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聯合艦隊浮上ス!!(9) [日本海軍]

「戦没者を洋上慰霊8千キロ、激戦のレイテ沖など

2010年3月21日(日)14:12 (読売新聞)

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 厚生労働省は新年度、第2次世界大戦の戦没者の遺児を対象にした慰霊事業として、海上7か所を船で巡る「洋上慰霊」を行う。

 戦艦大和が沈んだ東シナ海や特攻隊が出撃したレイテ沖など、約8000キロの航路を10日間ほどで回り、鎮魂の祈りをささげる。同省によると、これほど大規模な慰霊事業は初めてという。

 慰霊事業はこれまで、訪問のしやすさから陸上の戦地が中心だったが、海上で死亡した旧日本兵の遺児らから、父親が命を失った海を訪れたいという強い要望が同省に寄せられていた。今年は戦後65年の節目でもあり、同省は、限られた予算で多くの人に参加してもらおうと、複数海域を一度に回る事業を計画。新年度予算案に約1億5400万円を盛り込んだ。

 定員約300人で、4月以降に参加者を募る。来年1~3月に神戸港を出発し、1945年4月に戦艦大和が沖縄戦に向かう途中で撃沈された海域、多くの輸送船が沈んだバシー海峡、連合艦隊が大打撃を受けたレイテ沖(44年10月)やマリアナ沖(44年6月)などを回る。各海域で船上慰霊式を行い、花束を海に投げ入れることなどを計画している。

 慰霊事業は、訪問予定の7か所で戦没した人の遺児が対象だが、厚労省外事室では「別の海域で父親を亡くした人についても相談に応じたい」としている。」


大日本帝國海軍


軍艦行進曲


海底に眠る大和


慰霊事業は今まで、陸上が主体でしたが、今回は海上の慰霊事業を行なうとのこと。海上の慰霊事業で、これほど大規模なものは戦後初でしょう。この『洋上慰霊』で現在まで65年以上海底に眠ってきた先の大戦の『英霊』たちの供養がなされる訳です。陸上以上に海では、日本海軍を中心に多くの『英霊』たちが放置されたままです。遺骨や遺品や航空機・艦船など兵器類の回収などが出来ればいいのですが、陸上以上に海の遺骨や遺品や航空機・艦船など兵器類は外国がそれら遺骨や遺品や航空機・艦船など兵器類を観光事業の一環として『見せ物』としていて、回収を拒む国々が多く、それらの遺骨や遺品や航空機・艦船など兵器類の所有権をそれらの国々に握られていて、回収は困難です。我が国を守って戦ってくれた『英霊』たちの遺骨や遺品や航空機・艦船など兵器類が外国に『カネ儲けの道具・見せ物』にされているとは何とも悔しいことです。日本政府は、外圧を掛けてでも、陸・海の『英霊』たちの遺骨や遺品や航空機・艦船など兵器類を外国から回収すべきです。そうでなければ日本の為に死んでいった人たちが本当の意味で浮かばれません。

聯合艦隊軍艦銘銘伝―全八六〇余隻の栄光と悲劇

聯合艦隊軍艦銘銘伝―全八六〇余隻の栄光と悲劇

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  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 2003/07
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連合艦隊の最後―太平洋海戦史 (光人社NF文庫)

連合艦隊の最後―太平洋海戦史 (光人社NF文庫)

  • 作者: 伊藤 正徳
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 2004/03
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連合艦隊の最後

連合艦隊の最後

  • 作者: 伊藤 正徳
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 2000/10
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連合艦隊の栄光―太平洋海戦史 (光人社NF文庫)

連合艦隊の栄光―太平洋海戦史 (光人社NF文庫)

  • 作者: 伊藤 正徳
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 1996/06
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連合艦隊の栄光

連合艦隊の栄光

  • 作者: 伊藤 正徳
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 2001/05
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大海軍を想う―その興亡と遺産 (光人社NF文庫)

大海軍を想う―その興亡と遺産 (光人社NF文庫)

  • 作者: 伊藤 正徳
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 2002/03
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大海軍を想う

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  • 作者: 伊藤 正徳
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 1981/01
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戦艦大和ノ最期 (講談社文芸文庫)

戦艦大和ノ最期 (講談社文芸文庫)

  • 作者: 吉田 満
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1994/08/03
  • メディア: 文庫



ドキュメント戦艦大和 <新装版> (文春文庫)

ドキュメント戦艦大和 <新装版> (文春文庫)

  • 作者: 吉田 満
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/10/07
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戦艦大和 (角川文庫)

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  • 作者: 吉田 満
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1968/07
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日本の軍艦―わが造艦技術の発達と艦艇の変遷

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  • 作者: 福井 静夫
  • 出版社/メーカー: 出版協同社
  • 発売日: 1993/10
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写真集 連合艦隊浮上す―勇戦・激闘の全記録

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日本戦艦物語〈1〉 (福井静夫著作集)

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日本戦艦物語〈2〉 (福井静夫著作集)

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  • 出版社/メーカー: 光人社
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日本空母物語 (福井静夫著作集―軍艦七十五年回想記)

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日本潜水艦物語 (福井静夫著作集―軍艦七十五年回想記)

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聯合艦隊浮上ス!!(8) [日本海軍]

「戦艦大和沈んだ海へ慰霊の旅、遺児世代計画

2010年01月31日 10時44分 読売新聞

3503317

 太平洋戦争末期の1945年4月、戦艦大和などが沈没した東シナ海を巡る慰霊の旅を、遺族らが3月に企画している。
 終戦から今年で65年。中心となるのは、高齢になった妻らに代わり、終戦時には幼かった子どもらだ。「もっと若い人たちにも、戦争のことを語り継ぎたい」とし、一般の参加者も募っている。
 大和を旗艦とした旧日本海軍第2艦隊10隻は、沖縄への途上、鹿児島・枕崎沖で米艦載機の攻撃を受け、6隻が沈没した。
 今回の旅を企画したのは、沈没した1隻、軽巡洋艦「矢矧(やはぎ)」の乗組員だった西田儀男さん(享年23)の長女で、横浜市泉区の主婦西岡登志美さん(67)らだ。西岡さんは父の死の際、2歳で、戦後、母の登志子さん(86)が女手一つで育てた。
 父の記憶がまったくない西岡さんは、成人してから、仏壇に納められていた父からの軍事郵便を見つけた。「登志美は大きくなっただろうか」「登志美をくれぐれも頼みます」。自分を気遣う言葉ばかりで、「手紙が父のすべてなんです」と今も大切にしている。
 遺族や生存者による洋上慰霊祭は、20年ほど前から行われているが、遺族は高齢化し、毎年のように訃報(ふほう)が届く。西岡さんは95年に母と参加したが、その後、母は認知症を発症、参加は難しくなった。
 西岡さんは「親の世代から戦争の記憶を引き継ぎ、次の世代に語っていかなければ」と考え、子ども世代を中心に、慰霊の旅を計画したという。
 3月19日に鹿児島市を出発。21日に6隻が沈んだ海域で慰霊祭を行った後、慰霊碑の置かれた鹿児島県・徳之島を訪れる。ツアー代金は12万8000円。」


戦艦大和の慰霊祭に関しては、御遺族が高齢化し、亡くなる方も多くなったとのことで、去年で終了すると言われていましたが、遺児の方々が引き継いで慰霊祭を続けられるとのことで、安心致しました。戦艦大和の水上特攻は、日本民族の『誇り』であるので、末永く語り継がれることを祈っております。




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聯合艦隊浮上ス!!(7) [日本海軍]

3488876
全力公試運転中の戦艦大和型『大和』
(昭和16年10月30日宿毛沖標柱間)

3488878
全力予行運転中の戦艦大和型『大和』
(昭和16年10月20日 宿毛標柱間)

3488877
全力公試運転中の戦艦『大和』
(昭和16年10月30日宿毛沖標柱間)

3488879
アメリカ空母艦載機による攻撃を受ける戦艦『大和』
(昭和19年10月26日 捷号作戦時)

3488880
徳山~呉間で公試中の戦艦大和型『武蔵』
(昭和17年6月~7月)

3488881
泊地における大和型戦艦 右『武蔵』・左『大和』
(昭和18年 トラック諸島)

3488894
公試中の航空母艦『信濃』
(昭和19年11月 木更津沖)

3488895
中島九七式三号艦上攻撃機 B5N2 (97艦攻)
海上に大和型
詳細不明

3488896
天一号作戦
第一戦隊『大和』と護衛の第二水雷戦隊による海上特別攻撃隊
(昭和20年4月7日 坊ノ岬沖海戦時)

3488897
最終艤装中の戦艦『大和 (二代目)』
(昭和16年9月20日 呉海軍工廠)

「大和引き揚げで募金開始へ

2010年1月20日(水)14:00 中国新聞

 東シナ海に沈む戦艦大和の船体一部引き揚げに向けた準備委員会(委員長・奥原征一郎呉商工会議所会頭)の第2回会合が19日、呉市内のホテルであり、4月をめどに基金開設と募金開始を目指すなどとする事業計画案を了承した。

 計画案は、引き揚げの検討対象に、大和を象徴する主砲塔、主砲身、装甲鈑(ばん)、スクリュープロペラを設定。過去に主砲塔引き揚げを検討した関係者たちへヒアリングをするなどとした。

 会合後、奥原委員長は「費用は20億円前後を見込んでいる」と説明。近く上京して旧海軍関係者に計画案を見せて意見を聞く方針を示し、「3カ月以内に事業を進める組織の設置が可能かどうか判断する」とした。

 準備委は昨年1月に初会合を開き、実行委設置の方針を決めている。この日の会合で、副委員長の戸高一成大和ミュージアム館長は「引き揚げには賛否両方の声がある。両者を尊重できる形で事業を進めたい」などと述べた。」

「戦艦「大和」引き揚げ基金開設…準備委4月に

2010年1月20日 読売新聞

 旧海軍の戦艦「大和」(全長263メートル)の引き揚げを目指し、呉商工会議所などが設立した「戦艦大和引き揚げ準備委員会」(委員長・奥原征一郎呉商工会議所会頭)は19日、引き揚げ資金収集のための基金を4月を目標に開設するなどの計画をまとめた。計画を基に経済界などから賛同者を募り、事業主体となる運営委員会の発足を目指す。

 事業名は「『大和』引揚げ・保存・公開事業」(仮称)。基金の設置期間は3年間で、全国から寄付を募り、引き揚げを実施、展示・公開する。展示は主砲塔や装甲鈑(ばん)、スクリューなどを検討する。

 委員会では「引き揚げなどの費用は20億円前後に抑えるべき」「独自の技術で作られた主砲と装甲鈑のどちらかを引き揚げれば、大和を引き揚げたことになる」などの意見も出た。

 奥原委員長は「経済界の有志らと協議し、運営委員会のメンバーをそろえたい」と話していた。」


今年は、正月に宇宙戦艦ヤマトの劇場版アニメ復活篇、年末には宇宙戦艦ヤマトの実写版映画とまさに『ヤマトづくし』ですが、ここに来て本物の戦艦大和の引き揚げ活動に動きがありました。4月をめどに基金開設と募金開始を目指すとのこと。ただかなりカネがかかりそうだし、『海の墓標』としてそっとしておいて欲しいという反対意見や西暦2199年にガミラス帝国が地球に攻めて来るから引き揚げないで欲しい(笑)という反対意見もありますが、個人的にはやはり引き揚げて欲しいです。戦前の日本の科学技術の粋を凝らした『シンボル』であり、日本人の『誇り』ですから。

戦艦大和ノ最期 (講談社文芸文庫)

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戦艦大和砲声の謎 魂の46センチ砲 (CD付)

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日本海軍艦艇写真集・別巻 戦艦大和・武蔵 (呉市海事歴史科学館図録―日本海軍艦艇写真集別巻)

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真相・戦艦大和ノ最期―写真と新資料で解明!

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戦艦「大和」開発物語―最強戦艦誕生に秘められたプロセス (光人社NF文庫)

戦艦「大和」開発物語―最強戦艦誕生に秘められたプロセス (光人社NF文庫)

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戦艦大和誕生〈上〉西島技術大佐の未公開記録 (講談社プラスアルファ文庫)

戦艦大和誕生〈上〉西島技術大佐の未公開記録 (講談社プラスアルファ文庫)

  • 作者: 前間 孝則
  • 出版社/メーカー: 講談社
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戦艦大和誕生〈下〉「生産大国日本」の源流 (講談社プラスアルファ文庫)

戦艦大和誕生〈下〉「生産大国日本」の源流 (講談社プラスアルファ文庫)

  • 作者: 前間 孝則
  • 出版社/メーカー: 講談社
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写真が語る伝説の戦艦「大和」 ベスト新書

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戦艦大和の最後―一高角砲員の苛酷なる原体験 (光人社NF文庫)

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聯合艦隊浮上ス!!(6) [日本海軍]

「東郷平八郎 世界海戦史上未曾有の大勝利をもたらした比類なき「戦闘意志の徹底性」

(SAPIO 2010年1月4日号掲載) 2010年1月7日(木)配信

文=小堀桂一郎(東京大学名誉教授)

織田信長から山本五十六まで日本史上最強の戦争指揮官は誰か?今回、本誌は読者521人と識者52人にアンケート企画を行ない、「日本史上最強の戦争指揮官」を決定した。1位となった東郷平八郎を通して見える「最強の日本人の条件」を小堀桂一郎氏が解説する。

東郷平八郎を国史上最強の戦争指揮官であるとの見方を取る場合、その多くが、結果を見ての判断で取り敢へず、といふことになるのではあるまいか。筆者自身もかうしてよく考へてみる機会を与へられるまではただ漠然とさう思ひこんでゐたやうである。

 それほどに、明治三十八年五月二十七日の午後二時過、対馬海峡沖ノ島附近で開始された日本海々戦での日本聯合艦隊のロシア・バルチック艦隊に対する勝利は決定的だつた。簡単に結果だけを見ておくと、航行してきたロシア艦隊三十八隻のうち十九隻が日本側からの砲撃と水雷攻撃で撃沈され、五隻が降伏・捕獲、戦闘水域から逃走してウラジオストックに入港できたのは巡洋艦一隻、駆逐艦二隻だけだつた。残余の艦は中立国の港に逃げこんで武装解除され戦闘能力を失つた。

 バルチック艦隊派遣の抑もの作戦上の動機が、同艦隊をウラジオストックに移し、同港を根拠地として日本海の制海権を把握し、日露戦争の最終局面での戦勢を挽回するといふ点にあつたのだから、その点ではロシア側の作戦目的達成度はほぼ零であつた。それだけにこの海戦での日本側の勝利は世界海戦史上未曾有の完勝であると評価されたし、国民大衆にとつて解り易かつたのはロシア側の沈没艦艇が戦艦四隻を含む十九隻であつたのに対し、日本側の損失は水雷艇三隻のみ、といふ数字に表れた勝負の大差であつた。

 この空前の大勝利によつて東郷提督の名は世界海軍史上に不滅の名聲を確立し、ロシア帝国の圧制に悩んでゐた周縁国のフィンランドやトルコに於いてトーゴーの名はまさに人口に膾炙する民衆的敬愛の対象となつたこと周知の通りである。

<名指揮官の普遍的条件を備える>

 扨てそこで一の難問が生ずる。凡そ敗戦の原因は、同様の失敗を将来繰返す事のない様に、との大義名分から、戦史家達の真剣な研究の対象となる。大東亜戦争の全体についてはもちろんの事、個々の局地的戦闘の敗因についてもその検証・批判・反省の研究成果は詳密精細を極め、その分量も汗牛充棟の趣きがある。然し、勝利の原因は、終り良ければ全て宜しの心理が働いて、周到な分析を施される事もなく、勝ち戦は讃美と称揚の物語だけに終つてしまふといふ事例が多い様である。

 それと同じ伝で、あれだけの大勝利を実現し、時のアメリカ合衆国大統領セオドア・ルーズベルトを興奮感嘆せしめ、結果として日露間の講和条約具体化に大きな役割を果した聯合艦隊司令長官東郷大将についてはとかく讚称の辞のみが取交され、「なぜあれほどの大差の勝利を博し得たのか」に関する分析は手薄になりがちである。それはそれでよいとも思はれるのだが、翻つて、大東亜戦争時には日本海軍の兵備は日露戦争当時と比べて飛躍的な充実を遂げてゐたのに、何故にバルチック艦隊の撃滅に匹敵するほどの大勝利の戦績がなかつたのか、といつた疑問を考へる時、改めて東郷の戦闘指導力はどんなものであつたのか、といふ問が浮上して来る。

 その力量を測る尺度は特別なものを考へる必要は全く無く、古今東西の全ての指揮官に共通のもので、即ち戦勢の判断力と部下全員の気持を把握する統率力である。前者については、東郷の場合、バルチック艦隊が日本列島の東方を迂回して北方から日本海に入るか、それとも朝鮮海峡乃至対馬海峡を通るか、が作戦準備の重大な岐路になる。その判断を決定する要素は、アジアの海域に入つて来てからのロシア艦隊の動静についての諸所の寄港地から得られる「情報」である。その情報の貴重さを東郷の司令部はよく知つてゐた。その情報の分析によつて東郷は敵艦隊は対馬海峡に来るとの最終判断を下した。後者、統率力については、司令部の集団的叡智の問題といふよりやはり東郷といふ一人の人物の真価が問はれる部分である。これにも幾つかの要素があるが、重要さの順位を問はずに考へてゆけば、一に秀れた人材を登用し活用する知見と度量である。日本海での戦術上の奏功については名参謀秋山真之の功績は既に史上十分に評価が寄せられてゐる。而して秋山の様な圭角ある秀才にして、おそらく扱ひにくかつたであらう抜群の頭脳に、その十全の力を発揮せしめることができたのは、最髙首脳たる東郷の人間としての器量の大きさと見るべきであらう。

<全軍の士気を高める豪胆沈着>

 統率力の卓越を、それを受ける側から見れば、部下の将卒が指揮官に寄せる信頼の厚さである。東郷は、初瀬・八島両戦艦の触雷沈没といふ悲報に接した時にも、何らの動揺の色を顔に表さなかつた。さうした豪胆沈着は、必ず直近の周囲から末端の兵卒の一人々々にまで伝はるものである。それが端的に全軍の士氣の髙揚の基盤となる。

 胆力のみならず、東郷の知識・教養の深髙なる事も隊員の寄せる信頼の醸成に与る所が大きい。東郷は二十三歳でイギリスに留学してゐるが、エリート士官養成の学校課程を経たのではなく、語学研修の後は商船学校の練習船や海軍の巡洋艦に乗組んで実地の訓練を積んだ。そのために操艦の技術や海洋公法についての正確な知識を有してゐた。だから明治二十六年、アメリカのハワイ併合謀略が惹起したクーデタ=政変の際にも浪速艦の艦長として日本人居留民保護のために二月から五月までハワイに赴いたのだが、それは国際法の範囲内で一軍艦にどの程度までの外交的行動をとれるか、東郷にはその心得があつたからである。

 翌二十七年日清戦争の劈頭、豊島沖でイギリス商船高陞号を撃沈した有名な事件の際にも東郷の国際公法に基づいての弁明は立派に国際社会の認める所となり、知将としての東郷の名を髙からしめる一因となつた。かうした事例は、麾下の将兵に対し、この勇将の下でならば安心して戦へる、如何なる命令が下らうと只管それに従つて戦へばよいのだ、との信頼を醸成する重要な条件となる。戦時国際法の正確な知識は、日本海々戦の大詰でも大いにその面目を発揮した。会戦の大勢は既に決してゐた終幕の場面で、砲撃を止めて白旗を掲げ、降伏の意を表した一敵艦に対し、旗艦三笠はなほ砲撃中止を命じなかつた。秋山参謀が相手方の降伏表明を注意した所、東郷は、あの艦はなほ前進を続けてゐる、機関を停めてゐない、あれは国際法上の降伏にはならない、とて攻撃の手を緩めさせない、さういふ事があつた。

 この事例は、実は戦時海洋国際法の知識よりも更に重要な、東郷の指揮官としての必須の素質を表してゐる。それは徹底した「戦意」である。

 日本海々戦の完勝の最大の勝機はこの戦闘の意志の徹底性にあり、それは明らかに司令長官東郷といふ軍人の素質に由来するものである。戦闘海域への出陣を告げる司令部からの電報〈敵艦見ユトノ警報ニ接シ聯合艦隊ハ直チニ出動コレヲ撃滅セントス〉の一文は、秋山真之がその後にほんの一筆付加へた〈本日天氣晴朗ナレドモ波髙シ〉の一句により「秋山文学」の名聲を弥が上にも髙めるものになつたが、その真の面目はやはり〈コレヲ撃滅セントス〉といふ熾烈な戦意の表明に在る。

 此も亦米大統領を感嘆させた「聯合艦隊解散の辞」は現在海上自衛隊舞鶴地方総監部に在る旧鎮守府長官公邸の東郷記念室に、その感動的英訳文全文と共に掲示してある。その全文の要約が「勝つて兜の緒を締めよ」の一句にあることも既に周知の話であるが、我々がここに読み取るのは、勝者の謙虚さといふよりはむしろ戦意の徹底性なのだ。我が隊の作戦上の任務は斯々然々の線まででよし、これで義理は果たしたといふのが昭和の官僚的軍人の格率だつたとすれば、〈皇国ノ興廃此ノ一戦ニアリ〉と昂然言ひ放つ氣概、戦ひ終つてなほ鬱勃たるその闘志こそが、東郷の最強の指揮官たるの所以であつた。」


東郷平八郎元帥は、日本が世界に誇る名提督ですが、この前、日清戦争時の1894年7月25日の豊島沖海戦の際に、日本海軍の防護巡洋艦「浪速」が、清国兵約1200名を輸送中のイギリス船籍汽船「高陞号」(英国商船旗を掲揚)と遭遇し、東郷平八郎艦長は国際法上の手続きを経た後に同船を撃沈した(高陞号事件)のことを調べた際に、山川の歴史教科書・用語集や高校・大学受験の有名学習参考書には、一切、このことが載っていないのに驚きました。書いてあるのは日本がいかに悪かったかということだけで、日本が良いことをしたことは、全く載っていませんでした。成程、これでは、日本の子供たちの歴史認識が歪んでしまうのも仕方ないなと思いました。

さらば東京裁判史観―何が日本人の歴史観を歪めたのか (PHP文庫)

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聯合艦隊浮上ス!!(5) [日本海軍]

「呉らしく?「紫電改」のイルミネーション

2009年12月5日(土)17時51分配信 読売新聞

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暗闇の中に浮かび上がった紫電改(広島県呉市で)

 発光ダイオード(LED)で彩られた旧海軍の戦闘機「紫電改」や戦艦「大和」のオブジェが広島県呉市中央の蔵本通りの一角に登場し、暗闇の中に幻想的に浮かび上がっている。

 ライトアップ行事「イルミネーションロードくれ」の目玉で、紫電改は実物大の全長9・3メートル。2万4000個のLEDが使われている。昨冬に続き2度目の展示となる大和は20分の1スケール(全長13メートル)で1万3000個のLEDで飾られている。

 いずれも戦中に呉市で製造されていたことから、呉商工会議所などで作る実行委が「呉の歴史を伝えたい」と企画・製作した。

 市民らから募ったサンタやトナカイなどのオブジェに囲まれた紫電改は、おもちゃの世界を飛んでいるようで、訪れた人たちの注目を集めている。ライトアップは午後5時~11時。来年1月3日まで。」

<紫電改しでんかい>

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この紫電改は、南宇和郡城辺じょうへん町久良ひさよし、長崎鼻ながさきばな約2百メートルの海底 41メートルのところに眠っていたが、昭和53年11月城辺マリンクラブ会員によって確認された。
愛媛県は、機体を引き揚げ、慰霊の誠を捧げ、恒久平和を祈念することとした。
「紫電改」は、当時最も優れた局地戦闘機「紫電21型」で、その全容は、
全長9.34メートル
主翼11.99メートル
高さ3.9メートル
装備重量4.86トン
時速620キロメートル
エンジン2千馬力
20ミリ機銃4門
を備え、独特の自動空戦フラップを駆使できる海軍航空の掉尾ちょうびを飾る優秀な戦闘機であった。
この「紫電改」は、旧第343海軍航空隊に配属され、昭和20年7月豊後水道ぶんごすいどう上空で空戦したなかの1機であると言われている。
県から委託を受けた藤田海事工業株式会社は、地元漁業関係者等の協力を得て、昭和54年7月14日引き揚げた。
機体は全面フジツボに覆われ、破損箇所も見受けられたが、原形をとどめていた。
県は、紫電改の製作に当たった旧川西航空機株式会社、現新明和工業株式会社航空機製作所に委託し、一部補修、防錆塗装を行った。
終えんの地、久良湾が望見できるここ南予レクリエーション第3号都市公園内に、永久保存する。

<戦艦「大和」>

3393426
戦艦「大和」は、艦隊決戦の切り札となるべく、昭和12年11月4日に呉海軍工廠において起工された。大和は対米英開戦直後の昭和16年12月16日に海軍に引き渡されて竣工、第一戦隊に編入された。昭和17年2月には、これまで12年間にわたり連合艦隊の旗艦を務めた「長門」から旗艦の地位を譲り受け山本五十六長官の将旗を掲げる事となった。

太平洋戦争が始まり、日本は破竹の進撃を続けたわけであるが、その間大和は瀬戸内海の柱島基地において訓練に励んでいた。その後太平洋戦争の天王山とも呼ばれるミッドウェイ海戦に参加した。昭和17年6月5日に海戦が始まったが、南雲艦隊は「赤城」「加賀」「蒼龍」「飛龍」の4隻の航空母艦を失い、大敗北となった。その時大和は戦場から300海里も離れており、応援のすべもなく、柱島基地に帰投した。

昭和18年8月、戦場はソロモン海域に移り、大和も南方戦線の最大拠点であるトラック島に進出した。その後戦局は悪化していき、昭和18年2月に大和は旗艦の座を二号艦の「武蔵」に譲ることとなった。その間大和はトラック島と日本を何度か往復したが、出撃の機会は訪れなかった。昭和18年12月に大和は米潜水艦スケートの雷撃を受け、魚雷1本が右舷に命中、初めて損傷を被り、呉海軍工廠にて修理と共に高角砲、機銃の増設等の改装工事が行われた。

修理を終えた大和はリンガ泊地に進出し、米軍のサイパン侵攻に備えた。そして昭和19年6月11日から米機動部隊によるサイパン空襲が行われたことから救援に行き、昭和19年6月19日、マリアナ沖海戦となる。この時初めて大和の主砲は実戦で火を噴いたのである。目標は敵艦船ではなく、敵艦載機で27発(3斉射)を撃ったにすぎなかった。

その後大和は、昭和19年10月23日のレイテ沖海戦に参加した。24日大和はシブヤン海域において米艦載機の攻撃を受け、主砲31発を発射するが、爆弾一発が命中した。翌25日、サマール沖で偶然敵護衛空母艦隊に出くわし、敵空母に向かって3式通常弾24発、徹甲弾100発の主砲を発射し、敵空母に損傷を与えた。これが水上艦船に対する最初で最後の大和の主砲攻撃となった。この海戦において日本海軍は「武蔵」他多数の艦船を失い、連合艦隊は事実上壊滅した。

大和はその後日本に戻ったが、昭和20年4月1日に米軍が沖縄上陸した事から水上特攻部隊として出撃し、生還を望まない攻撃に出発した。大和は昭和20年4月6日に出撃したが、翌7日に米艦載機386機による波状攻撃を受け、爆弾6発、魚雷10本以上を受け、午後2時23分、九州坊ノ岬沖90海里の地点で2498名の乗組員と共に海底深く沈没したのである。この時の主砲は27発しか発射されなかった。


私は熱烈なる日本海軍ファンなので、行ってみたいです。
紫電改の六機―若き撃墜王と列機の生涯 (光人社NF文庫)

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  • 作者: 碇 義朗
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 2004/09
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最後の戦闘機 紫電改―起死回生に賭けた男たちの戦い (光人社NF文庫)

最後の戦闘機 紫電改―起死回生に賭けた男たちの戦い (光人社NF文庫)

  • 作者: 碇 義朗
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本



還って来た紫電改―紫電改戦闘機隊物語 (光人社NF文庫)

還って来た紫電改―紫電改戦闘機隊物語 (光人社NF文庫)

  • 作者: 宮崎 勇
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 2006/02
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戦艦大和ノ最期 (講談社文芸文庫)

戦艦大和ノ最期 (講談社文芸文庫)

  • 作者: 吉田 満
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1994/08
  • メディア: 文庫



戦艦「大和」 甦る大和型戦艦のすべて(DVDブック)

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  • 作者: 阿部 安雄
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 2009/08/08
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戦艦大和砲声の謎 魂の46センチ砲 (CD付)

戦艦大和砲声の謎 魂の46センチ砲 (CD付)

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  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2009/08/06
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ドキュメント戦艦大和 <新装版> (文春文庫)

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  • 作者: 吉田 満
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/10/07
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日本海軍艦艇写真集・別巻 戦艦大和・武蔵 (呉市海事歴史科学館図録―日本海軍艦艇写真集別巻)

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2005/04/15
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戦艦大和 (角川文庫)

戦艦大和 (角川文庫)

  • 作者: 吉田 満
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1968/07
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真相・戦艦大和ノ最期―写真と新資料で解明!

真相・戦艦大和ノ最期―写真と新資料で解明!

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戦艦「大和」開発物語―最強戦艦誕生に秘められたプロセス (光人社NF文庫)

戦艦「大和」開発物語―最強戦艦誕生に秘められたプロセス (光人社NF文庫)

  • 作者: 松本 喜太郎
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 2009/07
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戦艦大和誕生〈上〉西島技術大佐の未公開記録 (講談社プラスアルファ文庫)

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  • 作者: 前間 孝則
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1999/12
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戦艦大和誕生〈下〉「生産大国日本」の源流 (講談社プラスアルファ文庫)

戦艦大和誕生〈下〉「生産大国日本」の源流 (講談社プラスアルファ文庫)

  • 作者: 前間 孝則
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1999/12
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写真が語る伝説の戦艦「大和」 ベスト新書

写真が語る伝説の戦艦「大和」 ベスト新書

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戦艦大和の最後―一高角砲員の苛酷なる原体験 (光人社NF文庫)

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  • 出版社/メーカー: 光人社
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聯合艦隊浮上ス!!(4) [日本海軍]

「「机の上を“航行”する!? タカラトミー“戦艦大和”のスゴイ実力

2009年9月10日(木)14時4分配信 東京ウォーカー

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これぞ不沈艦大和だ! 「地上航行模型シリーズ 戦艦大和」

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主砲塔など細かいディテール画像7点

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艦橋部の左右舷灯が点灯

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同時発売の情景ストラクチャーと合わせると時代の空気感が醸し出される

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本体は(全長)370mm×(高さ)60mm×(横幅)60mm

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大和本体、赤外線コントローラー、充電器のセット

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初回特典は1/700の山本五十六長官と長官艇仕様の内火艇

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BOXアートはこんな感じ

戦艦大和を1/700スケールで忠実に再現した模型組立てキットが登場する。9/30(水)タカラトミーより発売される「地上航行模型シリーズ 戦艦大和」(希望小売価格2万3100円)だ。

これを普通の大和の模型と侮ってはいけない。今回驚きなのは、赤外線コントローラーを使って“戦艦大和”を机の上で走らせることができる点だ。船底に動力をつけるというアイデアにより、卓上でもまるで水上を走っているかのような滑らかで重量感のある航行を実現させたのだ。これなら大切な大和を水没させる心配もないというワケだ。

また制作上最もハードルの高い「仕上げの彩色作業」を不要にし、時間がない人でも純粋に“自分の手で組んで形にする喜び”を感じられるよう工夫したのもポイントだ。

「実は、数年前にも戦艦大和を題材にした模型を製作したんです。その時からもう一度、もっとすごい大和を作ってみたいとずっと考えていました」と話すのはホビーグループ天野さん。“大和を動かしたい!”“徹底的にこだわりぬいた大和を作ろう!”との思いから開発はスタートした。

ところが、調べれば調べるほど謎の多い船で現存する資料の少なさに困り果てたという。知りうる限り各方面から資料をかき集めたり、大和ミュージアムの協力を仰いだりと、開発以前の段階でかなりの時間がかかった。

その努力のかいあってか、最新考証の細かいディテールに至るまで見事に復元。主砲をはじめ本来の“戦艦大和”の可動部分のほとんどをコントローラーで動かすことができ、警笛や舷灯など“音”や“光”も忠実に再現されている。また、自分で操作するだけでなく自動航行モードに切り替えると“戦艦大和最期の2時間の軌跡”が約10分間に短縮してリアルに再現されるのだ。

「見て欲しいところはすべてです! 6万トンの重みを感じさせる操作感など体験してみてください。かつて子供だったお父さん、もう一度模型を作ってみませんか? いまの模型は、こんなにスゴイんです!」と天野さんは熱く語る。

ホビーショーでは、予想以上に好評を博し、模型ファンの注目を集めたこの商品。実際に、その完成度の高さを確かめてみては。【東京ウォーカー】」


う~む、これは戦艦大和ファンとしては押さえておくべきアイテムでしょう。買って損はないと思います。水につけて浸水したりしないのもいいですよね^^

技MIX 地上航行模型シリーズ CK01 戦艦大和

技MIX 地上航行模型シリーズ CK01 戦艦大和

  • 出版社/メーカー: タカラトミー
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聯合艦隊浮上ス!!(3) [日本海軍]

「海底に眠る旧日本軍潜水艦:伊401

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Christine Dell'Amore
for National Geographic News
November 13, 2009

 アメリカ、ハワイ州オアフ島沖の海底で60年にわたり静かに眠りについていた旧日本海軍の攻撃型潜水艦、伊号第四〇一潜水艦(伊401)。海洋考古学者の調査チームによると、これ以外にもパール・ハーバー(真珠湾)近海で2隻の潜水艦が発見されたという。

 アメリカにあるスミソニアン航空宇宙博物館の近代軍用機担当学芸員ディック・ダーソ氏は次のように話す。「第二次世界大戦中に旧日本軍が開発した“サムライ潜水艦”は、アメリカ東海岸を隠密裏に攻撃するよう特殊設計されており、おそらくワシントンD.C.やニューヨーク市を標的としていたものと考えられる。高速移動が可能で航続距離も長大だった。中には、主翼を折りたたんだ航空機を搭載できるタイプもあった」。

 1945年、第二次世界大戦の終結後、アメリカ海軍は太平洋上に展開していた日本海軍艦艇を接収した。その中には、調査チームが“サムライ潜水艦”と呼ぶ潜水艦5隻も含まれていた。このサムライ達は、ソビエト連邦に技術情報が漏洩する恐れを封じるために後に海没処理された。当時の軍当局は、潜水艦の埋葬場所など知りたがる人など誰もいないだろうと判断し記録を残さなかった。

 1992年以降、ハワイ海底研究所(HURL)の考古学者テリー・カービー氏の率いる調査チームが、サムライ潜水艦を探し求めて有人潜水艇で調査を続けてきた。2005年、ついに伊401が発見された。写真は機銃部分のクローズアップで、保存状態の良さが十分に伝わるだろう。そして今年の2月、さらに2隻の潜水艦、伊号第一四潜水艦(伊14)と伊号第二〇一潜水艦(伊201)が発見された。残り2隻、伊号第二〇三潜水艦(伊203)と、通常型潜水艦として史上最大の規模を誇る伊号第四〇〇潜水艦(伊400)は依然として不明で現在も捜索中である。

 調査に同行した米国海洋大気庁(NOAA)のハンス・バン・ティルブルフ氏は、「平和で静かなハワイの海底にかつての攻撃兵器が眠っている。このような光景を目の当たりにすると不思議な感動を覚える」と話す。

 潜水艦の調査結果に関する情報は太平洋を挟んで共有していく予定だという。「第二次世界大戦以降、日米関係がこれほどまでに変わったことに改めて驚きを感じる。和解を通じた平和があってこそ秘密兵器の調査も協力できる」。

 今回の調査活動はナショナルジオグラフィック チャンネルから支援を受けている。

Image courtesy Wild Life Productions」


大東亜戦争時、世界最大の潜水艦だった伊400型潜水艦は、その長大な航続距離と高速を誇ると共に、水上攻撃機『晴嵐』を3機も搭載し、パナマ運河破壊の為に建造された。パナマ運河を破壊することで大西洋から太平洋へと米国艦船が自由に移動するのを困難にするのが目的であった。実際には、3隻しか完成できず、完成した時期も大戦末期であった為、当初のパナマ運河攻撃はなされなかったが、米軍の根拠地のウェーキ島攻撃に出撃した。しかし、攻撃前に日本が降伏した為、米軍により接収され、調査研究の末、海没処分となった。通常型潜水艦では今でも世界最大の潜水艦である。引き揚げてもらいたい思いもあるが、やはり海底に静かに眠っていた方がいいのかもしれない。

伊四〇〇と晴嵐全記録 (WWセレクションピクトリアル)

伊四〇〇と晴嵐全記録 (WWセレクションピクトリアル)

  • 作者: ヘンリー 境田
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2008/01
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超ド級潜水艦「伊400号」びっくりデータ99の謎 (二見文庫―二見WAi WAi文庫)

超ド級潜水艦「伊400号」びっくりデータ99の謎 (二見文庫―二見WAi WAi文庫)

  • 作者: 岩沢 亮
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 1998/08
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伊号潜水艦―比類なき発展を遂げた艦隊随伴用大型潜水艦の全容 (〈歴史群像〉太平洋戦史シリーズ (17))

伊号潜水艦―比類なき発展を遂げた艦隊随伴用大型潜水艦の全容 (〈歴史群像〉太平洋戦史シリーズ (17))

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学研
  • 発売日: 1997/12
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あゝ伊号潜水艦―海に生きた強者の青春記録 (光人社NF文庫)

あゝ伊号潜水艦―海に生きた強者の青春記録 (光人社NF文庫)

  • 作者: 板倉 光馬
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 2009/09
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あゝ伊号潜水艦 (続) (光人社NF文庫)

あゝ伊号潜水艦 (続) (光人社NF文庫)

  • 作者: 板倉 光馬
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 1996/10
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潜水艦 伊号―機雷潜・巡潜・海大型・甲型・乙型・丙型 (ハンディ判 日本海軍艦艇写真集)

潜水艦 伊号―機雷潜・巡潜・海大型・甲型・乙型・丙型 (ハンディ判 日本海軍艦艇写真集)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 1997/12
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日本海軍艦艇写真集―ハンディ判 (20)

日本海軍艦艇写真集―ハンディ判 (20)

  • 作者: 雑誌「丸」編集部
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 1998/01
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聯合艦隊浮上ス!!(2) [日本海軍]

「海底に眠る旧日本軍潜水艦:伊201

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National Geographic News
November 13, 2009

 潜高型(せんたかがた)という艦級に属する旧日本海軍の潜水艦、伊号第二〇一潜水艦(伊201)のCG画像。第二次世界大戦時の最速潜水艦であり、時速35キロで水中を航行できた。

 伊201は戦後米軍に接収され、調査や試験の後に水没させられた。2009年2月にアメリカ、ハワイ沖の海底で伊201を発見した考古学者チームによると、この艦級の潜水艦は、当時の日本随一の潜航深度を誇り、最長1カ月にわたって水中にとどまることができたという。

 画像中央部には水中抵抗の少ない司令塔と甲板に格納できる機銃2挺が見える。画像には写っていないが、このほかに格納式の潜舵も備えている。伊201の浮上と潜航はこうした特徴に支えられており、極限の速さが生まれたのである。

 米国海洋大気庁(NOAA)のハンス・バン・ティルブルフ氏によると、ハワイ沖の海底には二次大戦時の日本の潜水艦が複数沈んでいるが、サンゴ礁や野生生物と同様に、今後も保護を続けるべきだという。「ここは潜水艦の安息の場だ。暗く冷たい海中で深く静かに眠らせておくのがサムライ達には相応しい」。

 旧日本軍の水没潜水艦調査を取り上げたドキュメンタリー番組「Hunt for the Samurai Subs premieres(サムライ潜水艦を探して)」は、米ナショナルジオグラフィック チャンネルにて2009年11月17日(火)午後9時(アメリカ東部標準時/太平洋標準時)に放送予定。

Image courtesy Wild Life Productions」


大東亜戦争当時、世界最速を誇り、日本一の潜航深度を誇った、日本海軍の潜水艦の最終型である潜高型潜水艦伊号第二〇一潜水艦(伊201)がハワイ沖の海底で発見されました。日本の先人達の遺産ですね。静かに眠ってもらいたいです。

伊号潜水艦―比類なき発展を遂げた艦隊随伴用大型潜水艦の全容 (〈歴史群像〉太平洋戦史シリーズ (17))

伊号潜水艦―比類なき発展を遂げた艦隊随伴用大型潜水艦の全容 (〈歴史群像〉太平洋戦史シリーズ (17))

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あゝ伊号潜水艦―海に生きた強者の青春記録 (光人社NF文庫)

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  • 作者: 板倉 光馬
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あゝ伊号潜水艦 (続) (光人社NF文庫)

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  • 作者: 板倉 光馬
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潜水艦 伊号―機雷潜・巡潜・海大型・甲型・乙型・丙型 (ハンディ判 日本海軍艦艇写真集)

潜水艦 伊号―機雷潜・巡潜・海大型・甲型・乙型・丙型 (ハンディ判 日本海軍艦艇写真集)

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  • 出版社/メーカー: 光人社
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日本海軍艦艇写真集―ハンディ判 (20)

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聯合艦隊浮上ス!!(1) [日本海軍]

「海底に眠る旧日本軍潜水艦:伊14

2009年11月13日(金)13時34分配信 ナショナルジオグラフィック

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 第二次世界大戦で使われた旧日本軍の伊号第一四潜水艦(伊14)のCG画像。伊14は戦後米軍に接収され、調査後に水没させられた艦船の一つ。防水型格納庫に搭載された爆撃機2機は潜水艦浮上後、数分以内にカタパルトから発進することが可能だったという。2009年2月、ハワイ沖に沈んでいたこの潜水艦を考古学者チームが発見した。 乾ドックに入った伊14は4階建てに相当する高さで、全長はフットボールのフィールドを上回る114メートル。折りたたみ式の主翼を持ち、800キロ爆弾を装備する水上攻撃機「晴嵐」を最大3機搭載することができた。 米国海洋大気庁(NOAA)のバン・ティルブルフ氏は、「爆撃機を潜水艦に搭載するというアイデアは当時としては画期的だった。さらに、この考え方は現代の誘導ミサイル搭載艦にまで受け継がれている」と話す。Image courtesy Wild Life Productions

 第二次世界大戦で使われた旧日本軍の伊号第一四潜水艦(伊14)のCG画像。伊14は戦後米軍に接収され、調査後に水没させられた艦船の一つ。防水型格納庫に搭載された爆撃機2機は潜水艦浮上後、数分以内にカタパルトから発進することが可能だったという。2009年2月、ハワイ沖に沈んでいたこの潜水艦を考古学者チームが発見した。

 乾ドックに入った伊14は4階建てに相当する高さで、全長はフットボールのフィールドを上回る114メートル。折りたたみ式の主翼を持ち、800キロ爆弾を装備する水上攻撃機「晴嵐」を最大3機搭載することができた。

 米国海洋大気庁(NOAA)のバン・ティルブルフ氏は、「爆撃機を潜水艦に搭載するというアイデアは当時としては画期的だった。さらに、この考え方は現代の誘導ミサイル搭載艦にまで受け継がれている」と話す。

 かつてアメリカ海軍長官を務めたチャールズ・アルジャー氏は、1946年の伊14の海没処理について、2009年11月公開のドキュメンタリー番組で次のように述べている。「爆破の瞬間は非常に嫌な気分だった。しかし任務は遂行されねばならない。われわれも自らの任務をやり遂げたということだ」。

 この番組「Hunt for the Samurai Subs premieres(サムライ潜水艦を探して)」は、米ナショナルジオグラフィック チャンネルにて2009年11月17日(火)午後9時(アメリカ東部標準時/太平洋標準時)に放送予定。

National Geographic News」


日本海軍とその戦術とその技術は、極めて先進的であった。例えば、多数の空母の集中配備による『タクスフォース(空母機動部隊)』の発想は、日本海軍が独自で編み出した戦術だし、世界最大最強の大和型戦艦の建造や開戦当時は世界最強であった零式艦上戦闘機に、他国が研究を放棄した射程距離4万メートルで航跡の残らない93式酸素魚雷の実用化などであった。潜水艦に航空機を搭載するという発想も日本独自の発想である。そして、航空機搭載型潜水艦を実際に建造し、運用したのも日本海軍だけである。大戦中、米国本土を唯一、爆撃したのは、日本海軍の伊25潜水艦に搭載された水上偵察機によるものだった。惜しむらくは電子機器
と工業技術の精度の点で、日本海軍が劣っていたことであろう。

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