SSブログ

環境テロ集団シー・シェパードの活動費 は一体どこから出ているのか? [国際・政治情勢]

「シー・シェパードの活動費 どこから出ているのか

2010年1月13日(水)18時56分配信 J-CASTニュース

日本の調査捕鯨船に攻撃を繰り返すなど、過激な行動が目立つ環境保護団体「シー・シェパード(SS)」。年間350万ドルもかかるといわれる捕鯨反対の活動費は、いったい誰が、何の目的で寄付しているのだろうか。

SSのホームページを見ると寄付を呼び掛けるページが登場する。「多くの方々の寄付でこの30年間クジラやイルカ、アザラシなど無数の命を救うことができた」とし、様々な寄付の方法を掲載している。具体的には、銀行引き落とし、クレジットカード、オンライン決済のほか、車両などの提供、SSが運営するネットショップでの買い物などを挙げている。

<「大物」俳優やアーティストがずらり>

AFPは2010年1月8日付けの電子版にシー・シェパードを支援する「エンタメ界の大物」という記事を掲載した。それによると、支援している有名俳優はショーン・ペン、ブリジット・バルドー、マーティン・シーンなど。ミュージシャンでは「ローリングストーンズ」のミック・ジャガー、「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のアンソニー・キーディス。

抗議船購入のため500万ドルを寄付したのが元テレビ司会者ボブ・バーカー。2010年1月6日、日本の捕鯨調査船「第2昭南丸」と衝突した「アディ・ギル号」は、ハリウッドの実業家、アディ・ギルが資金提供した、と書かれている。

SSは以前、ホームページ上に支援企業の名前を掲載していたが、現在はなぜかそうしたページが見当たらない。支援しているとされる企業は、オーストラリアのビール会社やスポーツメーカー、健康食品メーカーなどの名前が挙がっているが、日本には関連法人が無いものが多い。

日本に支社があるのは、アウトドアファッション・用品の世界的メーカー「パタゴニア」と、ハンドメイドコスメ「ラッシュ」。 パタゴニア日本支社は2008年1月にJ-CASTニュースの取材に対し、「シー・シェパード」のサポートは今後も続けていく、とし、

「環境危機に警鐘を鳴らし、解決していく、という理念がSSと共通しているためで、(SS支援を)理解していただけるよう対応したい」
などと語っていた。

今でもサポートしているのかをパタゴニア日本支社に問い合わせてみたが、

「質問の内容を確認している状態で、いつ回答ができるかはお伝えできません」
と同社広報は話した。

<「実態がわかれば支援企業は減るだろう」>

一方、ラッシュジャパンは、イギリスとカナダの法人がサメやアザラシの乱獲防止キャンペーンに参加したことはあるが、日本法人はSSに対し寄付を行ったことはなく、世界各国の法人が独自の判断で行っている、と説明した。

 
このように、企業やセレブがSSの活動を支援することについて、調査船団を派遣している日本鯨類研究所は、SSの行為を本気で信じて支援しているのかどうかはわからない、と見る。欧米では環境保護や動物保護に参加することが一種のステータスになっていて、そうした団体に寄付すると名前が知られるため、一種「売名」にも使われる。ただ、10年1月6日に起きた衝突事故の映像が世界配信され、SSがどんな団体なのかを知る人も増えているため、

「企業は消費者の反応に敏感なので、SSの実態が明らかになれば支援を続けていくのは難しくなるのではないでしょうか」
と説明している。」


まあ欧米では環境保護や動物保護に参加することが一種の『ステータス』なのかもしれませんが、これほど暴力的行為や海賊行為を行なっている環境テロ団体を支援している人や企業の常識を疑います。支援している人や企業には、やはり声を上げて抗議し、シー・シェパードの実態を知ってもらうのが肝要ですね。最も、こんな実態の知れない環境テロ団体をよく調べもしないで高額を寄付する人や企業もオカシイですけど。

よくわかるクジラ論争―捕鯨の未来をひらく (ベルソーブックス)

よくわかるクジラ論争―捕鯨の未来をひらく (ベルソーブックス)

  • 作者: 小松 正之
  • 出版社/メーカー: 成山堂書店
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本



反捕鯨?―日本人に鯨を捕るなという人々(アメリカ人)

反捕鯨?―日本人に鯨を捕るなという人々(アメリカ人)

  • 作者: 丹野 大
  • 出版社/メーカー: 文眞堂
  • 発売日: 2004/01
  • メディア: 単行本



闘え!くじら人―捕鯨問題でわかる国際社会

闘え!くじら人―捕鯨問題でわかる国際社会

  • 作者: 山際 大志郎
  • 出版社/メーカー: 成山堂書店
  • 発売日: 2008/12
  • メディア: 単行本



捕鯨問題の歴史社会学―近現代日本におけるクジラと人間

捕鯨問題の歴史社会学―近現代日本におけるクジラと人間

  • 作者: 渡邊 洋之
  • 出版社/メーカー: 東信堂
  • 発売日: 2006/09
  • メディア: 単行本



鯨と捕鯨の文化史

鯨と捕鯨の文化史

  • 作者: 森田 勝昭
  • 出版社/メーカー: 名古屋大学出版会
  • 発売日: 1994/07/27
  • メディア: 単行本



クジラと日本人―食べてこそ共存できる人間と海の関係 (プレイブックス・インテリジェンス)

クジラと日本人―食べてこそ共存できる人間と海の関係 (プレイブックス・インテリジェンス)

  • 作者: 小松 正之
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2002/04
  • メディア: 新書



なぜクジラは座礁するのか?―「反捕鯨」の悲劇

なぜクジラは座礁するのか?―「反捕鯨」の悲劇

  • 作者: 森下 丈二
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 単行本



クジラを追って半世紀―新捕鯨時代への提言

クジラを追って半世紀―新捕鯨時代への提言

  • 作者: 大隅 清治
  • 出版社/メーカー: 成山堂書店
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 単行本



クジラ その歴史と文化

クジラ その歴史と文化

  • 作者: 小松 正之
  • 出版社/メーカー: ごま書房
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本



調査捕鯨母船 日新丸よみがえる―火災から生還、南極海へ

調査捕鯨母船 日新丸よみがえる―火災から生還、南極海へ

  • 作者: 小島 敏男
  • 出版社/メーカー: 成山堂書店
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 単行本



クジラと日本人の物語―沿岸捕鯨再考

クジラと日本人の物語―沿岸捕鯨再考

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東京書店
  • 発売日: 2009/10
  • メディア: 単行本



圖南丸物語―捕鯨母船に乗った外科医の青春

圖南丸物語―捕鯨母船に乗った外科医の青春

  • 作者: 八木 正宏
  • 出版社/メーカー: 神戸新聞総合出版センター
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 単行本



街にクジラがいた風景―オホーツクの捕鯨文化と庶民の暮らし (ニッポン聞き書き選書 (1))

街にクジラがいた風景―オホーツクの捕鯨文化と庶民の暮らし (ニッポン聞き書き選書 (1))

  • 作者: 菊地 慶一
  • 出版社/メーカー: 寿郎社
  • 発売日: 2004/06
  • メディア: 単行本



くじら取りの系譜―概説日本捕鯨史 (長崎新聞新書 (001))

くじら取りの系譜―概説日本捕鯨史 (長崎新聞新書 (001))

  • 作者: 中園 成生
  • 出版社/メーカー: 長崎新聞社
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 新書


人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へ

nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。