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今そこにある危機(24) [国際・政治情勢]

「アフガン民生支援に治安の壁、苦悩する現地部隊

2009年9月28日(月)1時34分配信 読売新聞


 鳩山首相は26日までの就任後初の訪米中、インド洋での給油活動は「単純に延長しない」とする一方、農業指導や職業訓練などの「民生支援」をアフガニスタン貢献の柱に据える考えを打ち出した。

 日米関係の重要課題に浮上するのも確実な民生支援だが、現地の支援現場では、治安対策をはじめ課題が山積している。

 9月中旬、国際治安支援部隊(ISAF)に同行し、岩肌むき出しの山々を急流が縫うパンジシール州を訪ねた。

 「異教徒め!」。橋のたもとで、血相を変えた若い男が米軍の車列に叫んだ。米兵は車を降り、英語と現地のダリ語で、「私たちは皆さんの支援を行っています」と、配布された手引書通り、丁重になだめていた。

 米同時テロ後の軍事攻撃開始から8年。ISAFが8月発表した行動指針は、軍事行動とは別に、発電施設や学校の建設などで住民の支持を獲得して過激派の浸透を阻止する民生支援が重要と強調している。

 「目下の任務は子どもたちを育て、アフガン安定につなげることだ」。パンジシール州で開発事業に当たる軍民合同の「地方復興チーム」(PRT)司令官、エリック・ホンメル米軍中佐(43)はそう言うと、ダルバン村近くで完成したばかりの中学校校舎を指さした。

 日本政府も6月から、中西部ゴール州のPRTに外務省職員4人を派遣して学校建設などに当たっている。アフガン駐留米軍高官は、治安増強に欠かせない警察官の養成でも日本の人員派遣に期待する考えを語った。だが、治安の悪化は続く。ホンメル中佐の前任司令官も5月、自爆テロ攻撃を受けて死亡している。「妻には前任者殉職は知らせていない。心配するから」。ホンメル司令官は深いため息をついた。(アフガニスタン東部パンジシール州ダルバン村で 柳沢亨之)」

上記の記事の如く、アフガニスタンの治安は頗る悪い。悪化の一途を辿っている。それが現実である。鳩山政権の言うように本当に自衛隊抜きの『民生支援』など可能なのか?『自爆テロ』を平気で行なう狂信者の集団であるタリバンの兵士に『職業訓練』などできるのか?宗教の恐ろしさや現実のアフガン情勢を鳩山政権は把握していないのではないか?各国が賞賛し、継続を望んでいる海自の『インド洋での給油活動』を中止してまで、実行不可能な『民生支援』にこだわる鳩山政権は、タリバン以上の『平和教』という『宗教』の『狂信者の集団』のようだ。

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