今そこにある危機(262) [国際・政治情勢]
「統幕学校卒業式 田母神氏の出席拒否 招待一転、防衛省が圧力?
2010年3月4日(木)8時0分配信 産経新聞
政府見解と異なる歴史認識を盛り込んだ論文を発表して更迭された田母神(たもがみ)俊雄前航空幕僚長(61)が、統合幕僚学校(東京都目黒区)から3月5日の卒業式に招待されながら、後に一転して出席を「拒否」されたことが3日わかった。田母神氏は、防衛省から“圧力”がかかったとみている。
統幕学校は、陸海空各自衛隊の1、2佐クラスの自衛官を対象に高級幕僚業務や自衛隊統合運用、安全保障学などの教育を行う機関で、上級幕僚への登竜門とされている。田母神氏は平成14年から約2年間、統幕学校長を務めた。歴代学校長は卒業式に招待されるのが慣例となっている。
田母神氏によると、2月上旬に統幕学校から卒業式への招待状が届き、同封のはがきで「出席」と返答した。しかし、下旬になって渡辺隆統幕学校長(陸将)が「出席を見合わせてほしい」と電話で伝えてきた。田母神氏が理由の説明を求めたところ、学校長は、防衛省が「田母神氏が出席するなら防衛省関係者は一切卒業式に出席しない」と学校側に通告してきたと説明したという。田母神氏は「言論弾圧であり、人権弾圧みたいな嫌がらせだ。自民党政権時代より露骨になっている」と話している。
卒業式をめぐる田母神氏への対応について、統幕学校総務課は「学校長から『田母神氏は出席されなくなった』と聞いていたが、経緯はわからない」としている。また、防衛省は3日、「事実関係の確認には時間がかかる」(人材育成課)とコメントした。
田母神氏は20年10月に空幕長を解任されて以来、執筆や講演などを通じて積極的に言論活動を行っている。昨年の統幕学校卒業式にも招待されたが、スケジュールが合わず欠席した。
防衛省は田母神氏の言論活動に神経をとがらせているようだ。昨年には同省の民間協力団体「防衛省自衛隊東京地本援護協力会杉並支部」が都内で「日本は侵略国家ではない」と題した講演会の主催を予定していたが、防衛省側から中止を求める要請があり、主催名を変更した。」
「田母神氏が激白、自衛隊は「このままでは人民解放軍だ」
2010年3月5日(金)17時0分配信 夕刊フジ
全航空幕僚長の田母神俊雄氏
防衛省の統合幕僚学校(東京都目黒区)が、5日の卒業式に招待していた元航空幕僚長の田母神俊雄氏(61)に対し、一転して出席を見合わせるよう要請した。歴史認識をめぐる問題で事実上更迭された田母神氏の出席に、防衛省関係者から横やりが入ったようだ。田母神氏に心境を聞いた。
--出席拒否とはずいぶんですね
「幕僚長経験者は慣例的にみんな招待されるんですけどねぇ。都合が悪ければ欠席する者もいますが、私はバッチリ空いている。理由もなしに一体どういうつもりなんでしょうか。さすがに黙っていられませんでした」
--どうしてこんなことになったんでしょう
「通常は、統合幕僚学校の中だけで招待者を決める。出席者については防衛省も関知しないものなんですよ」
--誰かが告げ口をした、と
「誰かが報告したんでしょうね。やらんでもいいことをわざわざ言ったんじゃないかと思う。まったく、そんなチマチマしたことをやってる暇はないはずだが」
--それで結局、“欠席要請”に…
「要は、私の言うことが気に入らないんでしょう。でも、考え方が違うからと言って排除してしまうというのは本来、民主主義社会では、あってはならないことですよ」
--心が狭いですね
「自民党政権の時は、ここまで露骨に意見の合わない者を排除することはなかった。このままだと中国のような社会になる。自衛隊は民主党の“人民解放軍”になってしまう」
--“民主”的ではないと
「言論弾圧、人権弾圧ですよ」
--この際、無理やり出席したらどうですか
「行っても席がないですから、今回は断念せざるを得ません。後輩にも迷惑をかけますからね」
--やっぱり、田母神節が相手を刺激するんでしょうかねえ
「スタンスを変えるつもりはないですよ。これが私の自然体だから。自然に生きるしかない!」」
この国は『民主主義国家』なのだろうか。田母神俊雄前航空幕僚長(61)が、統合幕僚学校から3月5日の卒業式に招待されながら、後に一転して出席を『拒否』された。
これは明らかに『弾圧・迫害』だ。いくら田母神氏の『歴史認識』と日本政府の『歴史認識』が相反するといっても、意見の合わない者を排除するのは、憲法で保障されている『言論の自由』を犯しているのではないか。
今の田母神氏はただの民間人に過ぎない。
しかも向こうから『招待』しておきながら、直前で『ドタキャン』とは、田母神氏に対し、余りに失礼ではないか。
防衛省側からの『圧力』があったのは明白である。
何時から日本は中共支那や北朝鮮のような『全体主義国家』になったのか。
これでは、日本国民は日本政府と相違するような『発言・考え』は『表明』できなくなるのではないか。
まるで、ジョージ・オーウェルの小説『1984年』のような社会に日本はなりつつある。
恐ろしいことである。
2010年3月4日(木)8時0分配信 産経新聞
政府見解と異なる歴史認識を盛り込んだ論文を発表して更迭された田母神(たもがみ)俊雄前航空幕僚長(61)が、統合幕僚学校(東京都目黒区)から3月5日の卒業式に招待されながら、後に一転して出席を「拒否」されたことが3日わかった。田母神氏は、防衛省から“圧力”がかかったとみている。
統幕学校は、陸海空各自衛隊の1、2佐クラスの自衛官を対象に高級幕僚業務や自衛隊統合運用、安全保障学などの教育を行う機関で、上級幕僚への登竜門とされている。田母神氏は平成14年から約2年間、統幕学校長を務めた。歴代学校長は卒業式に招待されるのが慣例となっている。
田母神氏によると、2月上旬に統幕学校から卒業式への招待状が届き、同封のはがきで「出席」と返答した。しかし、下旬になって渡辺隆統幕学校長(陸将)が「出席を見合わせてほしい」と電話で伝えてきた。田母神氏が理由の説明を求めたところ、学校長は、防衛省が「田母神氏が出席するなら防衛省関係者は一切卒業式に出席しない」と学校側に通告してきたと説明したという。田母神氏は「言論弾圧であり、人権弾圧みたいな嫌がらせだ。自民党政権時代より露骨になっている」と話している。
卒業式をめぐる田母神氏への対応について、統幕学校総務課は「学校長から『田母神氏は出席されなくなった』と聞いていたが、経緯はわからない」としている。また、防衛省は3日、「事実関係の確認には時間がかかる」(人材育成課)とコメントした。
田母神氏は20年10月に空幕長を解任されて以来、執筆や講演などを通じて積極的に言論活動を行っている。昨年の統幕学校卒業式にも招待されたが、スケジュールが合わず欠席した。
防衛省は田母神氏の言論活動に神経をとがらせているようだ。昨年には同省の民間協力団体「防衛省自衛隊東京地本援護協力会杉並支部」が都内で「日本は侵略国家ではない」と題した講演会の主催を予定していたが、防衛省側から中止を求める要請があり、主催名を変更した。」
「田母神氏が激白、自衛隊は「このままでは人民解放軍だ」
2010年3月5日(金)17時0分配信 夕刊フジ
全航空幕僚長の田母神俊雄氏
防衛省の統合幕僚学校(東京都目黒区)が、5日の卒業式に招待していた元航空幕僚長の田母神俊雄氏(61)に対し、一転して出席を見合わせるよう要請した。歴史認識をめぐる問題で事実上更迭された田母神氏の出席に、防衛省関係者から横やりが入ったようだ。田母神氏に心境を聞いた。
--出席拒否とはずいぶんですね
「幕僚長経験者は慣例的にみんな招待されるんですけどねぇ。都合が悪ければ欠席する者もいますが、私はバッチリ空いている。理由もなしに一体どういうつもりなんでしょうか。さすがに黙っていられませんでした」
--どうしてこんなことになったんでしょう
「通常は、統合幕僚学校の中だけで招待者を決める。出席者については防衛省も関知しないものなんですよ」
--誰かが告げ口をした、と
「誰かが報告したんでしょうね。やらんでもいいことをわざわざ言ったんじゃないかと思う。まったく、そんなチマチマしたことをやってる暇はないはずだが」
--それで結局、“欠席要請”に…
「要は、私の言うことが気に入らないんでしょう。でも、考え方が違うからと言って排除してしまうというのは本来、民主主義社会では、あってはならないことですよ」
--心が狭いですね
「自民党政権の時は、ここまで露骨に意見の合わない者を排除することはなかった。このままだと中国のような社会になる。自衛隊は民主党の“人民解放軍”になってしまう」
--“民主”的ではないと
「言論弾圧、人権弾圧ですよ」
--この際、無理やり出席したらどうですか
「行っても席がないですから、今回は断念せざるを得ません。後輩にも迷惑をかけますからね」
--やっぱり、田母神節が相手を刺激するんでしょうかねえ
「スタンスを変えるつもりはないですよ。これが私の自然体だから。自然に生きるしかない!」」
この国は『民主主義国家』なのだろうか。田母神俊雄前航空幕僚長(61)が、統合幕僚学校から3月5日の卒業式に招待されながら、後に一転して出席を『拒否』された。
これは明らかに『弾圧・迫害』だ。いくら田母神氏の『歴史認識』と日本政府の『歴史認識』が相反するといっても、意見の合わない者を排除するのは、憲法で保障されている『言論の自由』を犯しているのではないか。
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何時から日本は中共支那や北朝鮮のような『全体主義国家』になったのか。
これでは、日本国民は日本政府と相違するような『発言・考え』は『表明』できなくなるのではないか。
まるで、ジョージ・オーウェルの小説『1984年』のような社会に日本はなりつつある。
恐ろしいことである。
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タグ:国際・政治情勢
2010-03-05 19:38
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