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米露軍縮に逆行し、中国、核戦力増強を加速へ!! [国際・政治情勢]

「中国、核戦力増強を加速へ…米露軍縮に逆行

2010年4月14日(水)23時59分配信 読売新聞

 【ワシントン=関泰晴】ワシントンで13日まで開かれた「核安全サミット」に出席した中国の胡錦濤・国家主席は、核不拡散問題での積極姿勢を表明する一方、米露両国に続く第3の核大国として、自らの核戦力削減には一切言及しなかった。

 米露を中心とした核軍縮の流れの中にあって、中国は、新型ミサイル配備、ミサイル迎撃システム開発などによる核戦力増強をさらに加速させる見通しだ。

 胡氏は同日、サミットでの演説で、「核テロの潜在的脅威は無視できない」「核物質の流出や非合法取引のリスクは増している」などとして不拡散分野での懸念を示した。その上で、〈1〉核物質の取引監視強化〈2〉国際原子力機関(IAEA)の主導的役割を支持〈3〉発展途上国の核安全管理の促進――などを訴えた。崔天凱・外務次官は「演説では核保有国としての責任を示した」と胸を張った。

 しかし、全米科学者連盟の推計で「保有弾頭数が約240発」とされる自国の核については、胡氏は「自衛のための核戦略は堅持する」と強調した。また、核の削減意思を示さないまま、「中国は核の全面廃棄を主張し、核の先制不使用政策を守り、非核国への核使用・核による威嚇は行わない」とする中国の従来の主張を繰り返した。

 「国家の安全維持に必要な最低水準の核戦力を維持する」(姜瑜・外務省副報道局長)ことは、中国の揺るがぬ方針であり、その「最低水準」を明示しないまま、戦力増強を続けているのが現状だ。

 中国は現在、複数の核弾頭を搭載でき、米本土に到達する大陸間弾道ミサイル(ICBM)「東風31A」(射程1万1200キロ)の実戦配備を進めているとされる。

 今年1月には地上配備型弾道ミサイル迎撃システムの「技術実験」を実施したことを公表。防衛能力の水準を高めていることが明らかになった。米露が全廃した中距離弾道ミサイルの開発も継続しており、戦術核の主要な目標に日本も入っているとの指摘もある。

 米国に依存しない独自の超大国の地位を目指す共産党政権にとって、強力な核戦力を整えることは、自らの安全を守る不可欠の基盤だ。米露の新戦略兵器削減条約(新START)締結について、中国では「核軍縮」圧力の高まりに対する警戒さえ生まれている。

 米露の核軍縮について、朱成虎・国防大学教授(少将)は「米露に比べ、中国が保有する核戦力は非常に少ない。中国に核軍縮を求める以外にやるべきことは多い」と指摘している。」


米露の二大国の核軍縮を尻目に『国家の安全維持に必要な最低水準の核戦力を維持する』と実質的に自国の核戦力を増大させる中共支那。『中国は核の全面廃棄を主張し、核の先制不使用政策を守り、非核国への核使用・核による威嚇は行わない』という公約も『戦術核の主要な目標に日本も入っている』という実態を見れば、明らかに建前であり、本音ではありません。核兵器の恐ろしさを日本のような被爆国のように知らない中共支那は、ウイグル・チベット・内モンゴルでの核実験によるウイグル・チベット・モンゴル人の健康被害など無視している実態を考えると、いざ戦争となれば、相手が、非核国でも平気で核兵器を使用するでしょう。そもそも、『国家の安全維持に必要な最低水準の核戦力』がどの程度かも客観的数値で示さない中共支那の言う事は全く信用できません。『自衛のための核戦略は堅持する』というが、どこの国を仮想敵国にしているのでしょう。中共支那の保有核弾頭数が約240発と言われていますが、約2000発という資料もあります。中共支那を上回る核戦力を保持しているのは米露二大国しかなく、現在の国際情勢から考えて、中共支那がこれら二大国を相手にするとは考えにくく、中共支那の最終目標は、アジア・アフリカ地域の『覇権』であり、特に東アジア・東南アジアを席巻して『大中華帝国』・『大中華圏』を建設することにあり、その為の核兵器も含めた軍備拡大と考えれば、納得がいきます。非核国である日本は既に中共支那の相手にもならなくなっています。北朝鮮の核保有や米国の核の傘が最早当てにならなくなりつつある現状では、日本も自衛の為の核兵器保有が不可欠なのですが、日本の現在の政治情勢では、まず無理でしょう。故・サミュエル・ハンチントン教授の言う通り、日本は将来、中共支那に飲み込まれてしまうシナリオとなりそうです。

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