SSブログ

ハイチ地震、余りにも遅い日本政府の対応に非難の声!! [国際・政治情勢]

「ハイチ地震1週間、日本の緊急援助隊が始動

2010年1月19日(火)1時50分配信 読売新聞

3485401
18日、レオガンで、医療活動を開始した日本の国際緊急援助隊(小西太郎撮影)

 【レオガン(ハイチ南部)=吉形祐司、浜砂雅一】ハイチ地震で、日本の国際緊急援助隊が18日、南部のレオガンで活動を開始した。

 現地では、「やっと医師が来てくれた」という安堵(あんど)の声が広がった。19日で地震発生から1週間、震源に近い人口10万人の都市では、推計3万人の負傷者が苦しんでいるとされ、援助隊の活動は急を要している。

 メンバーらは午前7時半(日本時間午後9時半)ごろから作業に着手。テントを設営した後、机や簡易ベッドを運び込み、「臨時診療所」を整えた。ゲート前には、診察希望のハイチ人ら約40人が行列を作った。先頭に並んだ大工のカルロ・ボルシさん(48)は「日本の医者が来るとラジオで知り、朝6時から並んだ。日本の医療は質が高いと聞いているので期待している」と、骨折した左腕をさすりながら話した。

 「日本の医療チームが来たのか? 首都まで重傷患者を運ぶ救急車が必要だ。早く伝えてくれ。早く!」。アルゼンチン医療隊のエステバン・チャラ医師(33)が記者の肩を揺すった。

 市のあちこちに負傷者があふれている。日本の援助隊を警護した国連ハイチ安定化派遣団(MINUSTAH)のスリランカ軍ラビ・パティラビタナ中佐によると、レオガンにはアルゼンチンのほか、英国、フランス、カナダの医療隊が入っているが、いずれも活動を始めたばかり。中佐は「二つの病院のうち、一つは全壊、もう一つは半壊した。やっと日本も来てくれた」と、遅ればせながら医療体制が整ってきたことに胸をなで下ろす。

 市中心部のスタジアムでは家屋を失った数万人が、屋外生活を送る。援助隊が活動する看護学校の周辺にも、棒を立てて布きれで覆っただけの「仮住まい」が並ぶ。右脚を骨折した学生のラブリー・シメオンさん(20)は、「痛み止めがないので痛いの。もっとお医者さんが来てくれればいいのに」と言う。

 米CNNテレビは、レオガンの学校が倒壊し、児童約100人が下敷きになっていると伝えた。被災者支援は、時間との闘いとなっている。」

「ハイチ地震、空自機が米人被災者34人搬送

2010年1月18日(月)11時55分配信 読売新聞

 日本の国際緊急援助隊などを、米マイアミの空軍基地から搬送した航空自衛隊のC130輸送機は17日午後(日本時間18日朝)、ハイチの首都ポルトープランスの空港で米国人の被災者34人を乗せ、同基地に戻った。

 防衛省によると、海外の災害で被災者が自衛隊機を使って避難するのは初のケースという。ハイチと米国からの依頼を受け、国際緊急援助隊法に基づく救助活動として実施したという。」

「ハイチ地震、遅い日本の対応

2010年1月19日(火)11時0分配信 ココログニュース

3485405
photo by United Nations Development Programme

1月12日(日本時間13日)に発生し、死者は最大20万人にのぼるともいわれるハイチ大地震。日本政府から派遣された医療チーム25人が、17日に現地入りした。首都ポルトープランスから西に約40キロのレオガンで、看護学校を拠点に約2週間の医療支援活動を行う予定だ。

折しも日本では17日、阪神淡路大震災から15年の節目を迎えたばかり。震災を体験した人たちの中には、ハイチの惨状を15年前と重ねて見る人も多かったようだ。「とても他人事とは思えない」「震災の経験を活かせるといいのに」と遠い被災地を思い、せめてできることをと募金する人も目についた。

しかし、日本政府が支援策を発表したのは地震発生から1日半経った14日の午後。岡田外相は「状況を把握してから」と強調したが、ネットでは「それじゃ遅い」と批判の声が上がった。『危険な戯れ』のブロガーは、「いち早く救援の声を上げ人的物的派遣を実行に移すことが日本の採るべき道であり、これが国際間における『コンクリートから人へ』である」と主張している。

「インド洋での仕事が終わった護衛艦を、物資運搬のためハイチに急行させるとか、出来ることはいろいろあるでしょうに。同じ地震国として、もっとキリっとした動きを見せて欲しい」(淡海の国から on blog)というのは、多くの国民の思うところではないだろうか。(ぽこ)」


今回のハイチ大地震に対する日本政府の意思決定は余りにも遅かった。北沢防衛相が自衛隊に行動命令を出したのは、何と17日になってからだった。この5日間でどれだけの人命が失われたか知れない。中共支那にも遅れを取ったのである。元来、民主党や社民党などは自衛隊に対し、アレルギーがありすぎるようだ。これが自民党なら、台湾大地震・四川大地震の時のようにもっと迅速に対応しただろう。現政権の危機管理の甘さが今回のような事態を招いたと思う。

阪神・淡路大震災10年 現場からの警告―日本の危機管理は大丈夫か

阪神・淡路大震災10年 現場からの警告―日本の危機管理は大丈夫か

  • 作者: 神谷 秀之
  • 出版社/メーカー: 神戸新聞総合出版センター
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 単行本


人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(23)  コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 23

コメント 2

townsrus

自民、社会、さきがけが連立を組んだ村山内閣も地震への対応が遅かったことを思い出しました。
by townsrus (2010-01-20 01:34) 

gaiagear

townsrusさん、nice!&ご訪問&コメントどうも有難う御座います。
どうも社民党(旧社会党)が与党になると危機管理がダメですね。
今の民主党内には赤松氏など旧社会党議員が名を連ねていますから、どうしても旧社会党の体質が抜けないようです。
by gaiagear (2010-01-20 01:50) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。