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北監視・情報収集衛星打ち上げ成功!! [国際・政治情勢]

「情報収集衛星打ち上げ成功

2009年11月28日(土)10時33分配信 共同通信

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 情報収集衛星「光学3号機」を搭載し、打ち上げられるH2Aロケット16号機=28日午前10時21分、鹿児島県・種子島宇宙センター

 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構は28日午前、政府の情報収集衛星「光学3号機」を搭載したH2Aロケットを、鹿児島県の宇宙機構種子島宇宙センターから打ち上げた。衛星はロケットから分離されて予定の軌道に入り、打ち上げは成功した。これまでの光学衛星は地上の約1メートルのものを見分ける能力があるが、3号機は数十センチまで精度を高めたという。3カ月ほど性能をチェックした上で、本格運用に入る。」

「北監視・情報衛星打ち上げ、60センチまで識別

2009年11月28日(土)14時3分配信 読売新聞

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情報収集衛星を搭載して打ち上げられたH2Aロケット16号機=大原一郎撮影

 北朝鮮の軍事施設などを監視する政府の情報収集衛星「光学3号」が28日午前10時21分、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターからH2Aロケット16号機で打ち上げられた。

 衛星が軌道に入ったことが確認され、打ち上げは成功した。H2Aの打ち上げは、10回連続、15回目の成功となった。

 光学3号は、情報収集衛星としては過去最高の解像度で、高性能の望遠デジタルカメラにより、地上にある物体を約60センチ単位で識別できるとされる。打ち上げを含めた総費用は、約580億円。従来の光学衛星の解像度は約1メートルだった。

 情報収集衛星はこれまで、晴れた昼間に高精度で撮影する光学衛星2基と、夜間や曇天時にも電波で物体をとらえられるレーダー衛星1基の3基体制。2003年に打ち上げられた光学1号は既に設計上の寿命を超えており、後継となる光学3号の打ち上げ成功で監視体制が安定化する。ただ、あらゆる地域を1日に1回監視するには、光学とレーダー各2基が必要で、その体制が整うのは11年度の予定。

 政府は、1998年の北朝鮮のテポドン・ミサイル発射を受けて、情報収集衛星の開発を決めた。しかし、2003年11月に2基の打ち上げが失敗し、計画が大幅に遅れた。07年2月にようやく4基体制が整ったが、わずか1か月後にレーダー1基が故障した。」


北朝鮮の軍事施設などを監視する政府の情報収集衛星「光学3号」が何とかH2Aロケット16号機で打ち上げに成功しました。解像度は、地上にある物体を約60センチ単位で識別できるとのこと。まだ、米国などの軍事衛星には敵わないものの、まずは一安心といったところでしょうか。H2Aロケットの打ち上げの成果も順調のようですし、良かったです。

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