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今そこにある危機(43) [国際・政治情勢]

「【新閣僚に聞く】千葉景子法相 拉致実行犯の釈放嘆願署名「うかつだったのかな」

2009.9.30 17:40 産経新聞


報道各社のインタビューに答える千葉景子法務大臣=29日

 ――選択的夫婦別姓を可能とする民法改正案を国会に提出するか

 「(同制度導入を盛り込んだ)法制審議会の答申があり、実現しなかったことの方が異常だ。早ければ通常国会を視野に入れたい」

 ――人権侵害救済機関を創設するいわゆる「人権擁護法案」の扱いは

 「どの時点で法案化できるか詰めて、スケジュールを立てたい。基本的には(民主党案通り)内閣府に独立性の高いものを作る。都道府県には地方人権委員会に設ける方向だ」

 ――民主党が設置した第三者委員会報告書では、法相による検事総長への「指揮権発動」に言及していた

 「指揮権という権限があるから、あり得るということではないか。それに尽きる」

 ――自身が指揮権を発動することは

 「うん、別に。はい」

 ――難民認定の基準は見直すのか

 「できるだけUNHCR(国連高等難民弁務官事務所)の基準を念頭に置きながら、『日本は懐が大きいんだぞ』という方向にしていきたい。日本がきちんと受け入れて、貢献していくことを考えていきたい」


 ――不法滞在者の扱いは

 「日本に長年定着し、罪を犯したりすることなく一生懸命働き、家族も日本がふるさとのようになっている人に『帰りなさい』というのはねえ。日本社会もそういうみなさんの力で成り立っている。少子化などもあり、日本に寄与して地域の一員になっているみなさんに温かい目を向けていく方向にしていきたい」

 ――拉致実行犯の辛光洙(シンガンス)・元死刑囚の釈放嘆願書に署名していたが

 「拉致問題は国際的にも、私が人権を大事にすることからも、許すことのできない問題だ。どういう状況の中で署名したか、経緯は調べている段階だ。本当に、まあ、『うかつだったのかな』という気持ちはある。誤解を招くような結果になったのは、大変申し訳ないという気持ちではある。必要であれば、鳩山由紀夫首相からもいろいろなご指導いただく問題だと思っている」

 ――死刑制度に反対していたが、死刑執行命令書にサインするか

 「法相にそのような職務が課せられていることは承知している。ただ、これだけ議論があり、人の命を奪う刑罰なので慎重に対処したい」

 ――裁判員制度と裁判員の守秘義務については

 「国民主権を司法の場にという方向でスタートできている。国民のものの見方、鋭いものをそれぞれ持っているんだなと改めて教えられた。守秘義務はできるだけ厳格に(範囲を)絞って考えていくのがいい」」


上記の記事の如く、千葉法相は、夫婦別姓について、「(夫婦別姓が)これまで実現しなかったことが異常だ」と述べるが、家族は夫婦だけではありません。親の都合だけで考えれば、別姓で支障がないかもしれないが、子供は必ずしもそれを望んでいないでしょう。親子の絆(きずな)を強めるには、やはり夫婦が同姓でいることが教育上、好ましいことは言うまでもありません。中高生の6割以上が「両親の別姓」を嫌がっているという調査もあります。「異常」の一言で片づけられる問題ではありません。
また、『人権擁護法案』は「内閣府に『独立性の高い』ものを作る。」とおっしゃる通り、警察や検察・裁判所などの公安・司法機関ですら関与できず、単に『人権侵害』を訴えるだけで、『証拠』もなしに『呼び出し』をかけられ、『取調べ』と『社会的制裁』を受けるいう危険な法案です。もちろん『呼び出し』に応じなければ『処罰』されます。
そして、不法滞在者を「日本に長年定着し、罪を犯したりすることなく一生懸命働き、家族も日本がふるさとのようになっている人に『帰りなさい』というのはねえ。」と発言なさっているが、既に『不法』滞在者なのだから日本の法律を犯している『犯罪者』だと思うんですけどねえ。
それから、拉致実行犯の辛光洙(シンガンス)・元死刑囚の釈放嘆願書に署名していたことについても、「どういう状況の中で署名したか、経緯は調べている段階だ。本当に、まあ、『うかつだったのかな』という気持ちはある。」とまるで他人事のような無責任な発言ですね。
それと『死刑制度の廃止』は、言うまでも無く、被害者より犯罪者の『人権』を重視する言語道断な考えです。
こんな人物をよりによって、法を司る『法務大臣』に任命した責任は非常に重いですよ、鳩山さん。

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