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人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者、臼井儀人(よしと)さん死去 [アニメ]

「【臼井儀人さん死去】デジカメにがけのぞき込む写真 転落死の「しんちゃん」作者、臼井さん

2009.9.21 12:25 産経新聞


21日、 臼井儀人さん不慮の事故で記者会見する左から双葉社の川添謙次(編集局次長)、鈴木明夫(編集局次長)、赤坂了生(編集局長)、島野浩二(編集局次長)撮影者=新宿区の日本出版クラブ会館(宮川浩和撮影) 「無念としかいいようがない」-。

 登山中に行方不明となっていた人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者、臼井儀人(よしと)さん(51)=本名・臼井義人(よしひと)=の死亡が確認されたことを受け、版元の双葉社は21日、東京都新宿区の日本出版クラブ会館で会見し、臼井さんの突然の死に悔しさをにじませた。

 冒頭、赤坂了生編集局長は「ご家族とともに臼井先生の無事を切に祈っておりましたが、このような結果になってしまい、無念としかいいようがない。大きなショックを受けております」とコメントした。

 続いて、鈴木明夫編集局次長が「ファンの方々には大変なご心配をおかけいたしました。お気遣いやご声援のお声を双葉社を通じて聞いておりますが、改めて『クレヨンしんちゃん』という漫画の大きさ、幅の広さを再認識いたしております。私たち家族は将来の希望として、主人と再会できる日を心から楽しみにしております」との遺族のコメントを代読した。

 同社によると、遺品のデジタルカメラの中には、登山中に撮影した風景写真が30枚ほど残されていたという。最後の写真は滑落したがけの上からがけ下をのぞき込むようにして撮ったものとみられ、臼井さんはこの写真を撮影後、誤ってがけから転落したとみられるとの見解も明らかにした。

 双葉社には、「クレヨンしんちゃん」の原稿があと2号分届いているが、11月発売の12月号以降の掲載の体裁については未定という。また、葬儀・告別式は近く親族のみで行う予定という。

 島野浩二・編集局次長は「周りのことを考えながら、おごることなく、われわれのことを考えていい作品を作ろうとしている好人物であった」と人気作家の人柄を振り返った。」

「「しんちゃん」は不滅?“サザエ方式”で存続か

2009年9月21日(月)06:01(スポーツニッポン)

 90年に漫画で初登場し、92年にアニメ放送が開始された「クレヨンしんちゃん」。大人からも支持を得て「サザエさん」や「ドラえもん」と並ぶ国民的人気キャラクターとなった。作者の臼井儀人さんの急死を受けて、その存続が注目されるが、アニメを放送しているテレビ朝日の関係者は「どうしても続けたい」と話している。

 クレヨンしんちゃんは90年に「Weekly漫画アクション」(双葉社)で連載が始まり、92年にテレビ朝日系でアニメ放送が開始された。04年には舞台となった埼玉県春日部市から特別住民票が交付。06年には中学の公民の教科書に使用されるなど国民的人気キャラクターになった。テレビ朝日は「クレヨンしんちゃんの原作者としてのこれまでの偉大なる功績に感謝し、心からお悔やみ申し上げます」と追悼のコメントを発表した。

 アニメ制作の関係者は「しんちゃんは絶対やめたくない(コンテンツ)」と強調。しんちゃんは漫画、アニメの枠を超え、キャラクターグッズ、文具、食品など幅広く展開。ニッポンレンタカーなどのCMにも起用されている。08年に制作会社のシンエイ動画を子会社化したテレビ朝日にとって、しんちゃんは放送業界で重要視されている放送外収入の大きな柱となっており、放送をやめることは大きな痛手となる。

 放送中のアニメ(金曜後7・30)で、臼井さんの原作を生かしているのは5分の1ほど。残りは制作会社が脚本などを制作し、向こう3カ月分のストックもあるという。「サザエさん」などと同様、原作者が亡くなっても放送を続けることは可能だ。小学館関係者によると、96年に「ドラえもん」の原作者である藤子・F・不二雄さん(享年62)が死去した際、遺族がアニメ放送の打ち切りを求めたことがあったが、放送局側が説得して存続に至った経緯もある。

 アニメは現在秋の特番シーズンに入っているため、次回の放送は10月16日の予定。テレビ朝日は「今後のことは関係者の方々と相談して決めたい」としている。

 93年から年1度のペースで映画を配給する東宝関係者は「残念としか言いようがありません」。09年まで計17作で累計興行収入230億円を突破し「大人も子供も笑って泣ける映画」として定着した。02年の第10作「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」は第6回文化庁メディア芸術祭・アニメーション部門大賞などを受賞し、「BALLAD 名もなき恋のうた」として実写映画化された。10年の第18作公開も決まっており、同関係者は「映画の存続はアニメ次第」としている。」

「臼井さん もの静かでまじめ 出版社など対応追われる

2009年9月21日(月)08:05産経新聞

 臼井儀人さんの死亡が確認されたことを受け、漫画「クレヨンしんちゃん」を連載している「まんがタウン」(双葉社)の編集者は「いちるの望みをつないでいたが、最悪の結果で、今は冥福を祈るばかり」とショックを隠せない様子。アニメを放映中のテレビ朝日とともに、今後の対応に追われている。

 臼井さんはさまざまな職業を経た後、昭和62年に「だらくやストア物語」で双葉社の新人賞に入賞しデビュー。平成2年から、クレヨンしんちゃんの連載を「週刊漫画アクション」でスタートさせた。


 同作は、臼井さんの居住地でもある埼玉県春日部市を舞台に、大人びた言動で周囲を翻弄(ほんろう)する幼稚園児、野原しんのすけと家族らとの生活をユーモラスかつ風刺的に描いた作品。双葉社の「まんがタウン」で連載中で、単行本は49巻まで刊行され、累計5000万部にのぼる。


 4年にはアニメ化されて人気を博し、劇場版17作品も公開。14年の「嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦」は文化庁メディア芸術祭・アニメーション部門大賞などを受賞した。これを原案にした実写映画「バラッド 名もなき恋のうた」も公開中だ。


 臼井さん自身は、しんちゃんとは対照的にもの静かな人柄だった。顔写真を公表せず、表舞台にも出なかったが、気難しいわけではなく、周囲の評は「まじめで常識的」。


 締め切りも守り、クレヨンしんちゃんの連載原稿はすでに12月号(11月発売)分まで入稿されているが、「今後の掲載は未定」(双葉社)。アニメ版の次回放映を10月16日に予定しているテレビ朝日も「16日放映分も含め、今後は関係者の方々と相談して決めたい」(広報担当者)としている。」


上記の記事の如く、「クレヨンしんちゃん」の作者、臼井儀人(よしと)さんが群馬県荒船山で登山中、崖から滑落して亡くなりました。警察では事故・自殺の両面から捜査していますが、恐らく事故死でしょう。私も以前、『クレしん』のアニメは家族でよく見ており、劇場版などもTVで見ていたのでショックです。声優の神谷明氏の『コナン』の毛利小五郎役降板に続く悲報です。『クレしん』のアニメは続行されるようですが、この数年で、山城新伍さんや大原麗子さんなどの有名俳優や鈴置洋孝さんなどの有名声優が次々と亡くなられ、寂しい限りです。臼井儀人(よしと)さんには謹んでご冥福をお祈りしたいと思います。

クレヨンしんちゃん (Volume1) (Action comics)

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  • 作者: 臼井 儀人
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 1992/04
  • メディア: コミック



クレヨンしんちゃん Volume49 (アクションコミックス)

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  • 作者: 臼井 儀人
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2009/07/17
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映画クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 (アクションコミックス)

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  • 作者: 臼井 儀人
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