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今そこにある危機(95) [国際・政治情勢]

「東アジア共同体に米側が「理解」

2009年10月17日(土)12時0分配信 読売新聞

 【ワシントン=小川聡】外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長は16日、国務省でカート・キャンベル米国務次官補と会談し、鳩山首相が提唱している「東アジア共同体」構想について、基本的な考え方を説明した。

 同構想を巡っては、米側の一部に「米国と距離を置こうとするものだ」などと不安視する見方がある。

 日本側は同構想について、〈1〉長期的な構想であり、全容が固まっているものではない〈2〉当面は、対テロ、環境、貿易、防災などで地域内の協力拡大に取り組む。その際に米国との協力・相談が不可欠〈3〉米国を含めるかどうかといった参加国の枠組みについては、最終的に共同体を創設することになった際に議論する――などの考え方を説明。

 これに対し米側は、オバマ政権としてアジアへの関与をこれまで以上に深めていくとしたうえで、日本側の説明に理解を示したという。

 一方、斎木局長は米政府のボズワース特別代表(北朝鮮担当)とも会談し、北朝鮮が呼びかけている米朝協議について、北朝鮮を6か国協議に復帰させる目的に限定し、北朝鮮の非核化の方法や見返りに関する交渉は行わない考えで一致した。」


米国側が、理解を示したのは、明らかに、岡田外相の発言と外務省の見解が異なるからでしょう。岡田外相の発言のままなら、米国は理解はしてくれないでしょう。米国側は、岡田外相より外務省の方を信用した訳です。
鳩山民主党の党是ともいえる『官僚主導から政治主導へ』ですが、米国側はそうはならないと見越していますね。
先の大戦で、決定的な大敗北を喫した日本が、イラクなどのように国内が動乱状態にならず、国家を再建し、発展し、先進国として返り咲くことが出来たのは、ひとえに日本の官僚制度が崩壊せず正常に機能したからでしょうし、歴代の内閣が、いろいろ失政を犯しても日本が維持出来たのは日本の官僚が優秀だったからです。
所詮、政治主導など『画餅』に過ぎません。その証拠に、既に鳩山政権の政治主導は機能不全を起こしていますしね。

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