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米軍、続々と新兵器を開発!! [国際・政治情勢]

「米国防総省、地球上どこでも1時間以内に攻撃できるという新型ミサイル原型機の発射実験

2010年04月24日 18時37分 提供元:FNNニュース

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アメリカ国防総省は、地球上のどこでも1時間以内に攻撃できるという新型ミサイルの原型機の発射実験を行い、その映像を公開した。公開したのは、オバマ大統領の核兵器削減路線に先行して、核兵器に代わる抑止力維持のための兵器として開発中のCSM(通常打撃ミサイル)の原型機の発射実験の様子。CSMはマッハ20を超える速度で飛び、将来は洞窟(どうくつ)に潜むテロリストやミサイルや核施設をピンポイントで攻撃できるという。」

「地球のどこでも1時間以内に攻撃 米、通常兵器で軍事優位に

2010年4月24日(土)10:10 共同通信

 【ワシントン共同】米国防総省が地球上のどこでも1時間以内に攻撃できる通常兵器を開発しており、早ければ14年の配備開始を構想していることが23日、判明した。長距離ミサイルに搭載して超音速で移動し、照準地点近くで分離、衛星情報を得ながら誘導する。同日付の米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。核軍縮を進めながらも新たな通常戦力で軍事的優位を確保するオバマ政権の戦略が鮮明になった。」

「軍事用無人シャトル打ち上げ=秘密の試験、宇宙兵器開発か-米

2010年4月23日(金)16:03 時事通信

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無人実験機X37B=米空軍提供

 【ワシントン時事】米空軍は22日、開発中の軍事用無人シャトル「X37B」をケープカナベラル空軍基地(フロリダ州)からアトラスロケットで打ち上げた。空軍は計画の詳細を公表しておらず、将来、地球低軌道の人工衛星を打ち落とす兵器にするのではないかとの見方も出ている。

 X37Bは航空宇宙局(NASA)のスペースシャトルと同じ再利用型。全長約9メートル、翼幅約4.5メートルで、スペースシャトルの4分の1ほどの大きさ。」 

「米軍、最高機密の軍事用無人シャトル打ち上げ

2010年04月23日 19:41 発信地:ワシントンD.C./米国

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米国の軍事用無人シャトル「X-37B」(撮影日、撮影場所不明)。(c)AFP/US AIR FORCE

【4月23日 AFP】米空軍は22日午後7時52分(日本時間23日午前8時52分)、米フロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape Canaveral)空軍基地から、開発中の軍事用無人シャトル「X-37B」をアトラスV(Atlas V)ロケットで打ち上げた。同軍はビデオ映像を発表したが、この無人シャトルは秘密のベールに包まれている。

 米空軍広報担当のアンジー・ブレア(Angie Blair)少佐は、AFPの取材に打ち上げが完了した事実は認めた。同軍ウェブサイトの情報から、大きな支障もなく当初の計画どおり進められたものとみられる。

 X-37Bは全長8.9メートル、翼幅4.5メートルでスペースシャトルのような形状をした再利用型の宇宙船(往還機)。数年にわたり開発されてきたが、目的や役割については明かにされておらず、空軍は人工衛星計画で使用する予定の新技術や装備の「軌道上実験」を行うとのみ発表している。今回の飛行では運用管制官がシャトルの誘導・航法・管理システムを監視することは明らかにしたが、貨物室に何を積んでいるのか、また、どのような実験が予定されているのかは伏せられている。

 計画予算は数百万ドルに上るとみられるが、国防総省では正確な予算についても、また軍事的任務に関する質問についても回答を避けている。

 X-37Bはカリフォルニア(California)州のバンデンバーグ空軍基地(Vandenberg Air Force Base)に帰還する予定だが、ミッションの期間も明らかにしていない。空軍衛星計画担当のゲーリー・ペイトン(Gary Payton)副次官も今週の記者会見で「正直われわれもいつ帰還するのか知らない」と答えた。同シャトルの宇宙空間での稼働限界期間は9か月だという。またペイトン副次官は、実験飛行の結果は「将来の(米空軍の)戦闘機開発」に利用されると語った。

 観測筋は、国防総省は軍事利用できる無人シャトルを念頭に置いているはずで、そうでなければこれほどの時間や費用をかけるはずがないと話している。

 ボーイング(Boeing)が製造したX-37Bは、宇宙空間でのエネルギー源として太陽電池とリチウムイオン電池を使用する。99年に米航空宇宙局(NASA)のプロジェクトとして開始されたがその後、空軍に引き継がれた。空軍は2機目のX-37Bを2011年に打ち上げる予定だ。(c)AFP」

「アトラスVロケット、米空軍のX-37Bを打ち上げ

sorae.jp - ‎2010年4月22日‎

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Image credit: ULA

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Image credit: Boeing Phantom Works
米空軍とユナイテッド・ローンチ・アライアンス社(ULA)はアメリカ東部夏時間4月22日19時52分(日本時間4月23日8時52分)、米空軍のX-37B軌道試験機(OTV:Orbital Test Vehicle)を載せたアトラスロケット(アトラスV)を、ケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げた。

打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約17分後、ロケットとX-37Bが所定な軌道に入り、打ち上げは成功した。

「OTVの試験で重要な役割を果たしたことに誇りに思います。今日の打ち上げ成功は空軍とULAの密接なチームワークを強調したものです」

今回の打ち上げ成功について、ULA社のマーク・ウィルキンス副社長はこのように述べた。

X-37Bは宇宙空間から無人で帰還できる宇宙船。長さ約9メートル、翼幅約4.5メートル、重さ約5000キロで、スペースシャトル(オービター)と比較すると、大きさは4分の1程度しかない。

米空軍は今後数週間にわたって、地球周回軌道でX-37Bの試験を行った後、X-37Bを大気圏再突入させ、無人でバンデンバーグ空軍基地もしくはエドワーズ空軍基地に着陸させる予定。

X-37計画は元々米航空宇宙局(NASA)が進めていた、スペースシャトルの軌道から帰還させる使い捨て機体の計画だった。しかし、2002年にX-37A滑空試験機とX-37B軌道試験機にそれぞれ別れ、さらに、2004年にNASAが計画を断念したことにより、管轄が米国防総省国防高等研究事業局(DARPA)に変わり、計画も大幅に遅れていた。」


オバマ大統領になってから、米国もF-22ラプター戦闘機の生産中止や、弾道ミサイル防衛システムの研究中止、核軍縮と、経済的逼迫による軍縮ばかりしているかと思いきや、世界中どこもたった一時間で攻撃できる兵器システムの構築、宇宙戦闘機などの宇宙兵器の開発と、流石に『平和ボケ』の日本などと違い、安全保障問題をなおざりにはしていませんね。軍拡を進めるロシア・中国の両大国とイラン・北朝鮮などの新規の核兵器開発国とテロリストに対する備えをちゃんとしています。日本も少しは見習うべきです。

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