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今そこにある危機(164) [国際・政治情勢]

「櫻井よしこ氏、奄美で講演 共同体構想を批判

2009年11月8日(日)8時0分配信 産経新聞

 民主党政権の誕生を踏まえ、揺れる日本の内外情勢を考える講演会(主催・奄美大島商工会議所など)が7日、鹿児島県奄美市の中央公民館で開かれた。講師のジャーナリスト、櫻井よしこ氏は「外交の目的とは独立国家として生き残ることである」と述べ、鳩山政権が掲げる「東アジア共同体」構想を批判した。

 櫻井氏はこの中で、「日本人には穏やかさを尊ぶ文化があるが、優しさだけでは国家は成り立たない。国際政治は自国利益を確保する存亡をかけた戦いであり、『友愛』の精神など通じない」と鳩山政権の外交戦略の甘さを指摘。「(中国の胡錦濤国家主席に東シナ海のガス田を)『友愛の海にしよう』と言った鳩山首相はまるで夢見る少年のようだ」と皮肉った。


 一方、もう一人の講師で拓殖大常務理事の佐野幸夫氏は、西郷隆盛の長男で、自らが研究する奄美大島出身の外交官、西郷菊次郎について講演した。


 佐野氏は日本統治下の台湾で、北東部・宜蘭の首長として治水事業などで地域の発展に貢献した菊次郎の功績を紹介。「菊次郎は今も地元住民に『神様』と信頼される日本人であり、奄美大島の誇りだ」と締めくくった。商工会の浜崎幸生会頭は「今日を契機に(鹿児島県)最南端の奄美から日本を元気にしたい」と地域経済の活性に向けて協力を呼び掛けた。」


日本、一国の完全なる独立すら危うい状況なのに鳩ポッポ首相の『東アジア共同体』構想は所詮夢物語でしかありません。国際社会は国益と国益のぶつかり合いです。自国の安全保障すら他国に委ねているような国の言う甘っちょろい『友愛精神』など厳しい国際社会で通用するはずもありません。もっと現実を見るべきですね。

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