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中国船と台湾船が東シナ海の日本の排他的経済水域(EEZ)内を航行!! [国際・政治情勢]

「中国船が海保測量船を追跡…日本のEEZ内

2010年05月04日 19時29分 提供元:読売新聞

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海上保安庁の測量船を追跡してきた中国の海洋調査船=3日午後3時ごろ、奄美大島の北西沖約320キロ(海上保安庁提供)

 海上保安庁は4日、奄美大島の北西約320キロの沖合で海洋調査をしていた同庁の測量船「昭洋」が、中国政府船舶から調査中止を求められるとともに追跡を受け、調査を中断したと発表した。
 この海域は、日本の排他的経済水域(EEZ)内にあり、外務省は同日、中国政府に「国際法に沿った調査」だと抗議した。中国側は「当該海域は中国の規則が適用される」との見解を示したという。
 同庁によると、中国船は海洋調査などにあたる船舶とみられ、3日午後2時過ぎに昭洋に近づき始め、午後3時10分に約1キロまで接近。その後、無線で「この海域は中国の規則が適用される。調査を中止するように」と求めた。昭洋側は「日本の大陸棚であり、国際的に正当な調査だ」と応答したが、中国船は午後4時半頃まで追跡を続けた。このため、昭洋は調査継続が困難と判断した。今後は、予定通り調査を続ける方針。
 東シナ海のEEZを巡っては、日本は国連海洋法条約などに基づき、双方の海岸から等距離に引いた中間線をもとにする「中間線論」を取っており、今回の調査海域は中間線よりも約40キロ日本寄りにあるが、中国は中間線論に反対している。」

「外相、海保船追跡は「権利侵害」

2010年05月06日 20時23分 提供元:共同通信

 岡田克也外相は6日夕、中国の程永華駐日大使を外務省に呼び、奄美大島沖で中国の海洋調査船が海上保安庁の測量船を追跡した問題について「わが国の主権的権利を侵害した。強く抗議する」と伝えた。さらに海洋調査船の活動について「妨害行為だ」と指摘。追跡を受けた測量船が海底調査を一時中止したことに言及し「断じて受け入れられない」と述べた。程氏は「海洋調査船の活動は完全に正当で、合法的」と中国側の立場を説明。」

「中国大使呼び厳重抗議…中国船の海保調査妨害

2010年05月06日 21時57分 提供元:読売新聞

 岡田外相は6日、程永華駐日中国大使を外務省に呼び、日本の排他的経済水域(EEZ)内で海洋調査をしていた海上保安庁測量船が、中国政府船舶の妨害行為を受け、調査を中断したことについて、「我が国の主権的権利を侵害しており、断じて受け入れられない」と厳重抗議した。
 大使は、中国政府船舶の行為が正当な活動だと反論したうえで、「申し入れは正確に本国に報告する」と答えた。
 外相は中国軍の艦載ヘリが4月に2度にわたって海上自衛艦に異常接近したことについても、「極めて遺憾だ」とする日本政府の立場を改めて伝え、「東シナ海を平和・協力・友好の海にするため、実際の行動を取ってほしい」と強調した。」

「測量船の追跡「正当で合法」

2010年05月05日 23時00分 提供元:共同通信

 【北京共同】中国外務省の姜瑜副報道局長は5日、中国の海洋調査船が3日に奄美大島沖の東シナ海で海上保安庁の測量船を追跡したことについて「活動は完全に正当で合法だ」と語った。中国の通信社、中国新聞社が伝えた。副局長は海保の測量船の活動について日本側に抗議したことを明らかにした。現場海域は日本が日中間の排他的経済水域(EEZ)の境界線と位置付ける「日中中間線」付近の日本側。」

「中国、海保調査船追跡は「自国海域の巡視」

2010年05月06日 23時57分 提供元:読売新聞

 【北京=大木聖馬】日本の排他的経済水域(EEZ)内で海洋調査をしていた海上保安庁測量船が、中国政府船舶の妨害行為を受け、調査を中断したことについて、中国国家海洋局の実動部隊・海監総隊の当局者は、「我が国の主張、管轄する海域で巡視任務を行った」と述べ、中国船に違法行為はないとの認識を示した。
 中国の国際問題専門紙「環球時報」(電子版)が6日伝えた。
 この当局者は、追跡した中国船について、「海洋調査船ではなく海監総隊の船」と明らかにしたうえで、「海監総隊の船は我が国の全海域の権利を守り、巡視する機能を持つ」と述べ、「追跡との言い方は成立しない」と述べた。」

「台湾調査船がEEZ内航行、日本の同意なし

2010年05月09日 09時44分 提供元:読売新聞

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日本の排他的経済水域を航行する台湾の漁業調査船「水試一號」(10管提供)

 台湾の行政院農業委員会水産試験所所属の漁業調査船「水試一號」(1948トン、全長約65メートル)が東シナ海の日本の排他的経済水域(EEZ)内を航行している。
 同船は日本の同意を得ておらず、第10管区海上保安本部(鹿児島)、11管(那覇)は6日から、警告しながら監視を続けている。
 国連海洋法条約では、他国のEEZで海洋調査を行う場合は、その国の同意が必要と定めている。
 同船は6日午前11時45分頃、奄美大島の西北西約324キロの日本のEEZ内にいるのを11管の航空機が確認した。同船はワイヤ状のものを船尾から海に垂らした状態で航行し、11管が「日本の同意のない海洋の科学的調査活動は国際法上認められない」と無線で警告を繰り返したが、同船から応答はなかった。
 連絡を受けた10管も航空機と巡視船を出し、警告、監視を続けていたところ、8日午前2時50分頃、沖縄県・硫黄鳥島沖西約400キロにいた同船から「10日間程度、海洋調査を行う」と回答があった。この海域も日本のEEZのため再度警告したところ、同船は「ここは台湾のEEZである」と主張してきたという。
 同船は昨年11月5〜8日にも、沖縄県・久米島沖の日本のEEZ内で同様の航行をした。その際も同船は「台湾のEEZにおいて水深調査を実施している」と主張したという。」


やはり、東シナ海は、鳩山首相が唱える『友愛の海』ではなく、国益と国益のぶつかり合う『闘争の海』と化している模様です。台湾が強気なのは、既に台湾が馬英九国民党親中政権の元、大陸の中共支那に飲み込まれつつあり、大陸の中共支那の『虎の威を借りている』のと日本の民主党親中政権の足元を見ているせいでしょう。
このまま台湾が中共支那に飲み込まれれば、次は尖閣列島、そして、次は沖縄を含む南西諸島が中共支那に飲み込まれていくでしょう。中共支那の認識では、沖縄こと琉球は支那に『朝貢』していた『従属国』だったのにそれを日本に奪われたのであり、日本の『内なる植民地』であるという考え方だからです。
しかも、沖縄の地政学的位置は、アジア全体を抑えるのに極めて重要な位置にあり、同時に中共支那の太平洋への侵出を阻む位置にあります。軍事的に非常に重要な拠点であり、だからこそ、在日米軍は沖縄に軍事基地を集中配置している訳です。
どうも鳩山政権にはその辺りがよく分かっていないようです。それで、普天間問題もこれだけこじれた訳ですが。それでも、先月の中共支那海軍の艦隊の沖縄沖通過における軍事的威嚇行動で、北沢防衛相もようやく、与那国島に自衛隊を配備することを決断したようです。全て日本政府の対応は後手後手ですが、とにかく、最低限、国と国民は守ってもらいたいですね。

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