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今そこにある危機(209) [国際・政治情勢]


【自衛隊】日本の防空 主力戦闘機F-15とその先

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複座型のF-15DJ(手前)と単座型のF-15J(奥)
第6航空団第306飛行隊所属機

「飛行ショーの自衛隊機から尾翼落下…福岡

2009年11月29日(日)12時55分配信 読売新聞

 29日午前9時35分頃、航空自衛隊築城(ついき)基地(福岡県築上町など)で催されていた航空祭で、基地上空を単独でショー飛行していたF15戦闘機(一人乗り)の水平尾翼左前部と垂直尾翼左側のそれぞれの一部分が落下した。

 築城基地や福岡県警豊前署によると、落下した部品はバラバラになって基地一帯に落下したとみられるが、今のところけが人や建物への被害の情報はないという。この戦闘機は部品落下の直後、同基地に着陸。乗員にもけがはなかった。

 航空祭はこの日午前8時から始まり、当時は約2万5000人が来場していたという。」

「F15の尾翼が落下=航空ショーの最中に-福岡

2009年11月29日(日)16時3分配信 時事通信

 29日午前9時35分ごろ、福岡県築上町の航空自衛隊築城基地で行われていた「築城基地航空祭」で、飛行中のF15戦闘機1機から尾翼の一部が落下する事故があった。観客や周辺の建物に被害はなかった。
 同基地によると、事故機は午前9時半ごろ、3機編隊で展示飛行を開始。その後、単独で飛行中に左水平尾翼と左垂直尾翼の一部が落下した。部品は基地内や基地南西部の国有地に落ちた。既に部品を回収し、詳しい事故原因を調べているという。
 築城基地航空祭は毎年この時期に基地を一般開放し、展示飛行などを行っている。昨年は約5万人がこのイベントを訪れた。」 
「航空祭で空自F15尾翼落下 福岡・築城基地、けが人なし

2009/11/29 17:16 【共同通信】

 29日午前9時半ごろ、航空自衛隊築城基地(福岡県築上町など)で開かれた航空祭で、離陸直後のF15戦闘機から、左側水平尾翼の先端部などが落下した。航空祭には約6万人が見に来ていたが、けが人や建物の被害報告はないという。同基地が落下原因を調べている。

 築城基地によると、同基地所属のF15戦闘機3機が午前9時半ごろ、日ごろの訓練の様子や成果を紹介するため飛行したが、うち1機が部品落下に気づき、すぐに着陸した。落下したのは、長さ約240センチ、重さ約5・5キロの水平尾翼先端部と、垂直尾翼の一部。いずれもバラバラになって、基地周辺の国有地と民間の空き地に落ちた。

 空自では第2航空団(北海道千歳市)のF15が今月25日、北海道沖で訓練中に重さ約200キロのエンジン部品を落下させる事故があったばかり。」

「F15部品落下はボルトの破断か

2009年11月27日 1時48分 毎日新聞 

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左エンジンのノズル部分が脱落したF15戦闘機の後部=航空自衛隊千歳基地提供

 航空自衛隊千歳基地(千歳市)所属のF15戦闘機が25日に積丹半島沖で左エンジンの一部を落とした事故で、同基地は26日、脱落したのは左エンジンに搭載された内部の熱を遮断するオグメンターライナーと、推力を調整する可変式ノズルだったと発表した。またライナーとエンジン本体を止めたボルトの一部が折れていたことも分かった。同基地では、すべての同型機を点検し安全を確認した後、同日午前から訓練を再開した。

 同基地によると、部品が脱落した機体は25日午後3時ごろ離陸、他の3機と空中戦の訓練をしていた。推力を上げ左へ旋回した後に推力を落としたところ、異常を示す警告灯が点灯。別の機が後部を確認すると左エンジンの一部が脱落していた。

 脱落した部品は長さ約2・2メートル、直径約1・2メートルで、重さは約200キロだった。ボルトが折れた理由は分からず、引き続き原因調査を続ける。エンジン部品の脱落は、94年に空自新田原基地(宮崎県)所属の同型機でも発生。それ以降、200時間ごとの定期点検を実施しており、今回、部品が脱落した機体は次の定期点検まで残り40時間だった。

 道と千歳、苫小牧両市は25日、原因究明や安全確認の徹底を申し入れたほか、北海道平和委員会など5団体も26日、戦闘機訓練の中止などを求める文書を送った。【久野華代】」

「中国空軍の新鋭機投入進む 日本、航空優勢喪失を懸念

2009/11/11 17:42 【共同通信】

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北京市郊外を飛行する中国空軍の戦闘機「殲10」=3日(共同)

 【北京共同】中国空軍は11日、創設60年を迎えた。21年連続で2けたの伸びを続ける巨額の軍事費を背景に、最新鋭戦闘機の開発を進め、空中警戒管制機(AWACS)も配備するなど攻勢をかけており、日本の軍事筋からは「日本の航空優勢が失われる」と、懸念の声が上がっている。

 10月1日の建国60周年の大軍事パレードで空軍は、自主開発したとするAWACS「KJ2000」を初公開した。KJ2000は、昨年5月の四川大地震の救援活動や8月の北京五輪のテロ防止のため、上空で情報集約と指揮コントロールを行うなど、既に“実戦”で使用が始まっている。

 カナダの軍事専門家、平可夫氏によると、中国空軍は、航空自衛隊が約200機所有するF15戦闘機に匹敵する性能を持つとされる「殲11」を約280機、F16に匹敵するとされる「殲10」を約140機配備。日本の軍事筋は「数では劣るが、日本はAWACSとの連携で、質で勝っていた」と指摘、「中国もAWACSを運用すると、(有事の際の)航空優勢はなくなりつつあると考えた方がいい」と分析する。

<もっと知りたい ニュースの「言葉」>

AWACS(1992年12月12日)機体の背に円盤状のレーダーを載せた早期警戒管制用の航空機。低空で侵入して来る敵機を捕そくし、味方の戦闘機に迎撃命令を出し、作戦を指揮する。「空飛ぶ司令部」の別名がある。中期防(一九九一―九五年度)では四機を導入、将来的には早期警戒機E2C十二機と合わせ警戒飛行部隊一個隊を編成する計画。

F15戦闘機(2005年9月6日)米マクドネル・ダグラス社(現ボーイング社)が開発、国内では三菱重工がライセンス生産している迎撃戦闘機。乗員は1人(訓練用機は2人)で、優れた運動性能を持ち、自動化が進んでいるのが特徴。航空自衛隊は1982年に配備を始め、現在主力戦闘機として約200機を保有している。94年度の価格は1機約130億円だった。」


前回のエンジン脱落事故同様、幸いにも怪我人も建物の被害もありませんでしたが、ただ単なる整備ミスなのか、それとも、F15の耐用年数が残り少ないのか分かりませんが、後者でないことを祈ります。まだ、次期主力戦闘機はとてもではないですが調達は無理ですし、日本政府が売国民主党政権ですから安全保障問題など重視しないでしょうし、困ったことです。

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