見で「公海だが、今までになかった事態だ。詳細な分析をして、わが国に対する意図があるのかないのかを含めて調査したい」と語った。」
「中国艦隊10隻が沖縄近海通過=防衛省
4月13日(火) 13時10分 時事通信社
防衛省は13日、10隻の中国海軍の艦艇が10日夜、沖縄本島と宮古島の間の公海上を南東に向かって航行しているのを海上自衛隊の護衛艦2隻が発見したと発表。東シナ海を航行中の中国潜水艦(10日、同省提供)」
「中国艦隊通過、問題視せず=平野官房長官
2010年4月13日(火)18:03 時事通信社
平野博文官房長官は13日午後の記者会見で、中国海軍の艦艇10隻が沖縄本島と宮古島間の公海上を通過したことについて「今なぜこの時期にという疑念は抱く」としつつ、「公海上を通っているので、なぜ通ったと言うべきことではない」と述べ、問題視しない考えを示した。
一方で「わが国周辺における外国艦船の動向はしっかりと注視をしなければならない。これからも(同様の事案は)公表していきたい」と語った。」
「中国2潜水艦、南西諸島を浮上航行…今月10日
2010年04月13日 10時35分 読売新聞
北沢防衛相は13日午前の閣議後の記者会見で、中国の潜水艦2隻を含む計10隻の艦隊が今月10日、沖縄本島と宮古島の間の公海上を南下したことを明らかにした。潜水艦は浮上して航行したという。
同海域で潜水艦を含む10隻規模の中国艦隊の活動が確認されるのは初めて。太平洋での演習に向かうとみられ、海上自衛隊が監視を続けている。
防衛相は「公海であることは間違いないが、今までなかった事態でもある。詳細な分析をして、わが国に対する意図があるのかないのかも含めて、よく調べて対応を検討したい」と述べた。外務省幹部は13日午前、外交ルートを通じて中国側に事実関係を問い合わせていることを明らかにした。
自衛隊統合幕僚監部によると、艦隊は今月7日頃、東シナ海で訓練を行った後、海自護衛艦が監視する中、10日午後8時頃、沖縄本島西南西約140キロ・メートルの公海上を航行した。内訳は、キロ級潜水艦2隻、ミサイル駆逐艦2隻、フリゲート艦3隻など計10隻。13日現在、太平洋上を沖ノ鳥島方面に向けて南下中という。
防衛省筋は、「米国に対する示威行動なら、グアム周辺に行く可能性もある」と指摘した。
「中国艦隊の沖縄近海南下、偵察・挑発の可能性
2010年04月13日 23時27分 読売新聞
潜水艦2隻を含む計10隻の中国艦隊が今月10日、沖縄本島と宮古島の間の公海を南下したことについて、政府は中国海軍の動きの活発化と遠洋での活動拡大への意欲を改めて示す事例として注視している。
中国側は人民解放軍機関紙「解放軍報」で、今回の動きを艦隊による実戦訓練や遠洋展開訓練と位置づけている。自衛隊統合幕僚監部によると、フリゲート艦など5隻が7日から9日まで東シナ海で訓練を行い、8日には艦載ヘリが監視活動中の海自の護衛艦の約90メートルまで接近した。艦載ヘリの乗員がカメラを構えているような姿も確認されており、中国側が偵察、挑発行為を行った可能性がある。
赤星慶治海上幕僚長は13日の記者会見で「これだけ近い距離を飛んだことは、安全航行にもある程度影響をきたす」と述べた。防衛省によると、政府は12日、「安全航行上、危険な行為」として、外交ルートを通じて中国側に事実関係の確認を申し入れた。
公海上では潜水して航行するのが通例である潜水艦が、浮上した状態で沖縄本島と宮古島の間を通過したことも、政府を刺激した。中国は台湾海峡有事の際に米空母などの展開を阻む「接近拒否戦略」を進めており、政府内では「艦船の訓練海域を広げ、海軍の能力向上を誇示した」との見方が強い。海洋政策研究財団の小谷哲男研究員は「中国が目指す近海防衛戦略がかなり実行されてきたことを示している」と分析した。
ただ、公海での艦船航行や訓練は国際法上問題はなく、政府は引き続き中国側の動向を注視する構えだ。平野官房長官は13日の記者会見で、今回の中国艦隊の動向を公表したことが「日本政府がしっかり注視しているというメッセージにもなる」と強調した。
外務省幹部は「日中関係に与える影響は限定的」と見ており、岡田外相も13日の記者会見で「事実関係をよく確認した上でコメントしたい」と述べるにとどめた。」
「中国艦隊の航路、問題ないとの認識…中国外務省
2010年4月13日23時18分 読売新聞
【北京=大木聖馬】中国外務省の姜瑜・副報道局長は13日の定例記者会見で、中国の艦隊計10隻が今月7日ごろから東シナ海で訓練を実施し、沖縄近海を10日に南下したことについて、「具体的な状況は承知していないが、報道が公海上と伝えていることに注目している」と述べ、中国艦隊の行動に問題はないとの認識を示唆した。」
上記の記事のように中共支那の人民解放軍海軍・東海艦隊10隻が、公海上とはいえ、沖縄近海を通過して、沖ノ鳥島方面に向かったとのこと。通常、潜水艦は公海上では、潜水して行くのだが、今回、中共支那の潜水艦は敢えて浮上して通過。そして、警戒・監視にあたった海上自衛隊護衛艦「すずなみ」に中共支那の艦載ヘリが約90メートルまで接近したとのこと。明らかに挑発・示威行為です。舐められていますね。中共支那側の対応はいつも通り、『問題ない』とそっけないし、胡錦濤国家主席が不在の時に中共支那が軍事的示威行為をするのは、いつものことですが、問題は、日本側の対応です。赤星海上幕僚長は『これだけ近い距離を飛んだことは、安全航行にもある程度影響をきたす』と述べたに留まり、防衛省筋は、『米国に対する示威行動なら、グアム周辺に行く可能性もある』と他人事。北沢防衛相は『公海であることは間違いないが、今までなかった事態でもある。詳細な分析をして、わが国に対する意図があるのかないのかも含めて、よく調べて対応を検討したい』とぬるい反応。平野官房長官に至っては『公海上を通っているので、なぜ通ったと言うべきことではない』と問題視しないとのこと。外務省幹部は『日中関係に与える影響は限定的』と楽観し、岡田外相も『事実関係をよく確認した上でコメントしたい』と述べる程度。日本政府は、「安全航行上、危険な行為」として、外交ルートを通じて中国側に事実関係の確認を申し入れたに過ぎません。平野官房長官は、今回の中国艦隊の動向を公表したことが、日本政府がしっかり注視しているというメッセージにもなると強調しましたが、公表するのは当然のことで、別に中共支那の軍事的示威行為に対する反発にもなっていません。今の日本の安全保障問題に対する姿勢がいかに甘いかが、良く分かりました。危機感がまるで感じられません。もし、これが、中共支那の軍事演習やただの示威行為ではなく、実戦を想定した沖ノ鳥島などの日本の離島に対する奇襲上陸作戦だったらと思うと、背筋が寒くなります。
2010年4月13日(火)15:43 産経新聞
防衛省統合幕僚監部は13日午前、中国海軍のキロ級潜水艦2隻やソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦2隻など計10隻が、10日夜に沖縄本島の西南西約140キロの公海を東シナ海から太平洋に向けて通過したと発表した。近年、これほど大規模な活動はまれだという。
防衛省によると、中国人民解放軍の機関紙が、中国海軍「東海艦隊」による東シナ海での大規模な合同訓練の実施を発表していた。7日から9日まで東シナ海中部海域で、艦載ヘリコプターの飛行訓練などを行ったことを確認。沖縄本島と宮古島の間を通過した後は、沖縄南方海域で11日、補給艦による洋上補給を実施した。
またこれらに先立つ8日には、警戒・監視にあたった海上自衛隊護衛艦「すずなみ」に艦載ヘリが約90メートルまで接近した。
北沢俊美防衛相は13日午前の記者会見で「公海だが、今までになかった事態だ。詳細な分析をして、わが国に対する意図があるのかないのかを含めて調査したい」と語った。」
「中国艦隊10隻が沖縄近海通過=防衛省
4月13日(火) 13時10分 時事通信社
防衛省は13日、10隻の中国海軍の艦艇が10日夜、沖縄本島と宮古島の間の公海上を南東に向かって航行しているのを海上自衛隊の護衛艦2隻が発見したと発表。東シナ海を航行中の中国潜水艦(10日、同省提供)」
「中国艦隊通過、問題視せず=平野官房長官
2010年4月13日(火)18:03 時事通信社
平野博文官房長官は13日午後の記者会見で、中国海軍の艦艇10隻が沖縄本島と宮古島間の公海上を通過したことについて「今なぜこの時期にという疑念は抱く」としつつ、「公海上を通っているので、なぜ通ったと言うべきことではない」と述べ、問題視しない考えを示した。
一方で「わが国周辺における外国艦船の動向はしっかりと注視をしなければならない。これからも(同様の事案は)公表していきたい」と語った。」
「中国2潜水艦、南西諸島を浮上航行…今月10日
2010年04月13日 10時35分 読売新聞
北沢防衛相は13日午前の閣議後の記者会見で、中国の潜水艦2隻を含む計10隻の艦隊が今月10日、沖縄本島と宮古島の間の公海上を南下したことを明らかにした。潜水艦は浮上して航行したという。
同海域で潜水艦を含む10隻規模の中国艦隊の活動が確認されるのは初めて。太平洋での演習に向かうとみられ、海上自衛隊が監視を続けている。
防衛相は「公海であることは間違いないが、今までなかった事態でもある。詳細な分析をして、わが国に対する意図があるのかないのかも含めて、よく調べて対応を検討したい」と述べた。外務省幹部は13日午前、外交ルートを通じて中国側に事実関係を問い合わせていることを明らかにした。
自衛隊統合幕僚監部によると、艦隊は今月7日頃、東シナ海で訓練を行った後、海自護衛艦が監視する中、10日午後8時頃、沖縄本島西南西約140キロ・メートルの公海上を航行した。内訳は、キロ級潜水艦2隻、ミサイル駆逐艦2隻、フリゲート艦3隻など計10隻。13日現在、太平洋上を沖ノ鳥島方面に向けて南下中という。
防衛省筋は、「米国に対する示威行動なら、グアム周辺に行く可能性もある」と指摘した。
「中国艦隊の沖縄近海南下、偵察・挑発の可能性
2010年04月13日 23時27分 読売新聞
潜水艦2隻を含む計10隻の中国艦隊が今月10日、沖縄本島と宮古島の間の公海を南下したことについて、政府は中国海軍の動きの活発化と遠洋での活動拡大への意欲を改めて示す事例として注視している。
中国側は人民解放軍機関紙「解放軍報」で、今回の動きを艦隊による実戦訓練や遠洋展開訓練と位置づけている。自衛隊統合幕僚監部によると、フリゲート艦など5隻が7日から9日まで東シナ海で訓練を行い、8日には艦載ヘリが監視活動中の海自の護衛艦の約90メートルまで接近した。艦載ヘリの乗員がカメラを構えているような姿も確認されており、中国側が偵察、挑発行為を行った可能性がある。
赤星慶治海上幕僚長は13日の記者会見で「これだけ近い距離を飛んだことは、安全航行にもある程度影響をきたす」と述べた。防衛省によると、政府は12日、「安全航行上、危険な行為」として、外交ルートを通じて中国側に事実関係の確認を申し入れた。
公海上では潜水して航行するのが通例である潜水艦が、浮上した状態で沖縄本島と宮古島の間を通過したことも、政府を刺激した。中国は台湾海峡有事の際に米空母などの展開を阻む「接近拒否戦略」を進めており、政府内では「艦船の訓練海域を広げ、海軍の能力向上を誇示した」との見方が強い。海洋政策研究財団の小谷哲男研究員は「中国が目指す近海防衛戦略がかなり実行されてきたことを示している」と分析した。
ただ、公海での艦船航行や訓練は国際法上問題はなく、政府は引き続き中国側の動向を注視する構えだ。平野官房長官は13日の記者会見で、今回の中国艦隊の動向を公表したことが「日本政府がしっかり注視しているというメッセージにもなる」と強調した。
外務省幹部は「日中関係に与える影響は限定的」と見ており、岡田外相も13日の記者会見で「事実関係をよく確認した上でコメントしたい」と述べるにとどめた。」
「中国艦隊の航路、問題ないとの認識…中国外務省
2010年4月13日23時18分 読売新聞
【北京=大木聖馬】中国外務省の姜瑜・副報道局長は13日の定例記者会見で、中国の艦隊計10隻が今月7日ごろから東シナ海で訓練を実施し、沖縄近海を10日に南下したことについて、「具体的な状況は承知していないが、報道が公海上と伝えていることに注目している」と述べ、中国艦隊の行動に問題はないとの認識を示唆した。」
上記の記事のように中共支那の人民解放軍海軍・東海艦隊10隻が、公海上とはいえ、沖縄近海を通過して、沖ノ鳥島方面に向かったとのこと。通常、潜水艦は公海上では、潜水して行くのだが、今回、中共支那の潜水艦は敢えて浮上して通過。そして、警戒・監視にあたった海上自衛隊護衛艦「すずなみ」に中共支那の艦載ヘリが約90メートルまで接近したとのこと。明らかに挑発・示威行為です。舐められていますね。中共支那側の対応はいつも通り、『問題ない』とそっけないし、胡錦濤国家主席が不在の時に中共支那が軍事的示威行為をするのは、いつものことですが、問題は、日本側の対応です。赤星海上幕僚長は『これだけ近い距離を飛んだことは、安全航行にもある程度影響をきたす』と述べたに留まり、防衛省筋は、『米国に対する示威行動なら、グアム周辺に行く可能性もある』と他人事。北沢防衛相は『公海であることは間違いないが、今までなかった事態でもある。詳細な分析をして、わが国に対する意図があるのかないのかも含めて、よく調べて対応を検討したい』とぬるい反応。平野官房長官に至っては『公海上を通っているので、なぜ通ったと言うべきことではない』と問題視しないとのこと。外務省幹部は『日中関係に与える影響は限定的』と楽観し、岡田外相も『事実関係をよく確認した上でコメントしたい』と述べる程度。日本政府は、「安全航行上、危険な行為」として、外交ルートを通じて中国側に事実関係の確認を申し入れたに過ぎません。平野官房長官は、今回の中国艦隊の動向を公表したことが、日本政府がしっかり注視しているというメッセージにもなると強調しましたが、公表するのは当然のことで、別に中共支那の軍事的示威行為に対する反発にもなっていません。今の日本の安全保障問題に対する姿勢がいかに甘いかが、良く分かりました。危機感がまるで感じられません。もし、これが、中共支那の軍事演習やただの示威行為ではなく、実戦を想定した沖ノ鳥島などの日本の離島に対する奇襲上陸作戦だったらと思うと、背筋が寒くなります。
“悪の論理”で世界は動く!~地政学—日本属国化を狙う中国、捨てる米国
- 作者: 奥山 真司
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2010/02/19
- メディア: 単行本
中国の狙いは民族絶滅―チベット・ウイグル・モンゴル・台湾、自由への戦い
- 作者: 林 建良
- 出版社/メーカー: まどか出版
- 発売日: 2009/03
- メディア: 単行本
タグ:国際・政治情勢
2010-04-14 07:59
nice!(11)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0