今そこにある危機(114) [国際・政治情勢]
「米、同盟軽視にいら立ち 普天間飛行場の移設問題
2009年10月22日(木)8時0分配信 産経新聞
【ワシントン=有元隆志】米政府は鳩山政権への苛立(いらだ)ちを募らせており、政権を見る目は厳しさを増している。ゲーツ米国防長官が現行の普天間飛行場移設計画を履行するよう強く求めたのも、その表れだ。インド洋における海上自衛隊の給油活動に代わる貢献策として「財政支援だけであれば100億ドル(9000億円)以上」が必要だとの声も、米側には出ている。
米政府にはそもそも、普天間飛行場の返還は日本側が要請したのであり、1996年に合意してから現在も移設が実現していないのは日本側の責任だ、との不満がある。
何より、移設計画の変更は在日米軍の再編計画全体に大きな影響を及ぼす。8000人の在沖縄海兵隊のグアム移転の動きも始まっているが、普天間飛行場の移設が実現しなければ、海兵隊の移転も行き詰まる。ゲーツ長官が「一部分(普天間飛行場)だけを取り出すのは複雑で生産的ではない」と強調した真意もそこにある。
給油活動の撤収には、ペロシ下院議長が「失望」を表明しており、米議会を中心に「日米安保ただ乗り論」の批判が強まることも予想される。米政府はいっそうの財政支援を求める可能性が高い。
日本は米国の300億ドル、英国の30億ドルに次ぐ総額20億ドルの支援を表明した。しかし、日米関係筋は「自衛隊を出さないのであれば、拠出額を5倍から10倍に増やさなければ『世界の大国』に値する貢献とはいえない」と断言する。」
「「最もやっかいな国は日本」鳩山政権に米懸念
2009年10月23日(金)12時11分配信 読売新聞
【ワシントン=小川聡】22日付の米紙ワシントン・ポストは、鳩山政権が米海兵隊普天間飛行場の移転計画見直しなど「日米同盟の再定義」に動いていることに、米政府が神経をとがらせている、とする記事を1面で掲載。
国務省高官の「今や、最もやっかいな国は中国でなく日本だ」という発言を伝えた。
記事は、オバマ政権がパキスタンやアフガニスタン、イラクなど多くの課題をかかえており、「アジアの最も緊密な同盟国とのトラブルは、事態をさらに複雑にする」という米側の事情を紹介した。
鳩山政権については、「新しい与党(民主党)は経験不足なのに、これまで舞台裏で国を運営してきた官僚でなく政治家主導でやろうとしている」とする同高官の分析を示した。さらに、民主党の政治家たちが「米国は、今や我々が与党であることを認識すべきだ」(犬塚直史参院議員)などと、米国に公然と反論するようになった風潮も伝えた。」
「米高官「最も厄介なのは中国ではなく日本」 米紙報道
2009年10月23日15時3分 朝日新聞
【ワシントン=伊藤宏】米紙ワシントン・ポストは22日付の1面で、米軍普天間飛行場の移設問題をはじめとする鳩山政権の日米同盟への対応について、米国務省高官が「いま最も厄介なのは中国ではなく日本」と述べたと伝えた。日米関係について米主要紙が1面で報じること自体が少ないだけに、米の懸念の強さが浮き彫りになった。
ポスト紙は、訪日したゲーツ国防長官が日本側に強い警告を発したのは、日本が米国との同盟を見直し、アジアに軸足を置こうとしていることへの米政府内の懸念のあらわれと指摘。米政権がパキスタンやアフガニスタン、イラン、北朝鮮などへの対処に苦しんでいる時、普天間飛行場移設問題などで「アジアで最も親密な同盟国との間に、新たに厄介な問題を抱え込んだ」とした。国務省高官は、鳩山政権や民主党が政権運営の経験に乏しいうえ、官僚組織への依存から脱却しようとしていることが背景にあると語ったという。
一方、ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)も同日、「広がる日米同盟の亀裂」と題する論文を掲載した。元ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)不拡散戦略部長のキャロリン・レディ氏が執筆。普天間の問題などを挙げ、鳩山政権の対応が「東アジアの安全保障の礎石の日米同盟をむしばむ恐れがある」と指摘した。
岡田克也外相が米国の核の先制不使用を求め、鳩山由紀夫首相が東アジア共同体構想を提唱していることにも触れ、「中国の軍事力の増大や北朝鮮の核・ミサイルの脅威にどう対抗するのか」と批判した。
さらに、オバマ大統領と鳩山首相は、それぞれの国民を守る責任があり、「アジアで最も重要な安全保障関係に広がる亀裂を食い止めなければならない」と指摘した。」
「米高官「面倒なのは中国より日本」Wポスト紙
2009年10月23日(金)19時41分配信 J-CASTニュース
米ワシントン・ポスト紙は2009年10月22日発行の1面で、オバマ政権のアジア外交をめぐり、米国務省高官が「現段階で、面倒なのは中国よりも日本だ」などと述べたと報じた。記事では、普天間飛行場の移設問題など、日米関係やアジアでの立ち位置を見直そうとする鳩山政権に対して、オバマ政権内で懸念が強まっていることを指摘している。」
「米高官「困難は中国より日本」
2009年10月24日(土)8時0分配信 産経新聞
米紙ワシントン・ポストは22日付の1面で、オバマ政権のアジア政策について、「現時点で(米国にとって)最も困難なのは中国ではなくて日本だ」との国務省高官の発言を紹介、日米関係を見直し、アジアにおける日本の立場を変えようとしている鳩山政権に対する懸念が米政府内で強まっていると報じた。日米関係の雰囲気が変わった象徴的な例として、20日に訪日したゲーツ国防長官が防衛省での栄誉礼や歓迎食事会を断ったことを挙げた。(ワシントン 有元隆志)」
「民主党小沢、鳩山、赤い国旗 操り人形の図が登場
2009年5月24日(日)1時7分配信 アメーバニュース
小学生でもわかる民主党内の構図
サイト「アルファルファモザイク」の「小学生でもわかる民主党内の構図」という画像がネット上で注目を集めている。画像の構図では、操り人形に見立てられた鳩山由紀夫民主党代表から伸びる操り糸が、背後に控える巨大な小沢一郎前民主党代表の両手に収まっている。
ただ、ここで終わらないのがこの画像の特徴で、鳩山代表を操る小沢氏自身からも糸が伸びていて、小沢氏よりもはるかに巨大な両手に収まっていて、さらに、画像の背景は「赤地の国旗」をぼかしたようなモノになっており、「カイライセイケントヨバレルツモリハナイ・・・」と画像中で踊る文字が非常に不気味なモノとして浮かび上がっている。この不気味さの前に「鳩山さん、民主党党首最初から確定おめでとうございます」と小さく書かれた文句は埋没している。
これに対してネット上では、「素で寒気がした」「こどもニュースにでも送ってやれよw」「党内?」など多くのコメントが寄せられていた。
もう鳩山民主党政権になってから日米関係は、悪化の一途を辿っています。ただでさえ、オバマ米民主党政権はあからさまな中共支那を最重要視する政策に移行しているのに、日本の鳩山民主党政権は、明らかに日米の緊密な関係を阻害するようなことばかりしています。このままでは、本当に『日米同盟の破棄』に繋がりかねません。まさに中共支那の思惑通りにことが進んでいるようで不気味です。
2009年10月22日(木)8時0分配信 産経新聞
【ワシントン=有元隆志】米政府は鳩山政権への苛立(いらだ)ちを募らせており、政権を見る目は厳しさを増している。ゲーツ米国防長官が現行の普天間飛行場移設計画を履行するよう強く求めたのも、その表れだ。インド洋における海上自衛隊の給油活動に代わる貢献策として「財政支援だけであれば100億ドル(9000億円)以上」が必要だとの声も、米側には出ている。
米政府にはそもそも、普天間飛行場の返還は日本側が要請したのであり、1996年に合意してから現在も移設が実現していないのは日本側の責任だ、との不満がある。
何より、移設計画の変更は在日米軍の再編計画全体に大きな影響を及ぼす。8000人の在沖縄海兵隊のグアム移転の動きも始まっているが、普天間飛行場の移設が実現しなければ、海兵隊の移転も行き詰まる。ゲーツ長官が「一部分(普天間飛行場)だけを取り出すのは複雑で生産的ではない」と強調した真意もそこにある。
給油活動の撤収には、ペロシ下院議長が「失望」を表明しており、米議会を中心に「日米安保ただ乗り論」の批判が強まることも予想される。米政府はいっそうの財政支援を求める可能性が高い。
日本は米国の300億ドル、英国の30億ドルに次ぐ総額20億ドルの支援を表明した。しかし、日米関係筋は「自衛隊を出さないのであれば、拠出額を5倍から10倍に増やさなければ『世界の大国』に値する貢献とはいえない」と断言する。」
「「最もやっかいな国は日本」鳩山政権に米懸念
2009年10月23日(金)12時11分配信 読売新聞
【ワシントン=小川聡】22日付の米紙ワシントン・ポストは、鳩山政権が米海兵隊普天間飛行場の移転計画見直しなど「日米同盟の再定義」に動いていることに、米政府が神経をとがらせている、とする記事を1面で掲載。
国務省高官の「今や、最もやっかいな国は中国でなく日本だ」という発言を伝えた。
記事は、オバマ政権がパキスタンやアフガニスタン、イラクなど多くの課題をかかえており、「アジアの最も緊密な同盟国とのトラブルは、事態をさらに複雑にする」という米側の事情を紹介した。
鳩山政権については、「新しい与党(民主党)は経験不足なのに、これまで舞台裏で国を運営してきた官僚でなく政治家主導でやろうとしている」とする同高官の分析を示した。さらに、民主党の政治家たちが「米国は、今や我々が与党であることを認識すべきだ」(犬塚直史参院議員)などと、米国に公然と反論するようになった風潮も伝えた。」
「米高官「最も厄介なのは中国ではなく日本」 米紙報道
2009年10月23日15時3分 朝日新聞
【ワシントン=伊藤宏】米紙ワシントン・ポストは22日付の1面で、米軍普天間飛行場の移設問題をはじめとする鳩山政権の日米同盟への対応について、米国務省高官が「いま最も厄介なのは中国ではなく日本」と述べたと伝えた。日米関係について米主要紙が1面で報じること自体が少ないだけに、米の懸念の強さが浮き彫りになった。
ポスト紙は、訪日したゲーツ国防長官が日本側に強い警告を発したのは、日本が米国との同盟を見直し、アジアに軸足を置こうとしていることへの米政府内の懸念のあらわれと指摘。米政権がパキスタンやアフガニスタン、イラン、北朝鮮などへの対処に苦しんでいる時、普天間飛行場移設問題などで「アジアで最も親密な同盟国との間に、新たに厄介な問題を抱え込んだ」とした。国務省高官は、鳩山政権や民主党が政権運営の経験に乏しいうえ、官僚組織への依存から脱却しようとしていることが背景にあると語ったという。
一方、ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)も同日、「広がる日米同盟の亀裂」と題する論文を掲載した。元ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)不拡散戦略部長のキャロリン・レディ氏が執筆。普天間の問題などを挙げ、鳩山政権の対応が「東アジアの安全保障の礎石の日米同盟をむしばむ恐れがある」と指摘した。
岡田克也外相が米国の核の先制不使用を求め、鳩山由紀夫首相が東アジア共同体構想を提唱していることにも触れ、「中国の軍事力の増大や北朝鮮の核・ミサイルの脅威にどう対抗するのか」と批判した。
さらに、オバマ大統領と鳩山首相は、それぞれの国民を守る責任があり、「アジアで最も重要な安全保障関係に広がる亀裂を食い止めなければならない」と指摘した。」
「米高官「面倒なのは中国より日本」Wポスト紙
2009年10月23日(金)19時41分配信 J-CASTニュース
米ワシントン・ポスト紙は2009年10月22日発行の1面で、オバマ政権のアジア外交をめぐり、米国務省高官が「現段階で、面倒なのは中国よりも日本だ」などと述べたと報じた。記事では、普天間飛行場の移設問題など、日米関係やアジアでの立ち位置を見直そうとする鳩山政権に対して、オバマ政権内で懸念が強まっていることを指摘している。」
「米高官「困難は中国より日本」
2009年10月24日(土)8時0分配信 産経新聞
米紙ワシントン・ポストは22日付の1面で、オバマ政権のアジア政策について、「現時点で(米国にとって)最も困難なのは中国ではなくて日本だ」との国務省高官の発言を紹介、日米関係を見直し、アジアにおける日本の立場を変えようとしている鳩山政権に対する懸念が米政府内で強まっていると報じた。日米関係の雰囲気が変わった象徴的な例として、20日に訪日したゲーツ国防長官が防衛省での栄誉礼や歓迎食事会を断ったことを挙げた。(ワシントン 有元隆志)」
「民主党小沢、鳩山、赤い国旗 操り人形の図が登場
2009年5月24日(日)1時7分配信 アメーバニュース
小学生でもわかる民主党内の構図
サイト「アルファルファモザイク」の「小学生でもわかる民主党内の構図」という画像がネット上で注目を集めている。画像の構図では、操り人形に見立てられた鳩山由紀夫民主党代表から伸びる操り糸が、背後に控える巨大な小沢一郎前民主党代表の両手に収まっている。
ただ、ここで終わらないのがこの画像の特徴で、鳩山代表を操る小沢氏自身からも糸が伸びていて、小沢氏よりもはるかに巨大な両手に収まっていて、さらに、画像の背景は「赤地の国旗」をぼかしたようなモノになっており、「カイライセイケントヨバレルツモリハナイ・・・」と画像中で踊る文字が非常に不気味なモノとして浮かび上がっている。この不気味さの前に「鳩山さん、民主党党首最初から確定おめでとうございます」と小さく書かれた文句は埋没している。
これに対してネット上では、「素で寒気がした」「こどもニュースにでも送ってやれよw」「党内?」など多くのコメントが寄せられていた。
もう鳩山民主党政権になってから日米関係は、悪化の一途を辿っています。ただでさえ、オバマ米民主党政権はあからさまな中共支那を最重要視する政策に移行しているのに、日本の鳩山民主党政権は、明らかに日米の緊密な関係を阻害するようなことばかりしています。このままでは、本当に『日米同盟の破棄』に繋がりかねません。まさに中共支那の思惑通りにことが進んでいるようで不気味です。
迷走日本の行方――内閣支持率70%?!死に至る日本の病と新政権(OAK MOOK 308 撃論ムック)
- 作者:
- 出版社/メーカー: オークラ出版
- 発売日: 2009/10/16
- メディア: 単行本
民主党の正体−矛盾と欺瞞と疑惑に満ちた、日本人への恐怖の罠(OAK MOOK 305 撃論ムック)
- 作者:
- 出版社/メーカー: オークラ出版
- 発売日: 2009/08/31
- メディア: 単行本
タグ:国際・政治情勢
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